四谷大塚から出版されている問題集のはなまるリトル算数の紹介です。
レベル:標準~教科書+α
四谷大塚は中学受験専門塾なので問題集も難しいと思われがちですが、決してそんなことはありません。
はなまるリトル構成は、基本問題・練習問題・わくわく問題・発展問題・まとめ問題の5部構成になっています。
基本問題・練習問題
基本問題・練習問題・まとめ問題は標準的な問題となっており、学校の内容をしっかり理解出来ていれば解けるようになっています。
まとめ問題
単元ごとにまとめ問題はありません。ある程度の単元をまとめた出題となっているので、しばらく前に取り組んで忘れてしまっている部分や元々苦手な単元の理解確認最適です。
管理人はこのまとめ問題がはなまるリトル算数で一番気に入っています。
ちょっと前に学習したことがどれくらい理解できた確認することは非常に重要です。
はなまるリトルはちょうど記憶があいまいになってくるところで「まとめ問題」が絶妙のタイミングで出てきます。
我が家では、ここでつまずいた問題はもう一度単元学習に戻って振り返り学習をしました。
わくわく問題
わくわく問題は教科書の内容というより色々な角度から物事を考える構成になっており、脳トレ的な問題です。
勉強というより楽しく算数的な学習をするといった感じです。
普段学校ではあまり触れる機会が少ないジャンルの問題と思うので、お休みの日や長期休暇の時に取り組むのもおもしろいともいますよ。
発展問題
発展問題は少し難しいです。
このあたりがしっかりできるお子さんは優秀なのだと思います。
発展問題については勉強が苦手な息子には難しそうなら取り組まなくてもいいよと伝えたら、気分がのっているとき以外は取り組みませんでしたね(笑)。
はなまるリトル算数のまとめ
我が家は基礎問題・練習問題・まとめ問題にしっかり取り組めていればOKということにしています。
とても良質な問題がピックアップされているので現在の子供の理解度を見るにはちょうどよいレベルだと思います。
低学年必須の問題集だと思います。
また、ちょっと難しい問題でも解答に詳しい解説が載っているので、親御さんが説明する際に大いに参考になります。
ただし、はなまるリトルを単元学習の初めに使用するのには向いていません。
単元導入部分の解説や基本的な説明がなく、いきなり問題の取り組みとなるので、教科書や教科書準拠のドリルなどで単元学習が終了し、仕上げとして活用するのに向ている問題集だと思います。
教科書準拠ドリル以外の学習に取り組みたいという場合は、レベル別に構成されているはなまるリトルは使いやすいです。
何が何でもすべてのページに取り組む必要はなく、自分の子供に合ったレベルのページだけ取り組むのもありだと思います。