学習習慣を身につけるなら低学年が勝負!勉強が苦手でも大丈夫!

B!

子供の学習習慣は身に付いていますか?

 

管理人の息子は現在小1で公立の小学校にかよっています。

 

勉強は苦手な方です。

 

息子のような勉強が苦手な子供でも学習習慣を身につけるための方法を書いていきます。

 

その前に、息子はどのようなタイプの子供なのか少し紹介させてください。

 

元々、落ち着きがなく、集中力もありません。いいように捉えると、活発で何事にも好奇心旺盛な子供です。

 

解釈で全く異なる捉え方となります。

 

幼稚園を選ぶ際は、息子がのびのびと過ごせて体を使った遊びを中心の幼稚園を選びました。

 

活発で何事にも好奇心がある息子を受け入れてもらい、また、息子ものびのびと過ごせる幼稚園がいいなーということで色々と探した結果、まさに息子にピッタリな幼稚園で、息子も充実した幼稚園生活を過ごすことができました。

 

しかし、小学校からは避けては通れない「学習」があります。

 

もちろん、机に向かって勉強することだけが学習ではありませんが、ここでの学習は「国語・算数」など「机上の勉強」ということで、お話させてください。

 

幼稚園までは、元気よく活発に色々なことに興味を持ちながら、過ごすことができました。「素」の自分のまま生活することができたので、ただ、ただ楽しく過ごして来たと思います。

 

もちろん、親もそれでいいと思って、幼稚園を選びましたので全く問題ないです。

 

しかし、小学校からはそうはいきません。

 

「学習」という新たなジャンルが加わるからです。

 

元々、「ADHD」の可能性も疑いながら、幼少期から保健センターなどで相談をし、様子を見ながら生活していました。

 

結局のところ、現時点で判断ができないため、医療機関に受診する必要はないので、しばらく様子見ながら過ごしましょうということで今まできています。

 

そのような息子なので、家でも幼稚園でもすごく手のかかる子供でしたが、幸い、幼稚園でも先生にかわいがってもらったおかげもあり、卒園する頃にはだいぶ落ち着いてきました。

 

ただ、親としては、もしかして「ADHD」なのかという思いもあるので、小学校生活に非常に不安があったのも事実です。

 

「ちゃんと座って授業を聞くことができるのだろうか」・「お友達や先生のお話を聞くことができるだろうか?」・「勉強についていけるだろうか?」など様々なことで心配していました。

 

そこで、息子には「学校で座って授業を聞いていられるようにする」・「授業についていけるようにする」を目標に、学習習慣を身につけるため、宿題以外の家庭学習を実践していくことにしました。

 

勉強が苦手な子供の家庭学習をフォローする親の心得!

 

学習面で息子と向き合うときは、落ち着きがなく、集中力がないということを前提で、学習フォローをしていかなければなりません。

 

できないことに目を向けるのではなく、頑張っていることに目を向け、息子のレベルに合った学習内容に取り組ませる必要があります。

 

親の思いだけで、無理な学習を強要することは避けなければいけません。

 

勉強を習慣づけるには、家庭学習開始の一番最初が大事だと思ったので、妻と相談した結果、父親である管理人が子供の家庭学習を担当することになりました。

 

「私だと、勉強がわからないとイライラして、絶対喧嘩になっちゃうって!そうなったら息子を勉強嫌いにさせてしまうから、パパの方がいいじゃん」

 

と丸投げしてきました。

 

管理人
「いや、ちょっと待って・・・・」

 

「絶対、喧嘩するもん。100%喧嘩するね!息子が勉強嫌いになってもいいの?」

 

管理人
おどしかい!

 

「パパなら優しく、教えれるから、パパの方がいいって!とにかく、私は無理!」キッパリ

 

管理人
「・・・・・・・」

 

結局、息子と妻が家庭学習で喧嘩して、「妻は毎日イライラした生活」をし、「息子は勉強嫌い」になってしまうのは最悪なパターンなので、管理人が息子の家庭学習をフォローするのが最善かなーと思い、息子の家庭学習部門を担当することに決定しました。

 

管理人が、息子の勉強をフォローすることになったのですが、正直「えーっ!俺なの?」と心の中で大きく叫びましたよ。責任重大ですからね。

 

