このブログは、管理人が45歳で息子が小学1年生の時に開始しています。
ブログを開始するきっかけは息子が小学校に入学するにあたり、息子の学習面を管理人が担当することが決定したため、学習方法の考察や取り組みを振り返るための記録として残しておきたいという思いと、管理人と同じように家庭学習に取り組んでいる親子の参考になればという思いで開始しました。
何故、管理人が学習の担当になったかというと、妻曰く「勉強を教えるとイライラして息子を強く叱ってしまう」ということらしいです。
確かに初めての勉強で怒られてばかりいると勉強が嫌いになってしまう恐れがあるため、管理人が担当した方がよいと納得しました。
管理人の性格は比較的温厚で歳をとってからできた息子ということもあり、自分でも親バカだなーと思う程、溺愛しています。
息子も管理人には非常になついており、お父さん大好きっ子です。
管理人と遊んだり、しゃべったりするのが大好きなので(父としては非常に嬉しいです)、管理人の話には耳を傾けます。
息子の性格は活発で、お話好きです。幼稚園では、手がかかるやんちゃな部類の園児でした。
しかし、むちゃくちゃ暴れるという訳ではなく、好奇心が旺盛で、自分の興味あることに一直線に進んでしまい、その他のことが目に入らないという感じです。
自分のやりたいことに熱中しすぎるあまり、母親に「○○しなさい」と注意されても、なんだかんだと理由をつけてやらないことが多く、母親と喧嘩をしていることもしょっちゅうです。
管理人としては、あまり何でも「はい、はい」と親の言うことを聞くのは子供らしくなく、怖い感じがします。
そう考えると息子は自己主張ができてよいのではないかと思っていますが、母親にとっては手がかかる子供のようです。
母親と息子が喧嘩しながら一緒に勉強してもお互いにストレスになりますし、子供にとっては「勉強=怒られる=勉強は嫌い」になってしまう恐れもあるので、管理人が学習面をサポートするのがよいだろうという結論に至りました。
取り組みの第一歩は、家庭学習は何をしたらよいのか情報収集することから始めました。
どのように息子と勉強を取り組んだらよいかなどを学習ブログやネット情報で調べたりしましたが、あまりピンとくる情報が見当たりませんでした。
その一因に、多くのネット情報は「中学受験に向けた学習の取り組み」や「中学受験に成功した親子の学習の取り組み」ついての内容が多い為です。
息子は活発で明るい子ですが、文字を書いたり計算したり、絵を書いたりパズルをしたりすることが苦手です。
はっきり言って勉強は苦手です。
そんな管理人親子のように、勉強が苦手な子供が参考になる学習情報が極端に少ない感じがしました。
勉強が苦手な子供へ向けた専門家の書籍などはあり管理人も参考にしていますが、実際に勉強が苦手な子供を持つ親の取り組について書かれた「生の情報」が少ないのです。
考えてみたら優秀ではない我が子の学習の取り組をわざわざネットに上げるのは恥ずかしいという思いがあるのかもしれません。
優秀なお子さんや地頭がよいお子さんの学習ブログを読んでいると、感心する学習の取り組み方が多々書かれています。
また、かなり具体的な学習の取り組み方法や活用している教材の紹介などもあり、読んでいるうちに感化されてきます(皆さん文章の書き方が上手い)。
「なるほど!このような取り組みをしたらいいんだ。」・「こんな教材を使ったら息子も勉強がどんどんできるようになるんだ」という感覚になってきます。
しかし、冷静になってみると勉強が苦手な我が息子と中学受験を目指す地頭がいいお子さんとでは現時点で学力差があります。
地頭がいいお子さんの取り組みをそのまま我が息子に当てはめてしまうのは、息子のキャパを大幅に超えた取り組みになってしまいます。
このことは近所のママ友情報でも当てはまります。
「A君は●●という通信教材を使っているんだって、だからあんなに成績が優秀なんだね。うちの子供にも使わせてみよう!」
成績優秀なお子さんの学習の取り組み方や使っている教材をそのまま自分の子供に取り入れて本当によいのでしょうか?
世の中には幼少時から「1を聞いて10を知る」というような地頭がよく優秀なお子さんは確かにいますが、そのようなお子さんはごく少数でほとんどのお子さんはそれ以外に当てはまります。
しかし、世に出ているネット情報を見るとかなり地頭がよい優秀なお子さんのブログ情報が多いように感じました。
つまりごく少数の「1を聞いて10を知る」ような地頭がよい優秀なお子さんの学習の取り組みが目にとまるケースが多いということです。
ブログなどを読んで情報収集しているうちに違和感を持ったのはそのためだったのです。
優秀なお子さんの学習ブログの情報内容は非常に勉強になったり参考になりますが、それが自分の子供に適しているかは別です。
やはり、勉強が苦手な子供の学習方法や学習教材の選び方は自分で構築していくしかないと決心しました。
特に小学校低学年の学習の取り組みは親が主導するので、学習方法・教材選びなどすべて親が判断していかなければなりません。
低学年の学習の取り組みが今後の学習の礎となり、「勉強嫌いになるか」・「学習習慣が身につくか」大切な時期でもあります。
子供の学習をサポートする親も教材選びをする目や子供に適した学習の取り組み方を主導する目を養っていかなければならないと強く思いました。
子供の学習を見ていくと決めたからには責任があります。
実際に家庭学習を一緒に取り組むということは大変なことで、親は自分の時間などを犠牲にする覚悟もいると思います。
しかし、子供と一緒に何かに向かって取り組める時間は人生においてほんの僅かな時間だと思います。
その貴重な親子の時間を「楽しみながら」・「試行錯誤しながら」家庭学習に取り組んでいきたいと思います。
中学受験はする予定はないが、将来に向けて今から家庭学習を頑張っていきたいと思う親子の参考になるようなブログを構築できればと思っていますので、お気軽にご意見・ご質問をしてください。