今回ご紹介するIPO案件は、東海ソフト(4430)について説明していきます。

 

最後に、管理人の当てにならない本気度予想をしていますので、見てくださいね。

 

東海ソフト(4430)は、東証2部の上場予定で、想定価格1,290円となっています。

 

ブックビルディング期間は2月8日(金)~2月15日(金)で、上場日は2月27日(水)となります。

 

東海ソフト(4430)はどんな会社?

東海ソフトは、独立系ソフトウエア開発会社でありますが、多くのソフトウエア開発の協力会社を活用し、ソフトウエア受託開発及びソフトウエア開発に係る役務の提供を主たる事業としています。

 

組み込み関連事業

組み込み関連事業は、自動車をはじめ船舶・工事及び農業用特殊車両等に掲載されるECUのソフトウエア開発に係る車載関連開発及びデジタル家電から自動販売機やATM等の制御ソフトウエアの開発に係る民生・産業機器関連開発を主たる事業としています。

 

製造・流通及び業務システム関連事業

製造・流通及び業務システム関連事業は、工場の生産ラインや物流システムの搬送装置等を監視・制御するソフトウエア開発を中心とした製造・流通システム関連開発及び製造業向けの生産管理、在庫管理、品質管理等を中心とした業務システム関連開発を主たる事業としています。

 

金融・公共関連事業

金融・公共関連事業は、大手Slerの協力会社として、主に大手金融機関向けのソフトウエア開発及び各種省庁、地方自治体、大学、公益法人等のソフトウエア開発を主たる事業としています。

 

これらの事業の特徴としては、開発が大規模かつ長期間で複数の企業が参加するプロジェクト型の事業が大半であり、受託開発会社には、まとまった規模の開発人員とプロジェクトマネジメント能力とSler固有の開発手法や品質管理手法のノウハウ及びプラットフォーム活用のノウハウの蓄積が要求されます。

 

東海ソフトは、金融・公共関連事業における長年の開発実績を評価され、発注先であるSlerからこれらの要求を満たす開発会社として、安定的、継続的な受注・売上が可能な状況にあり、これら事業は当社業績に安定的に貢献しています。

 

東海ソフトは、これら大型プロジェクトに要求される、品質・セキュリティマネジメント、個人情報保護などの要件に対し、GMS、IMS、Pマーク、などを取得し、一層の受注拡大に向け開発体制を整えています。

 

東海ソフト(4430)の情報・業績

東海ソフト(4430)のIPO上場規模は、最大で8.9億円であり、東証2部の中では小型案件となります。小型案件であればあるほど、初値リターンはよいです。

 

オファリング・レシオは30.7%と高めです。(20%以下は「レア度」が高いため初値高騰の要因)

 

●主な株主とロックアップ状況

株主名 保有割合 ロックアップ
東海ソフト社員持株会 26.07%
水谷 慎介 25.92%
水谷 多嘉士 11.82%
伊藤 秀和 9.79%
大川 稔 4.32%
長尾 正己 4.02%
株式会社りそな銀行 3.60%
株式会社ネクスティエレクトロニクス 3.10%
株式会社大垣共立銀行 1.80%
株式会社OKBキャピタル 1.80%

 

●東海ソフトの業績

回次 第45期 第46期 第47期 第48期 第49期
決算年月 平成26年5月 平成27年5月 平成28年5月 平成29年5月 平成30年5月
売上高(千円) 4,174,213 4,516,119 5,407,113 5,450,465 5,790,964
経常利益又は経常損失(千円) 113,751 226,289 308,492 219,054 312,2163
当期純利益又は当期損失(千円) 56,069 28,338 234,369 156,903 221,879
資本金(千円) 221,150 221,150 221,150 221,150 221,150
発行済株式数(株) 172,500 172,500 172,500 172,500 172,500
純資産額(千円) 877,508 917,706 1,192,392 1,333,094 1,531,004
総資産額(千円) 2,513,800 2,728,498 3,017,888 2,908,573 3,270,524
1株当たり純資産(円) 5,792.14 6,057.47 7,383.24 825.44 947.99
1株当たり配当額 120 120 160 160 160
1株当たり純利益又は純損失金額(円) 370.09 187.05 1,537.28 97.15 137.38
自己資本比率(%) 34.91 33.63 39.51 45.83 46.81
自己資本利益率(%) 6.55 3.16 22.21 12.43 15.49
株価収益率(%)
配当性向(%) 32.42 64.15 10.41 16.47 11.65
営業活動CF(千円) -139,247 392,716
投資活動CF(千円) -45,969 62,407
財務活動CF(千円) -164,335 24,892
現金等残高(千円) 564,232 1,044,248
従業員数(名) 347 366 392 417 455

 

●取り扱い証券会社

主幹事:野村證券

SBI証券・SMBC日興証券・みずほ証券・三菱東京UFJモルガンスタンレー証券・岡三証券・東海東京証券・むさし証券・エース証券

 

東海ソフト(4430)IPOのまとめ

事業内容は、ソフトウエア受託開発及びソフトウエア開発に係る役務提供ということで、新規性はなく、IPO的にあまり人気度は高くありません。

 

IPOの資金用途は、設備資金・借入金の返済及び運転資金に充当する予定です。

 

上位株主には、ベンチャーキャピタルは存在せず、満遍なくロックアップがかかっている状況です。

 

業績面では、成長率は特に目を引くものもなく、オファリング・レシオも30.7%(20%以下は「レア度」が高いため初値高騰の要因)と高めですが、上場規模は、8.9億円と東証部2部では小型案件となっています。

 

上場規模は小型ですが、IPO的な新規性も乏しく、業績も目を見張るものがありません。

オファリング・レシオも30.7%と高めなので、ブックビルディング申し込みは躊躇してしまいまそうです。

 

仮条件次第で割安感がでれば、初値は多少のプラスリターンが期待できるかもしれません。

 

管理人の本気度

C~B

 

A:絶対ほしい

B:まあまあ欲しい

C:見送り

東海ソフト(4430)IPO情報のおさらい

●ブックビルディング:2/8(金)~2/15(金)

 

●上場日:2/27(水)

 

●想定価格:1,290円

 

●市場:東証2部

 

●IPO規模:最大約8.9億円で、東証2部としては小型案件

 

●オファリング・レシオ:30.7%と高め

(20%以下は「レア度」が高いため初値高騰の要因)

 

●取り扱い証券会社

野村證券(主幹事)・SBI証券・SMBC日興証券・みずほ証券・三菱東京UFJモルガンスタンレー証券・岡三証券・東海東京証券・むさし証券・エース証券