家庭学習は、母親が見ていくものだと勝手に思っていたので、管理人の心の準備が全くできていない状態でした。

 

幼稚園の時と同じように、「遊び部門」担当だと思っていましたからね。

 

そんな心の準備が全くできていない管理人は、息子の家庭学習は何をどうしたらよいか全くわかりませんでした。

 

正直、「小学校1年生がどれくらいのことができるようになればいいのか?」、また、「勉強時間はどれくらいが平均的なのか?」・「何からしたらよいのか?」・「どんな教材をつかったらよいのか?通信がいいの?市販のドリルがいいの?」など、はっきり言って、子供の学習に対する知識は「無」に等しかったです。

 

家庭学習をフォローする親も学んでいかなければ、全くフォローできないと思い、色々、調べることから始めした。

 

安易にネットで「小1の勉強法」なんて調べたら、勉強ができる優秀なお子さんを持つ親のブログが大半で、勉強が苦手な子供の家庭学習をフォローするブログは皆無に等しかったです。

 

それでも、優秀なお子さんがどのような家庭学習をしてるかなどを見ながら、実際にブログで紹介しているドリルや問題集を書店にてパラパラッと読んでみましたが、「何これ!ちょー難しいんですけど・・・・、小1でいきなりこれができるの?」状態です。

 

ブログで紹介している優秀なお子さんの持つ親御さんが紹介ている問題集は、幼稚園時代から家庭学習をやっていないとできない問題集も結構あり、小1から家庭学習をする管理人親子には、あまり参考になりませんでした。

 

しかし、レベルの高い小1はこのような取り組みをしているんだなーという実態もわかってきました。

 

改めて、ネットや書籍は参考にするが鵜呑みにはしない、まずは、自分の子供のレベルや方針を固めてから、息子の家庭学習をフォローすることにしました。

 

息子の家庭学習をフォローする上で、自分自身に誓ったことがあります。

 

家庭学習をフォローする上での自分自身の約束事!

●どんなに忙しくても、毎日、息子の勉強を見る!

●どんなに息子の出来が悪かろうが、親である管理人は、とことんまでフォローする!

●息子のレベルに合った学習をする

●親である管理人も教え方・学習法を日々、勉強する!

●参考書・問題集・ドリル・通信は、必ず、管理人が目を通したものを使用する!

 

 

家庭学習の始め方

初めて家庭学習をする小1が自分で計画を立て、自分で参考書や問題集を見て学習することは、当然できません。

 

低学年の内は、親が学習計画や学習目標を立て、それに向かって家庭学習に取り組むことになります。

 

ただし、他人の勉強法や問題集選びは参考にするが、自分の子供のレベルや学習方針に合わないものもあるので、あくまでも参考程度にするのがよいと思います。

 

まずは、1年間の目標をザックリと立て、子供の成長度合いや家庭学習の進捗状況により臨機応変に変更していくことにしました。

 

入学前(2月末~4月上旬)

目標:机に向かって学習してみる!

 

 

1学期(4月中旬から夏休み前)

目標:予習をして、学校の授業がスムーズ受けれるようにし、授業を理解できているか確認の復習をする!

 

夏休み

目標:苦手箇所を徹底的に復習!

 

 

2学期(9月上旬から12月末)

目標:1年生で習う学習を終了する!

 

冬休み

目標:1年生の総復習

 

3学期(1月中旬から3月中旬)

目標:冬休み同様に1年生の総復習

 

 

春休み

目標:2年生の準備

 

家庭学習を始めるにあたり、どの程度まで学習到達度を目標にしたらいいかザックリと計画を立てます。

 

計画の立て方は色々あると思います。

 

勉強時間を徐々に伸ばしていくなどの学習時間を目標にしたり、この問題集をいつまで終わらせるといった学習内容で目標にしたり、模試の偏差値を目標にしたり、漢字検定・算数検定・英検など各種検定の合格を目標にしたり、管理人のように1学年で習うことを期間で分けて目標にするなど様々だと思います。

 

管理人が期間で分けたのは、学習内容などを細かく設定しても、子供により理解度や成長度が異なるので、初めに設定するのは難しいと考えました。

 

期間で分けていれば、親が思っているよりも子供の理解度や成長スピードが早ければ、もっとその単元の学習を深堀したり、理解度が悪ければ、基礎の基礎を繰り返したりなどに変更できると考えています。

