VIX指数は、負ける確率を下げながら安全に資産を増やす投資法として欠かせない取引の一つです。

 

VIX指数の取り引きは、GMOクリック証券のCFDの米国VIなどで取引できます。

 

VIX指数取引について詳しく知りたい方は、こちらもお読みください。


 

米国VIを取引きする場合、基本的には、売りでポジションを形成していると、負ける確率が低いです。

 

しかも、売りでポジションを形成していると価格調整でプラスの調整額が付与されますので一石二鳥です。

 

でも、市場が大荒れの時は、米国VIも上昇するので、それに合わせ買いポジションを形成したいと思ったり、株のヘッジとして米国VIの買いポジションを持っておきたいなどと思うこともあります。

 

そこでやっかいになってくるのが価格調整です。

 

 今回は、価格調整額の調べ方や価格調整を利用した取引タイミングについて説明していきます。

 

価格調整額とは?

 

先物トレードをしない人には、あまり馴染みのない言葉です。

 

先物トレードについては、ここでは説明しませんが、VIX指数で取引きするために知っとくべき言葉なので、簡単に説明します。

 

価格調整額とは、先物を乗りかける際に生じるロールオーバーコストのことです。

 

先物取引は、取引き期日があり、その期日がくるとトレードできなくなります。

 

その後もトレードするためには、次の期日の先物に乗り換える必要があります。

 

今取引きしている価格の先物(期近)と次の期日の先物(期先)では、価格が違うので、それを調整するためのコストが価格調整額です。

 

価格調整額をトレード画面で確かめよう!

価格調整額はどこに表示されているのか?

 

実際にGMOクリック証券の米国VIの画面で確認してみましょう。

①価格調整日

価格調整は月に1度、年間12回の調整があります。

 

②価格調整額

売りと買いでプラスの金額とマイナスの金額が表示されています。

 

価格調整日に売り買いどちらのポジションを保持している場合に発生する金額です。

 

米国VIのトレードをする場合、基本的に売りでポジション形成するケースが多いので、今回の場合、プラスの価格調整額が付与されることになります。

 

③期近と期先の金額の差が価格調整額です。 

VIX指数は、市場が安定しているときは緩やかに下降しており、その場合、基本的に期近の先物より期先の方が高いことが多いです。

 

この状態を「コンタンゴ」といいます。

 

逆に期先より期近の方が指数の値が高い場合を「バックワーデーション」と言います。

 

「バックワーデーション」になるケースは、紛争・戦争・経済混乱などにより、株式市場が大暴落した時、厳密にはSP500が大きく下落するケースにVIX指数は大幅に上昇し、バックワーデーションの状態になることがあります。

 

「コンタンゴ」と「バックワーデーション」でわかること

過去10年の「コンタンゴ」のデータで確認してみましょう。

 

過去10年で見てみるとおおよそ80%以上の確率でコンタンゴです。

 

つまり80以上の確率で期先の先物の方が指数が高くなっているということがグラフから読み取れます。

 

米国VIの売りポジションを形成している場合、80以上の確率でプラスの価格調整額が付与されるということになります。

 

ただし、市場が大荒れになりVIX指数が上昇しているときに、価格調整日に売りポジションを形成している場合は、「バックワーデーション」の状態となり、マイナスの価格調整額が付与されます。

 

実は管理人がVIX指数の取り引きはじめたころ、この「バックワーデーション」が続き、売りポジションを持っていた管理人は、マイナスの価格調整付与が続き、かなり焦ったことを思いだします。

 

通常は、売りポジションを持っているとプラスの価格調整額が付与されるので、管理人のようなケースは稀です。

 

価格調整額は事前にわかるのか?

 

皆さんが一番気になるのは、自分のポジションが「プラスの価格調整なのか?」・「マイナスの価格調整なのか?」・「価格調整額はいくらになるのか?」を事前に知ることができないのか?ということだと思います。

 

事前にわかればポジションの解消や買い増し・売り増しなど対処ができます。

 

GMOクリック証券の情報だけでは、価格調整日になってみなければいくらの価格調整になるかはわかりません。

 

そこで「VIX Central」サイトを利用します。

 

英語で色々と書いていますが、我々が最低限見なければいけない情報は、①~➂です。

 

価格調整額の求め方

①は期先のVIX指数で②期近のVIX指数です。

①(期先)-②(期近)=③(期近と期先の差)

③が価格調整額に反映されます。

 

実際に計算してみましょう。

(a)期近と期先の差:2.19

(b)コンバージョンレート:110

(c)取引単位:10

 

価格調整額=(a)×(b)×(c)

2.19×110円×102,409円 価格調整額は2,409円となります。

 

もし、米国VIの売りポジションを20保有していた場合、

20ポジション×2,409円=48,180円が付与されます。

 

逆に買いポジションを保有している場合は、-48,180円となります。

 

 このサイトで期近と期先のVIX指数がわかるので、ある程度の価格調整額とプラス付与かマイナス付与か判断できます。

 

しかし、100%ではありません。

 

価格価格調整日に市場を揺るがすような事案が起こった場合、コンタンゴからバックワーデーションに変わり、売りポジションを保有しているとマイナスの価格調整額が付与されます。

 

あくまでも参考にする程度にし、注意深くポジションコントロールしていくださいね。

 

価格調整後すぐにポジション形成

先日、価格調整がありました。

 

価格調整日のタイミングでポジション形成したらどうなるか検証していきたいと思います。

 

今回の調整額が非常に大きかったので、米国VIのチャートもピョンと跳ね上がりました。

 

そこで試しに売りで15ポジション程を形成してみました。

 

価格調整でぴょんと跳ね上がったチャートは徐々に落ちてくると踏んだ管理人は、超超短期決戦でポジション形成してみました。

 

 

はたしてどうなるか?後日報告します。

 

本来は、安全に利益を出す方法として「VIX指数両建てスイングトレード」を現在進行中ですが、あまりにも動きがないため、次のステージにいけていません。

 

そこで今回実験的に、価格調整後にポジション形成した場合に利益を得やすいかどうか検証してみようと思い、ポジション形成しました。