算数のドリルや問題集は、図形・計算・文章問題など単元別の問題集や教科書に沿った教材・中学受験を対象とした教材などレベル別のドリルや問題集、また塾などが出版している教材など世の中にたくさんあります。
しかし、「子供がどの単元が苦手でどのようなところで躓しているのか?」を子供自身が見つけるのは、低学年のうちは難しいです。
では、「親が子供の苦手分野を的確に見つけることができるか?」というと毎日の学習を付きっ切りで見ていなければわかならい部分もあります。
そうなると塾や家庭教師にまかせるという手段か丁寧な添削通信が有効かなーと思います。
そこで、管理人になりに、勉強が苦手な息子の現状に合った学習方法には、何がよいか色々検討した結果、「でき太くんの算数クラブ」という算数に特化した添削通信教材が浮上してきました。
でき太くんの算数クラブに惹かれた理由は、子供のレベルに合わせたオリジナル学習教材が作成され取り組むという添削通信教材であるということと、最終的に自学自習ができるようになるというコンセプトに惹かれました。
他の通信添削教材と何が違うの?
管理人は他の添削付きの通信教材がどのような添削がされているのかは、やったことがないのでわかりません。
しかし、他の添削通信教材について資料を取り寄せたり、ネットなどで色々調べました。
確かにどの教材もメリット・デメリットがあります。
管理人が「でき太くんの算数クラブ」を選んだポイントは、初めに診断テストを受け、その結果により、子供に合ったオリジナル教材が作成されることです。
通常の添削付き通信教材ですと、単元ごとに毎月教材が送られてきて、確認テスト等に対し、添削・アドバイスがされます。
そのアドバイスを元に苦手分野の洗い出しや今後の学習指標としてくれます。
添削により苦手分野が判明し、今後どのような取り組みをしたらよいかアドバイスもらえるのは、非常にありがたいです。
しかし、苦手分野が判明し、アドバイスをもらって、本当に苦手は克服できているのでしょうか?
苦手分野はわかったが、まだ克服できていない状態でも、毎月、決まった教材が次々に送らてくることに疑問を感じてしまいます。
これは集団塾でも同じことが言えると思います。
決まったカリキュラムをこなしていかなければならないので、苦手分野の克服方法などはアドバイスもらえると思いますが、カリキュラムはどんどん進んでいきます。
子供は、苦手分野の克服と新しい単元の取り組みを同時に行う必要がでてきます。
もちろん各学年の内に習得すべき単元をこなしていくのは重要です。
しかし、苦手分野が残ったまま次ぎの単元に進んでも後々の学習に支障をきたしてきます。
「でき太くんの算数クラブ」は、診断テストや確認テストの結果に対し、通常の添削通信と同じようにアドバイスしてくれます。
その上で、でき太くんの算数クラブ側で理解度が不十分と判断された場合は、その単元についてはもう一度、取り組むことになります。
確認テストで理解度が十分と判断されるまで、繰り返しその単元に取り組むことになります。
更に、単元が進んだ後も、以前にやっていた単元を忘れていたり、理解が不十分であると判断された場合は、忘れてしまった単元に戻って復習する教材が送られてくるようです。
でき太くんの算数クラブは、無学年式ですので、一見するとどんどん先に進むように見えますが、そうではないようです。
理解している部分は先に進みますが、躓きや苦手単元が発覚した際は、徹底的に繰り返すようになっています。
でき太くんの算数クラブは自分のペースで取り組める
躓きや苦手単元は、子供により違います。
通信教育の弱点は、カリキュラムに沿って教材が送らてくるので、苦手分野が残っていようが、毎月定期的に教材が送らてきます。
当然、苦手単元や躓き部分が残ったままの子供は、だんだんと理解できない単元が増えていき、勉拠への意欲が低下してしまい、最終的には、せっかくの通信教材も手を付けずに溜まってきてしまいます。
しかし、もっともよくないことは、躓きや苦手単元が放置されたまま、ドンドン進んでいくので、「勉強が面白くない」・「勉強は苦手」と思ってしまうことです。
でき太くんの算数クラブは、確認テストが終了しなければ、次の教材は送ってきません。
子供は無理なく、自分のペースで学習に取り組むことができ、親も溜まっていく教材にイライラすることはありません。
このように、子供のレベルに合わせた教材と添削をしてくれる通信教材は、意外と少ないのではないなーと思います。
まとめ
息子の算数の取り組みは、「計算演習」・「文章問題の取り組み」・「授業の予習と復習」の3つに分けて家庭学習に取り組んでいます。
「でき太くんの算数クラブ」をやってみようと思ったのは、授業の予習部分でベースになる学習教材があったらいいなーと思ったからです。
今までは教科書ワークで予習をし、苦手な分野をネットの無料プリントなどで補っていました。
教科書ワークは、これ一冊でこれから学習する単元も明確にわかり、予習教材としても使いやすく、解説も充実しており、確認の演習問題もあります。
しかし、内容があっさりしているので、「苦手な部分が完全に克服されたのか?」また、「本当にこれだけの内容で十分なのか?」と不安が残りながら進めていました。
実際に、息子は「数の概念」・「数の分解と合成」の部分が十分理解されていないようで、教科書ワークの取り組みではその苦手部分を見抜けませんでした。
後に他のドリルの演習で、「数の合成と分解があやしいぞ」といのが見えてきたので、夏休みに苦手分野の克服に時間をあてることになりました。
教科書ワークでは、広範囲での基本は身に付きますが、もっと深くまで取り扱ってほしい単元などが意外とあっさりしていたり、演習量が少ないため、本当に子供が理解できているか把握する前に次の単元になってしまったりします。
その後、単元で深く学習していない部分や苦手な単元の補習のため、ネットの無料プリンなどを利用しなければいけないのですが、その手間が結構大変でした。
そこで、もっと効率よく単元の予習ができる教材はないかなーと思い、ネットで色々と探し「でき太くんの算数クラブ」に出会いました。
まだ始めたばかりですので、「でき太くんの算数クラブでしっかり予習できるのか?」また、「苦手単元がしっかり克服しながら進めるようになっている教材なのか?」はわかりません。
できれば息子のよき予習教材として長く取り組める通信教材であってほしいと願います。
「でき太くんの算数クラブ」の取り組みの様子はまた報告します。