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2年生の1学期も終わったので、学習の振り返りをしたいと思います。

 

息子は、地頭がよい方ではありません。むしろ勉強は苦手です。

 

それがわかっていたので、小1より毎日コツコツ学習することで、授業についていけるように家庭学習に取り組んでいます。

 

親としては中学受験は全く考えていませんが、将来的には公立トップ校に進学できればと願っています。

 

最終的にどうするかは息子が決めることですが、今のところは親の意思で学習に取り組んでいます。

 

息子自身は、何故、勉強をしなければいけないのかは、あまりよくわかっていませんが、小1から家庭学習を毎日取り組んでいるので、家庭学習をしないと「何となく気持ち悪い」・「やらなければいけないこと」といった感じになっています。

 

歯磨きと同じように面倒だけど、何となくやらないと落ち着かないし、まずいなーといった感覚だと思います。

 

今はそれでいいと思っています。

 

自ら進んで学習をすることは時々しかありませんが、「勉強しようか」と軽く声をかけると拒否することはありません。

 

息子自身、何時から勉強をするという意識はしているようです。

 

「学習が習慣化」しているかというとまだその域には全く達していません。

 

これからも家庭学習を継続することで習慣化を目指します。

 

勉強が苦手な子供でも毎日家庭学習を継続することで、学習の習慣化は果たせると考えています。

 

そしてこの毎日「継続する力」こそ将来、息子にとっての大きな武器になると考えています。

 

勉強が苦手な子供が毎日継続して学習するには、親の根気と愛情も大きく影響してきます。

 

家庭学習を習慣化させたければ、親も毎日子供にも寄り添う覚悟が必要です。

 

毎日なんてむりーと思うかもしれませんが、「できます」。これは断言できます。

 

管理人も毎日、息子の学習を見るなんてむりーと思っていましたが、しんどかったのは、最初の数カ月です。

 

その内、子供の成長が手に取るようにわかることが楽しみになってきます。

 

是非、親子で家庭学習の習慣化を歩んでみてください。

 

人生で子供と密接に過ごせる時間なんてほんのわずかの期間で、あっという間に過ぎてしまいます。

 

学習でもスポーツでも親子で真剣に取り組んだことはきっといい思い出にもなると思いますよ。

 

話はそれましたが、息子の1学期の家庭学習を振り返ってみたいと思います。

 

小2算数の1学期の振り返り

家庭学習のスタンスは、「計算」・「授業の予習・復習」・「文章問題」に分けて取り組みました。

 

計算

息子は、計算が苦手です。

 

「凡ミス」・「計算処理が遅い」という計算問題を解く上で致命的な欠点があります。

 

とにかく、計算問題をドンドンやっていくしかりませんが、息子の場合、計算問題数が多いと、見ただけで嫌になってしまい、テンションがだだ下がりになります。

 

なので問題量は調整しながら「毎日やる」ということに重点をおいています。

 

1年生で習った「たし算・ひき算」・2年生から取り組んでいる「筆算」がメインです。

 

やはりというか予想通り、桁が大きい筆算問題に手こずりました。

 

特に引き算です。

 

繰り下がりが1回・繰り下がりが2回など単元ごとであればパターン化しているので問題なく解けるのですが、ランダムに出題すると間違いを連発します。

 

1学期終了時点でも3桁同士の繰り下がり1回・2回ある引き算のランダム問題を解かせると100点満点は取れません。必ず間違います。

 

本人も間違うことにうんざりしているようですが、こればっかりは繰り返していくしかないと思っています。

 

3桁同士の繰り下がり1回・2回ある引き算ランダム問題は夏休みの克服課題とします。

 

また、簡単なたし算・ひき算の正確性やスピードもアップしなければいけないなーと思ったので、こちらも夏休みの強化項目にしていきます。

 

予習・復習

勉強が苦手な息子が授業についていくためには、「予習・復習」が重要です。

 

教科書の内容をしっかり学習することは基本中の基本です。

 

教科書はおさえておくべき基礎ポイントがしっかり学べるような構成になっているので、教科書に沿ったドリルや通信教材で「予習・復習」に取り組んでいます。

 

予習は、1年生の3月あたりから2年生の内容を教科書ワークでドンドン進んでいきます。

 

