6月5日に20万ロットのポジションを取った南アフリカランドを7月11日に決済しました。
●7.3円でポジションを取り、7.735円で決済です。
●為替損益:87,000円
●スワップポイント:10,500円
●合計:97,500円
約1ヵ月で97,500円の利益には満足しています。
もっとゆっくり上昇していくと思っていたので、スワップポイントの積み上げが物足りないように感じましたが、欲張らずによしとしました。
管理人が決済した後も、ランドは上値を維持しています(7.75円~7.9円あたり)。
今後は、どうなっていくでしょうか?
管理人が決済した理由としては、7月18日に南アフリカの政策金利の発表があり、市場は利下げと予想しているため、相場が荒れる前に利確しておこうと思いました。
しかし、利下げが織り込み済みとなっているため、据え置きならサプライズとなり、ランドは大幅に上昇する可能性もあります。
その可能性を期待してポジションキープでもよいかと思いましたが、管理人とは逆の方向に行くことが多いので、欲張らず利確しました。
また、7.5円くらいまで下降してきたらポジション形成のタイミングを計っていきたいです。
Contents
今後の南アフリカ展望
●米国の利下げ
米国が利下げすると新興国通貨は大いに上昇する可能性があります。
短期で考えるなら、ポジションをとってみるのもありかな?
●国営電力会社エスコムの問題
エスコムの債務問題は、南アフリカランドの永遠の課題です。
ラマポーザ政権は、長きにわたるエスコム債務問題解決の方向性を見出せるか市場は、みています。
エスコムの財政が改善されない限りは、計画停電も頻繁に起こり、電力不足は国内生産力の低下を招いてしまい。
GDPにも大きな影響を及ぼします。
●ムーディーズの格付け発表
南アフリカにとっては、ムーディーズの格付け発表は、生死を分けます。
格下げになったら南アフリカはジャンク認定となり、トルコリラのように下降線を一気にたどっていくことになります。
いかにして格付け据え置きにもっていくかは、なんといってもエスコム問題に着手し、債務問題の解決の糸口が明確になることが重要かと思います。
まとめ
今回のポジション形成と利確のタイミングは、かなりビビりがあり、速攻で利確をしてしまいました。
本来であればじっくりと時間をかけスワップポイントが貯まったところで、利確するのが望ましいのですが、ランドの上下の動きが早く、じっくり分析してポジションを増やしたり、一部利確したりするなどの行動ができませんでした。
ポジション形成したのが6月5日でしたが、その後もランドが下落し、0.1円刻みで追加のタイミングを計っていたのですが、あまりにも下落のスピードが速くビビってしまい、指値幅を0.3円に変更してしまいました。
そのため、追加ポジションは形成できず、あっという間にランドは上昇してしまいました。
やはり、チャートを見ていると心理状況が大きく揺れ動き、当初決めていたことを変えてしまうという具を犯してしまいます。
今回の反省を次回に活かしたいと思います。