レベル:標準+α
取り組んだ時期:3年中盤以降
サイパーシリーズ「文章題 和差算・分配算」です。
中学受験をするお子さんは必須の特殊算ですが、中学受験をしない子供は特殊算の学習まで必要かどうかは意見が分かれるところです。
息子は現在(新4年生を向かえる時点)は、中学受験を考えていません。
首都圏では新4年生までに中学受験をするのか方針を定め中学受験塾に通塾開始となる学年ですが、地方では新5年生・6年生から中学受験に通塾するお子さんが多いのでのんびりしています。
息子は勉強が苦手なので中学受験学習だと負荷がかかり過ぎるので難しいと考えています。
しかし、万が一、中学受験を希望した場合に少しでも対応できるようにしておきたいという思いもあります。
そこで、バリバリ受験専用の問題集を活用しての学習ではなく、学校の教科書より少し難しいことを理解できるレベルまで到達することを目標に学習しています。
サイパーシリーズは中学受験しない息子にとっては標準+αの範囲になります。
サイパーシリーズは文章を読み取り線分図などを描きながら解答していくところが気に入っています。
いつも単元学習ばかりだと、慣れや感覚だけで問題を解くようになってしまうので、サイパーシリーズを使って色々と思考力を巡らせる訓練をしています。
学校の授業でも線分図を使った学習をしますが、さらっと終わってしまうのでサイパーシリーズで補強しています。
サイパーシリーズは中学受験するお子さんにとっては準備運動的な教材になりますが、中学受験をしないが標準+αの学習したい子供にとっては十分なレベルになっています。
息子の場合、取り組む時期によってはサイパーシリーズは難しいと感じることもあり、その時は休止し、時期を数カ月ずらして再度チャレンジしています。
無理に実力以上の学習をさせて失敗したことがありましたので・・・・・
問題文はシンプルです。ただ、線分図が問題集に書かれているので線分図を描く訓練になりません。
息子には写真のように線分図は太い付箋テープで隠して取り組ませいています。
見本と同じような線分図が描けるかを重視しています。
文章を頭で整理できれば見本と同じような線分図が描けるはずです。線分図がうまく描けないようであれば問題文を読み取れていないと判断できます。
算数が苦手な子供の特徴に問題文を読み取れないこと(国語力の不足)が大半です。
そこでサイパーシリーズのような問題集でどんどん線分図を描く訓練を重ね文章題が得意になるようにしていきたいです。
読み取る練習を全くしていない場合は、いざ、中学受験をしたいといっても1から訓練しなければならないので骨がおれます。
色々書きましたが、現在は中学受験を希望していませんが、サイパーシリーズは必要に応じ取り組んでいます。
文章題和差算・分配算 小3レベル 新装版/認知工学/M.access