小4の漢字は低学年とはガラリと変わり覚えるのが相当大変です。
漢字は中学受験の有無に関わらずどの子供もしっかりマスターすべき科目です。
勉強が苦手な息子でも漢字に関しては小3までわりとスムーズに覚えることができたように思います。
小4で習う漢字数は202字、小3で習う漢字200字と覚えなければいけない数はそれほど変わりませんが4年生はかなり苦労しました。
息子の様子を見ていると小4の漢字は音読みが何取りもありそれが覚えきれないようでした。
漢字学習時に他の音読みや訓読みでヒントを出すと書けることが多かったです。
結論としては現在の学習法で漢字は一通り書くことはできているが、自分が覚えた以外の熟語・音読み・訓読みの様々な活用ができていないということがわかりました。
小4漢字学習方針
まず、小4で登場する漢字を一通り覚えます。
2学期半ばくらいを目途に覚えるようにしました。息子にはいつまでに覚えるということは伝えていません。
いついつまでに覚えようと言うと、息子の場合プレッシャーになり余計に覚えられなくなるので親の方でペース配分するようにしています。
3学期中盤からは4年生漢字のまとめに取り組みながら5年生の漢字も覚えていきます。
少し早めに次学年の漢字を覚えることで進級した時に余裕をもって次学年の漢字学習に取り組めます。
学年の後半には色々な熟語や漢字の使い方をまとめ学習したいので、各学年の漢字は早めに一通り目を通したいと思っています。
息子の場合、ヒントなので漢字は書くことができていますが、自分が覚えた以外の様々な音読み・熟語などを活用することができません。
4年の漢字を一通り覚えたらひたすら熟語の学習をしていきました。
漢字勉強法・活用した教材
学習教材はミチムラ式の漢字学習法をメインに活用しました。
ミチムラ式の漢字学習はパーツに分けて学習するのが特徴です。
パーツとは、漢字の「へん つくり」などに道村先生が分けた独特の学習法です。
ミチムラ式の漢字学習法・活用法について詳しく知りたい方は「漢字が苦手な子供は道村式漢字学習で克服できる」をお読みください。
画数の多い漢字でもパーツに分けることで簡単な漢字同士の組み合わせになるので比較的容易に覚えることができます。
例えば媛という漢字は覚えるのが大変そうに見えますがパーツに分けて考えると非常に簡単に覚えることができます。
女へん・ノ・ツ・一(いち)・友を組み合わせると媛になります。
もう一つ例を見てみましょう。「潟」は新潟県の方以外はなかなか覚えるのが大変な漢字ですね。
以上のような漢字カードを使って覚えていきます。
4年生で新たに登場した新パーツ(部品)は26個と意外と少ないです。パーツ(部品)は1年・2年・3年で多く登場し、高学年から新パーツはあまり出てきません。
そもそもパーツとは何?と思うかもしれませんが「ミチムラ式の唱えて覚える漢字指導法」という書籍を見ていただけると詳しく書いています。
パーツ(部品)とは「へん」や「かんむり」など漢字の一部を構成している部分になります。
勉強が苦手な子供でも覚えやすいと思います。実際に勉強が苦手な息子もそれなりに漢字を覚えることができています。
教科書に出てくる漢字の読み・熟語は最低限マスターしたいです。そこで活用したのが教科書準拠教材「教科書ぴったりドリル」です。
その他、インターネットで様々な無料の漢字教材がありますので、仕上げやまとめとして活用していきました。
小四の漢字勉強法まとめ
小4から漢字がぐっと難しくなり覚えるのに苦労するお子さんも多いと思います。
効率よく覚える方法は中々ないかもしれません。
地道に覚えていくしかないと思いますが、同じ漢字を何度も書く昔ながらの方法ではさすがに効率が悪いので、お子さんに合った学習法を考えてみてください。
勉強が苦手な息子は少しずつですがミチムラ式の漢字学習法で何とか4年生の漢字も覚えることができているので、5年生も同じ方法で取り組んでいく予定です。