教科書ワークは解説もまとめられているので、親子で解説を読みながら例題に取り組み、練習問題で確認していきます。

 

理解度が曖昧な部分は、ネットの無料プリント(2年生からは脳トレキッズを利用することが多いです)や市販ドリルで補習していきます。

 

8割ほど理解していることが確認できれば、次の単元に進んでいきます。

 

あとは授業をしっかり聞いて家で復習し、各単元の教科書レベルは確実な理解度に仕上げていきます。

 

復習は、通信教材の「ポピー」を活用しています。

 

ポピーは、管理人がみた教科書に沿った学習教材の中では、各単元のフォローが一番細く学習できるようになっているので、少しずつ学習理解度を深め進めていく感じが気に入っています。

 

ポピーで復習する頃には、予習してからしばらく時間が経っているので、授業や予習時にしっかり理解していなければ、ミスを連発するので、この復習の時点で理解度の定着具合が判明します。

 

予習から復習まで少し時間が空くのは、本当の理解度を見るにはちょうど良い期間です。

 

もちろん、予習→授業→復習と学んでいるので、よっぽど苦手単元以外はスムーズに理解できるはずです。

 

また、ポピーには学校のカラーテストに類似した単元確認テストもついてくるので、単元テスト前に取り組むとカラーテストは高得点が取れます。

 

学校のカラーテストで高得点を取る意味はさほど重要ではありませんが、勉強が苦手な子供にとっては自信につながります。

 

算数文章問題

文章問題はサイパーシリーズの「たし算・ひき算2」に取り組んでいます。

 

レベルはたし算・ひき算なので小1でも取り組めます。

 

しかし、文章はよく読まなければたし算なのか引き算なのかわからないようになっています。

 

出てきた数字を適当にたし算・ひき算を使えばできる文章題ではありません。

 

登場人物や物を図や絵におこして、何について問われているか整理してから取り組まなけれければ正解に導きません。

 

ただし、立式できれば計算内容は小1レベルです。

 

息子は落ち着きがなく、雑な性格なので、文章を最後まで読んで、書いてることを整理するという訓練をしたいと思い、このサイパーシリーズに1年生の頃より取り組んでいます。

 

問題集をすべて正解するまで何度でも同じ問題集に取り組みます。

 

シリーズ1の「たし算・ひき算文章題」に取り組んだ時は、全問正解するまで同じ問題集に5回取り組みました。

 

同じ問題集に何度も取り組むことがいいのかわかりませんが、何度も繰り返すうちに、算数文章題の独特の言い回しや問われ方にも慣れてきます。

 

小2国語1学期の振り返り

国語の学習は、「漢字」・「文法」・「読解」に分けて取り組みました。

 

漢字

2年生で習う漢字は1年生の倍の160字になります。

 

覚えなければいけない漢字がかなり多いので、1年生と同様の取り組み方では間に合わないので、早めに2年生の漢字の学習を始めました。

 

1年生の3学期より2年生の漢字の学習をはじめ、1学期終了時点で7割ほど習得しました。

 

2年生の漢字学習をする前の予定では、1学期終了時点で9割ほど習得している予定でしたがなかなか予定通りにはいきませんね。

 

やはり覚えずらい漢字があったり、しばらくすると覚えたはずの漢字を忘れていたりすることがあり、スムーズに漢字学習が進みませんでした。

 

また、息子は極端に字が汚いので、学校の先生からも度々指摘されています。

 

「とめ・はね・はらい」が1年生では大目に見てもらえていたものが、2年生ではしっかり指摘・指導されます。

 

管理人的にもそれでいいと思っていますので、息子にも「とめ・はね・はらい」が出来ていなければ、丁寧に書くように言っていますが、息子にとっては、これがどうしても面倒なようでぐずります。

 

根気よく付き合っていくしかないなーと思っています。

 

また、習った漢字は使わないと忘れてしまうので、管理人が作成したランダム漢字プリントで毎日50問ほど取り組んでいます。

 

毎日、ランダムで確認することで少しずつ定着していきます。

 

新しい漢字を覚える際は、何度も同じ漢字を書かせるということはあまりしません。

 

1個の漢字をじっくり見て、一発で覚えることができたらそれで終了です。

 

2年生の漢字は、1年生で習った漢字の組み合わせなどが多いので、その辺をアドバイスしながら覚えるようにしています。

 

