こんにちは。戦国おやじです。

 

南アフリカランドの1週間を振り返ってみたいと思います。

 

今週は南アフリカにとってあまりよくないことが色々あり、チャートは、8.0円台を割ってきました。

 

統計発表や山積みの国内問題・格付け・世界情勢など、余談を許さない状況がまだまだ続きます。

 

来週は8.0円台を回復するのか、このままずるずると下降していくのか、FOMC議事要旨などのイベントも控えているので注視していく必要がありますね。

 

管理人的には来週中に8.0円を回復するのは厳しい状況ではないかと推察します。

 

 

     南アフリカランドの状況

●ESKOMが停電を実施

南アフリカにとってガンであるESKOMが、政府の3分割案に対する意趣返しとして、大規模停電を実施しました。

 

停電レベルにはステージ4まであり、2番目にレベルが高いステージ3の実施に踏み切りました。

 

ESKOMの停電実施によ、家庭や企業に影響が出始めています。

 

この行動は、投資家を怒らせてしまい、ランド債と国債の急上昇を招いてしまいました。

 

ランド/円は急落してしまい、一気に8.0円台を割ってきました。これはまずいです。

 

ラマポーザ大統領は、20日の予算案の発表時にESKOMの再建にむけて何らかの発表をするようです。

 

ESKOMの再建案が市場を納得させるものでなければ、ランドは大荒れになるかもしれません。

 

●南アフリカ12月小売売上高の発表

213日に南アフリカ小売り売上高の発表があり、思いのほか悪く、ランド売り圧力を強める結果となりました。

 

前回2.9%で予想は2.7%でしたが、予想を大きく下回る-1.4%という結果でした。

 

その結果を受けてランドの売り圧力が強くなっていき、それに加えてESKOMの停電実施ですから、最悪です。

 

●南アフリカ航空(SAA)は競争事件解決へ一歩

南アフリカ国営企業はESKOMだけでなく、もう一つガンとなる南アフリカ航空があります。

 

2011年以来利益が出ておらす、昨年政府から50億ランドの救済を受けている企業です。

 

その南アフリカ航空が地元ライバル企業であるComairと紛争問題があります。

 

南アフリカ航空の旅行代理店のインセンティブスキームは、反競争的であるとComairから南アフリカ航空に対し、損害賠償請求が出されている状況でした。

 

これに対し南アフリカ航空は競争事件を解決するためにComairに対し7800万ドル支払うことを発表しました。

 

この対応が市場にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

 

利益が出ていない南アフリカ航空はどこから7800万ドルの資金を調達するのでしょうか?

 

     南アフリカランド来週の動き

来週は何といっても20日の予算発表です。

 

大統領がESKOMの再建案についても発表するということなので、注目度はかなり高いです。

 

対応を間違うと、市場から見放されランドは大幅下落となります。もちろんムーディーズの格付けにも大きな影響を及ぼすので、予算発表は大注目です。

 

また、CPI(消費者物価指数)の発表もありますので注視していく必要があります。

 

いずれにしろ管理人にとっては、もしかしてランドのポジション形成をするチャンスが巡ってくる可能性もあるのでしっかりと対応したいと思います。

 

皆さまも利確・損切・ポジション形成を意識しながら、南アフリカ予算発表とランドのチャートを見ていきましょう。