 

最終的に1学年で学ぶべきことを1学年の内にしっかりと理解させ、子供のレベルに合わせ、学習内容は変更していくといったスタンスで家庭学習に取り組んでいこうと思います。

 

塾や通信教育の場合、カリキュラムに合わせた進捗になると思うので、子供のレベルに合っていない場合は、子供を勉強嫌いにさせるだけではなく、全く無意味な時間となってしまいます。

 

管理人の考えは、親子での取り組みを軸に、必要であれば通信や塾・家庭教師を織り交ぜてもいいかなーというスタンスです。

 

親が子供の理解度・レベルに合わせて学習をすすめるのがベストだと考えます。

 

まとめ

結論から言うと、勉強が苦手な子どもでも、学習習慣は少しづつ身につくと思います。

 

低学年の内は、家庭学習をどうのように誘導し、どういう教え方をするかが、子供の今後の学習習慣づけとなります。

 

毎日、家庭学習をフォローしつづけるのは、子供も大変ですが、親も大変です。

 

毎日、家庭学習のフォローをする自信がなければ、塾や家庭教師などに任せるのも一つの手段だと思います。

 

家庭学習のフォローと書いていますが、低学年の内は、手取り足取りで家庭学習を見ていかなければなりません。

 

ドリル・問題集の準備、苦手な箇所でドリルや問題集では補え切れない場合は、自作プリントも用意します。

 

また、勉強に嫌気がさしているようであれば、学習の難易度を下げたり、ドリルや問題集のレベルを下げたりする必要もあります。

 

他にも1年生の場合、何故、そのようなことがわからないのかといったことが多々あります。

 

例えば、「133」はできるのに、「10+3」がわからなかったりします。

 

この場合、数の合成や分解がイマイチわかっていないということを親である管理人がわかるまで、だいぶ時間がかかりました。

 

塾の先生や家庭教師であれば、どの部分が根本的にわかっていないかすぐに見つけることができると思いますが、素人の管理人は色々と苦戦しました。

 

親が諦めたら低学年の子供は学習をしなくなります。

 

まだ、学習の重要性を理解していないので、遊んでいられるなら遊びたいものです。

 

しかし、家庭学習を毎日決まった時間に取り組むことで、日常生活の一部とすることができるのも低学年の内がチャンスだと思います。

 

歯を磨くのと同じように家庭学習も当たり前のことになってしまえば最良です。

 

もし、親が子供の家庭学習を見ていく自信がなければ、初めからプロにまかせるべきです。

 

決まったカリキュラムにそって、塾から与えられた教材・宿題を学習していけばいいので、親は楽です。

 

ただし、その分の費用は覚悟しなければなりません。

 

親が家庭学習を見る場合、家庭学習をやったりやらなかったり、親の気分で中途半端に関わるのが一番よくないことだと思います。

 

中途半端な関りでは、絶対に子供の学習習慣は身につきません。

 

親が家庭学習を見ていくと決めたのでれば、しっかり責任をもって学習習慣が身につくまで付き合うことが肝要です。

 

その他、親子で取り組む家庭学習にはたくさんのメリットがあると思っています。

 

親子で取り組む家庭学習のメリット

●子供との関係が濃密になる。

●子供が今、学習していることが細かくわかる

●子供の成長が手に取るようにわかる

●子供の苦手対策をすぐに立てることができる

 

上記の中でも管理人は、子供との関係が濃密になるというのが最大のメリットだと思っています。

 

親子で、親が濃密に関われる期間はわずかな期間だと思っているので、すごい貴重な時間を親子で過ごせてるなーという実感があります。

 

子供にしたら親父に監視されながら勉強しているのは窮屈かもしれませんが、わからないことはすぐに相談できる親父が横にいる安心感もある(はず)だと思っています(笑)。

 

勉強が苦手な息子の家庭学習を毎日みるのは、はっきり言って大変です。

 

しかし、とても充実した時間を過ごせています。

 

親が家庭学習を見ることで、子供は学習習慣が身に付き、親は充実した親子関係性を築くことができるという双方にとってメリットがあると思います。

 

是非みなさんも、人生で子供とゆっくり関われる時期に濃厚な時間を過ごしてみるのも悪くないと思いますよ。

 

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