日経平均株価は米中貿易戦争に振り回される展開が続いています。

 

株価は7月11日に心理的な節目である2万2,000円を割り込み、さらなる下落につながるかに見えましたが、米国株式市場が短期的には下落トレンドから上昇トレンドに転換したことに加え、為替が112円までドル高円売りが進行した影響で、日経平均も2万2,000円台を回復しました。

 

しかし、貿易摩擦問題が改善したわけではなく、膠着状態に入っているだけなので、またいつトランプ大統領の発言によって市場は大きく動く可能性があるので油断できません。

 

いずれにしろ、堅調に推移していくには、日銀のETFの買い支えと為替がドル高円安であることが重要です。

 

○日銀ETF買い入れ額と残額

日付 ETF買入額(残額) 企業支援ETF J-REIT(残額)
7月13日 ー(2兆3747億円) 12億円 ー(516億円)
7月12日 ー(2兆3759億円) 12億円 ー(516億円)
7月11日 705億円(2兆3771億円) 12億円 ー(516億円)
7月10日 ー(4兆4488億円) 12億円 ー(516億円)
7月9日 ー(4兆4500億円) 12億円 ー(516億円)
7月6日 ー(2兆4512億円) 12億円 ー(516億円)
7月5日 ー(2兆4524億円) 12億円 -(516億円)
7月4日 705億円(2兆4536億円) 12億円 12億円(516億円)
7月3日 -(2兆5253億円) 12億円 -(528億円)
7月2日 ー(2兆5265億円) 12億円 -(528億円)
6月29日 703億円(2兆5227億円) 12億円 -(528億円)
6月28日 703億円(2兆5992億円) 12億円 12億円(528億円)
6月27日 703億円(2兆6707億円) 12億円 12億円(540億円)
6月26日 703億円(2兆7422億円) 12億円 -(552億円)
6月25日 703億円(2兆8137億円) 12億円 -(552億円)

 

 

 

     テクニカル面から考察

日経平均は短期的には2万3,000円を超えたところでダブルトップを形成していますので、足元は下落トレンド中だと思います。

 

管理人的には2万3,000円に戻るのであれば売りから参入することも考えています。

 

 

     為替から考察

為替は、FRBの利上げ加速期待を背景にドル買いの興味が増しており、ドル高円売りが進行していくのではないかと思います。

 

この流れは株式市場にとっても下値を支える大きな材料です。

 

しかし、米中貿易摩擦が激化し、中国の経済成長が阻害される可能性が出た場合、世界経済の減速懸念で円買いが強まり、株式にも大きな影響を及ぼします。

 

ただ、中国への追加制裁発動は9月ごろと見られているため現在は、過度の懸念は後退し、円売りに振れやすい状況です。

 

しかし、16日の中国のGDPの発表があり、市場予想(前年比+6.7%程度)を下回ると、世界経済の減速に対する警戒が強まり、円買いが進む可能性がありますので、16日の中国のGDP発表は要注意です。

 

貿易摩擦により、中国発の経済崩れが起こると、世界中に影響を及ぼします。

 

中国の経済指標の発表や上海総合指数の値動きもチェックしながら自分のポジションを決めていかなければなりません。

 

 

     原油相場

需給緩和の予測などを受けて7原油価格は70ドル台半ばです。

 

サウジアラビアの増産がOPEC原油生産量に影響を及ぼしているようで、OPEC原油生産量が増加しています。

 

しかし、本当にサウジの増産でイラン制裁が実行された場合の、削減量が補えるのでしょうか?

 

また、実際にイランから原油を輸入した諸外国は、トランプ大統領の一声で、イランからの原油輸入を停止するのでしょうか?

 

もう一つ疑問なのが、サウジアラビア・UAEなどは、どの程度の増産余力があるのかということです。

 

イランの原油生産量だけでなく、リビア・ベネズエラ・アンゴラなどの減産分をいつまで補えきれるのでしょうか?

 

リビア・アンゴラ・ベネズエラの原油生産が軌道にのる目処はたっているのでしょうか?

 

正直、資金があるようには思えないんですよね。

 

少ない情報で色々分析しても全く先が読めません。

 

実際は、サウジなどが増産しても、減産分は全く穴埋めできない可能性だってあるのではないかと考えてしまいます。

 

なので、CFD原油は短期売買に徹し、小さなレンジの中で売りも買いも両方で少ない利益を取っていきながら、大きな流れの変化を見逃さないよう様子を見ていきたいです。

○今週のEIAの統計発表

 

11日にはEIAの週間抽出量の発表もありましたので載せておきます。

 

●7月11日EIA統計発表

指標 実際 予想 前回
原油在庫 -12.633M -4.489M 1.245M
原油輸入 -1.315M 1.363M
クッシング原油在庫 -2.062M -2.113M
EIA週間株式の留出物 4.125M 1.200M 0.134M
ガソリン生産 0.388M 0.104M
米ガソリン在庫 -0.694 -0.750M -1.505M

 

EIAの週間統計は、先週末の原油在庫は449万バレル減少予想に対し、前週比1,263万バレルと大きく減少しました。680万バレル減だったAPIの数値も大きく超えています。

 

 

     まとめと来週の取り組み

株式相場は、中国の動向と為替を見ながら、2万3,000円を超えることがあれば売りで参戦し、それ以外は様子見とします。

 

原油は、小まめに売り買いをしていき、OPECの原油生産量とイラン制裁による減産の穴埋めがどのようになっていくか注視していきたいです。

 

中々、波になるのは難しいです。

 

管理人のような投資初心者は、このような時は、無理に参戦しないで、株式の勉強に力を入れいった方がよいかもしれません。

 

自分の投資スタイルを見つけるために、スクリーニングの活用術などを勉強していきたいと考えています。

 

また、IPO投資は、市場の乱高下による影響が比較的少なく、コンスタントに利益が取れるので、コチラは常時参戦していたいです。

 

IPO投資について知りたい投資初心者はコチラも参照してみてください。

(投資初心者でも利益が出せるIPO投資の魅力について)