今回ご紹介するIPO案件は、カオナビ(4435)について説明していきます。

 

最後に、管理人の当てにならない本気度予想をしていますので、見てくださいね。

 

カオナビ(4435)は、東証マザーズの上場予定で、想定価格1,780円となっています。

 

ブックビルディング期間は2月28日(木)~3月6日(水)で、上場日は3月15日(金)となります。

 

カオナビ(4435)はどんな会社?

カオナビの事業領域は、勤怠管理・給与計算・社会保険・雇用契約などの労務管理領域ではなく、人事評価・人材配置・人材採用・人材育成などの人材管理領域となります。

 

カオナビは、主に人材管理領域に経営資源を投下して事業成長を実現していきます。

 

「カオナビ」は、企業の経営陣や管理職が抱える「社員の顔と名前が一致しない」というシンプルな課題を解決するために生まれたサービスです。

 

企業においては、例えば、「人事情報が紙や電子ファイル等に分散しており管理が煩雑」「社員のスキルや特性が見えないため最適な人材配置が困難」「最適な評価ワークフローの構築が困難」「社員が急増して顔と名前が一致しない」「人材データを有効活用できない」といった課題を抱えている場合があります。

 

このような課題を解決するべく、「カオナビ」が各機能を提供しており、人材情報の一元管理による業務効率化、適材適所の人材配置による生産性向上、適正評価に基づく人材開発、適切な人事戦略による経営基盤強化のような効果が期待されます。

 

また、顔と名前の一致により社内でのコミュニケーションが活性化され、社員の離職防止につながるといった効果も期待できます。

 

「カオナビ」の主な機能

●人材データベース

顔写真が画面にパッと並ぶ顔写真インターフェース。項目も自由にカスタマイズ

 

●社員リスト

例えば優秀層の抜擢など、条件で絞り込んだメンバーを顔写真付きのリストで管理

 

●配置バランス図

顔写真をアイコンに、評価や所属などを軸に配置バランスを俯瞰

 

●組織ツリー図

顔写真が並ぶ組織ツリー図。配置・抜擢・異動などのシュミレーションも可能

 

●社員アンケート

異動希望や新事業のアイディアなど、社員の声を集約できる社内アンケート

 

●評価ワークフロー

MBOやOKR、360ド評価など、あらゆる評価制度を柔軟に運用できる評価ワークフロー

 

●社員データグラフ

男女比や資格保有比率など見たい切り口で社員の傾向をグラフで可視化

 

●社員情報ソート

評価や資格など特定の項目を絞り込んだ社員情報を自由に並び替え

 

●API連携

基幹システムや他サービスとデータを連携できるAPIを提供

 

カオナビ(4435)の情報・業績

カオナビ(4435)のIPO上場規模は、最大で17.8億円であり、マザーズの中では中型案件となります。小型案件であればあるほど、初値リターンはよいです。

 

オファリング・レシオ:18.9%と標準的です。(20%以下は「レア度」が高いため初値高騰の要因)

 

●主な株主とロックアップ状況

株主名 保有割合 ロックアップ
柳橋 仁機 42.36%
合同会社RSIファンド1号 21.74%
大和ベンチャー1号投資事業有限責任組合 10.82%
佐藤 寛之 4.53%
株式会社アスパイア 4.42%
NVCC7号投資事業有限責任組合 4.17%
田丸 拓也 2.83%
NVCC8号投資事業有限責任組合 2.65%
株式会社新生銀行 0.88%
島 浩文 0.53%

 

●カオナビの業績

回次 第6期 第7期 第8期 第9期 第10期
決算年月 平成26年3月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月 平成30年3月
売上高(千円) 51,228 113,413 238,963 454,822 952,417
経常利益又は経常損失(千円) -10,140 -2,834 -56,433 -213,568 -249,725
当期純利益又は当期損失(千円) -10,321 -5,007 -38,764 -207,318 -282,968
資本金(千円) 40,000 90,400 90,400 240,850 440,850
発行済株式数

普通株式

A種優先株式

290

3,460

3,460

3,460

708

38,600

7,080

純資産額(千円) 26,284 122,077 83,313 176,895 293,927
総資産額(千円) 36,651 143,691 167,935 381,200 882,035
1株当たり純資産(円) 90,636.13 35,282.49 24,078.90 -29.75 -1.53
1株当たり配当額
1株当たり純利益又は純損失金額(円) -36,860.20 -1,487.25 -11,203.59 -51.77 65.91
自己資本比率(%) 71.7 85.0 49.6 46.4 33.3
自己資本利益率(%)
株価収益率(%)
配当性向(%)
営業活動CF(千円) -123,204 -75,626
投資活動CF(千円) -39,830 -141,965
財務活動CF(千円) 312,617 553,976
現金等残高(千円) 250,578 586,963
従業員数(名) 4 9 19 34 81

 

●取り扱い証券会社

主幹事:大和証券

東海東京証券・SBI証券・みずほ証券・マネックス証券・エース証券

 

カオナビ(4435)IPOのまとめ

事業内容は、クラウド人材マネジメントシステム「カオナビ」の提供です。

 

IPOにおける人気度はかなり高い業種となります。

 

IPOの資金用途は、事業拡大に伴う人材確保に係る人件費、認知度向上及び顧客基盤拡大に係るマーケティング費、「カオナビ」サービスに付随する新機能開発に係る開発費や人材採用に係る採用費に充当する予定です。

 

上位株主にはベンチャーキャピタルは存在しますが、満遍なくロックアップがかかっている状況です。

 

業績面は、右肩上がりですが、予想PERは赤字となっているところをどう判断すかだと思います。

上場規模は17.8億円とマザーズとしては中型案件ですが、オファリング・レシオは18.9%(20%以下は「レア度」が高いため初値高騰の要因)と標準的です。

 

IPO的な人気度を考えると、「クラウド」というキーワードもあり、かなり魅力的ですが、PERが赤字というのが気になります。

 

類似企業と比較すると割高感もあります。

 

悩みましたが管理人は、IPOの人気度を踏まえブックビルディングは参加の予定です。

 

管理人の本気度

B

 

A:絶対ほしい

B:まあまあ欲しい

C:見送り

カオナビ(4435)IPO情報のおさらい

●ブックビルディング:2/28(木)~3/6(水)

 

●上場日:3/15(金)

 

●想定価格:1,780円

 

●市場:東証マザーズ

 

●IPO規模:最大約17.8億円で、マザーズとしては中型案件

 

●オファリング・レシオ:18.9%と標準的

(20%以下は「レア度」が高いため初値高騰の要因)

 

●取り扱い証券会社

大和証券(主幹事)・東海東京証券・SBI証券・みずほ証券・マネックス証券・エース証券