例えば「線」であれば、「糸」書いて、「白」・「水」というようにリズムよく覚えるようにします。

 

1年生の漢字組み合わせ以外でも、なるべく覚えやすいように分解していきます。

 

例えば「教」であれば、「土」書いて、カタカナの「ノ」書いて「子コ」、隣に行ってカタカナの「ノ」書いて「一イチ」、最後に「×バツ」といった感じです。

 

1年生の漢字の組み合わせだけで80以上の漢字を習得できます。

 

2年生で習った漢字も組み合わせパターンに利用できるようになってくるとよりスムーズに漢字学習を進められるようです。

 

漢字の覚え方は、子供により違うと思うので色々試してみてください。

 

息子は、上記のように漢字の組み合わせが覚えやすいようです。

 

漢字ドリルはあまり使用しませんが、書き順など確認の意味で下村式「となえてかく漢字練習ノート」も利用しています。

 

この本も漢字を覚える際は分解して覚えやすいゴロが書いてあるので、漢字を覚える上での手法が管理人と共通しているので利用しやすいです。

 

言葉の決まり・文法

低学年の文法はそれほど難しいことは求められませんが、実際に読書したり文章問題を解く際には文法をわかっている方がスムーズなので、あえて文法のドリルや問題集に取り組んでいます。

 

低学年用の良質の文法問題集はあまり多くありません。

 

数少ない中で優れた文法問題集もあり、息子も利用しているのでご紹介します。

 

算数の問題集として定評のあるサイパーシリーズですが、国語の文章問題集もなかなか良質です。

 

「新・文の並べかえ特訓 上」というサイパー国語の問題集ですが、ひたすら文章の並べ替え問題を解いていきます。

 

1つの文章から主語を並べ替えたり、修飾語を入れ替えたりするだけで文章の意味は大幅に変わり、何通りもの文章ができます。

 

例:下の言葉を並べ替えて文章をつくりましょう

手紙/弟への/一通の/小さな

(    )(    )(    )(手紙)

 

何通りの文章を作れましたか?

 

実際には下記のように6通り分を答えるような設問になっています。

(    )(    )(    )(手紙)

(    )(    )(    )(手紙)

(    )(    )(    )(手紙)

(    )(    )(    )(手紙)

(    )(    )(    )(手紙)

(    )(    )(    )(手紙)

 

サイパー独特のしつこさが国語の問題集にもあらわれています。

 

色々考えながら、言葉の順番で様々な意味の文章になるということを学ぶことができ、自然と主語や述語の位置関係も学べるようになっています。

 

さらに、もう1冊ご紹介します。

 

国語学習の鉄板となっている出口汪の日本語論理トレーニングです。

 

こちらは、解説の充実さが売りの問題集です。

 

毎回テーマごとに、何を学ぶべき目的なのか明確に書かれています。

 

問題集自体は、それほど難しくありませんが、出口汪の日本語論理は解説を理解してはじめて力がつく教材となっているので、親子で一緒に解説を読んでいく必要があります。

 

子供一人でこの教材を学習しても、本当の学力はつきづらいかもしれません。

 

ちょっと面倒ですが親子で一緒に取り組むと、とても力がつく教材になっています。

 

1学期は、もう一冊取り組みました。

 

国語読解習熟プリントです。

 

読解問題となっていますが、文法問題もかなり充実しています。

 

2年生で習う文法の基本をみっちりと学習できます。

 

基本的な学習をかなりかみ砕いて学習できるようになっているので、学年の初期に取り組むのに最適な教材です。

 

文法の基礎を学習した後は、習った文法を駆使しながら読解問題にチャレンジしていく構成になっています。

 

読解問題の内容も基本的なものになっているので、非常に取り組みやすいです。

 

 

読解

息子は読書の絶対量が少ないので、読解問題で補っています。

 

もちろん読書をした方がよいのはわかっていますが、1年生の時は全くといっていいほど自ら読書することはありませんでしたが、2年生になり、自分が興味あるジャンルについては少し読書するようになりました。

 

読書を少しするようになったのは、1年生から続けている読解問題の音読の効果なのかわかりませんが、やらないよりはやった方がよいと思っているので、2年生も読解問題に取り組んでいます。

 

読解問題に取り組む際に重要視していることは、問題集やドリルのレベルが息子に合っているかということをポイントにしています。

 

文章内容が難しすぎたり、設問が難しい過ぎる教材は、取り組みません。また、実際に取り組んでみて、今の息子のレベルに合っていないなーと感じた場合は、その問題集の取り組みは中止し、レベルが追いついた時期に再度取り組みます。

 

あまりにもレベルがかけ離れている問題集やドリルだと、子供の学習意欲が減退するのと読解問題に苦手意識をもってしまいます。

 

読書の代わりに読解問題に取り組んでいるので、多少躓きながらでも音読できるレベルがよいと思っています。

 

難しすぎる言葉ばかり並んでいると、ただ文字を追って読んでいるだけなので、文章の内容が頭に入ってきません。

 

これではついらいだけになり、最終目標の読書習慣につながりません。

 

読解問題集を読書の代わりに取り組むのであれば、子供のレベルに合わせた問題集選びが重要だと思っています。

 

せっかく読書の代わりに読解問題に取り組むのであれば、文章はしっかり音読し、良質な設問で国語力もつけていければと思っています。

 

文章読解の問題集選びについて書いた記事もありますので、読んで見てください。

 

息子が1学期に使用した読解ドリル・問題集1冊目は、(学研)毎日のドリル文章読解2年生に取り組みました。

 

レベルは読解の基礎の中の基礎です。

 

理解しやすい本文内容になっているので、読書が苦手な子供でもじっくり・ゆっくり読めば理解できる内容となっています。

 

2冊目は、清風堂の国語読解習熟プリントです。

 

国語読解習熟プリントは、前半は文法問題、後半が読解問題という構成になっています。

 

前半の文法問題で、2年生で習得すべき文法(主語や述語の理解など)を学び、文法を意識しながら後半の読解問題に取り組めるようになっています。

 

文法も読解も2年生の初期でも十分取り組めるレベルの内容となっています。

 

そして現在進行形で取り組んでいる問題集がZ会グレードアップ小学2年国語読解です。

 

Z会のグレードアップは1年生の頃から取り組んでいます。

 

良質な本文内容と勉強が苦手な息子にとってはやりごたいがあるレベルの問題集となっています。

 

小2の1学期まとめ

今年の1学期は、子供にとってあまりにも気の毒な学期となってしまいました。

 

コロナ休校の影響で、学期初めが大幅に遅れ、いざ1学期が始まると足早に授業が進んでいきました。

 

これだけ授業が早いペースで進まれると公文や学習塾に行っていないお子さんは、家庭でしっかりフォローアップしていかなければ、理解が不十分なまま1学期が終了してしまいます。

 

もし、1学期中に家でのフォローがあまりできなかったのであれば、夏休みは家庭でじっくりと1学期の復習をした方がいいですね。

 

管理人の息子は、休校中に予習をして新学期に臨み、授業再開後は、習ったことはすぐに復習するようにしたため、何とか早いペースの授業にもついていくことができました。

 

今回ほど通信教材のポピーの存在がありがたいと思ったことはありませんでした。

 

ポピーは教科書にそっているので、授業の復習にとても使いやすいです。

 

学校で習ったことをその日のうちに復習することで、理解の定着度も高くなります。

 

しかし勉強が苦手な息子は、予習していなければポピーの復習だけでは理解度は定着しなかった思います。

 

子供の地頭により、どのような勉強法で学習理解度が定着するか大きく違いがありますので、親が子供の資質を見極め、適切な学習方法を考えなければなりません。

 

息子のようにあまり勉強が得意ではない子供は、予習・授業・復習がベースになると思います。

 

1学期も終わり、苦手単元や克服すべき問題点が見えてきたので、夏休みは掛け算の予習もしながら苦手単元の学習にも取り組んでいく予定です。

 

見えてきた一番の課題は、算数の基本である計算力が弱いということです。

 

計算力は努力である程度カバーできると思っているので、夏休みは計算に力を入れながら、2年生の最重要単元である「掛け算の予習」・意外と躓きやすい「かさの単位換算の定着」にも取り組みたいと思います。

 

国語は読解力の強化と今まで学習した漢字の定着、余裕があれば新しい漢字の習得に取り組めればと思っています。

 

小2の1学期に使用した学習教材

 

 

 

 

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