今回は2年生の2学期も終わりましたので、学習の振り返りを書いていきたいと思います。
算数の取り組みについては、2学期後半から学習方針を大きく変える事態がおきました。
元々、算数は授業の予習・復習・計算と学校の単元とは別に教科書+αの学習をしていました。
しかし、息子から「グレードアップ問題集とサイパー」など教科書+αの教材は今はやりたくないという発言が出てきました。
勉強が苦手な息子にとっては、教科書+αレベルの問題集は1問取り組むにもかなり時間と労力を要します。
今まで息子から何かをやりたくないという発言はほとんどなかったのですが、よほど辛かったのか深刻な顔で管理人に言ってきました。
息子の辛そうな顔を見た時に、管理人は息子に無理強いをさせていたことにようやく気付きました。
教科書+αレベルの学習はした方がよいという思いはありますが、無理強いしてまでやる意味はないと思っています。
少しずつステップアップして取り組めればよいのですが、管理人は初めから単元とは別メニューで日々取り組ませていたのは大失敗でした。
まだ、息子の脳の準備が整っていない段階で、無理な学習は学習意欲の減退になりかねません。
本来は、毎日学習を見ている管理人が息子の辛さや苦悩に早く気付くべきだったのですが、息子に言われるまで気付きませんでした。
息子には申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
実はかなり前から、教科書+αの取り組みは嫌だったのかもしれませんが、「お父さんに与えられた問題集だからしっかりやらなきゃ」・「期待にこたえなきゃ」という思いがあり、仕方なく取り組んでいたのだろうと思います。
しかも、教科書+αの問題集がすべてできるようになるまで、何度も繰り返しさせられることにも嫌気がさしてきたのだろうと思います。
そんなこともあり、2学期の算数は後半から単元の予習・復習を徹底的に行い、単元の標準レベルの問題まで確実にできるレベルにしていくことへシフトしました。
教科書+αの学習を休止してからは、息子の学習意欲も戻ってきて割とスムーズに学習が進むようになりました。
現在の学習の取り組について簡単に書いていきます。
目次
学校から帰宅後の取り組み
学校から帰宅後、おやつなどを食べてから宿題+計算問題(20問程度)とポピー算数を使用してで授業でやったことを復習します。
計算
計算問題は、主にたし算(ゆくゆくは暗算が強くなるようにするための下地作り)・引き算の筆算(1学期にかなり躓いたので、忘れないように時々取り組みます)・□のあるかけ算などに取り組んでいます。
計算で使用しているプリントは自作です。
息子の苦手なパターンなどがあるので、それをランダムに作りました(結構手間です)。
授業の復習(平日、帰宅後の取り組み)
帰宅後はその日に習ったことは、忘れないうちにポピーで復習します。
ポピーは教科書を細切れにしたワークになっているので、授業で習った分だけ復習するのに向いている教材です。
すぐに復習することで基礎固めをし、夜はもう少し深い部分まで学習していきます。
基本的にポピーは息子一人で取り組み、夜に管理人が丸つけをし、間違えた部分を解説していきます。
ポピーの取り組みで理解があやふやな部分は夜の学習で徹底的に取り組みます。
夜の学習の取り組み
夜は管理人と一緒に学習します。
帰宅後の取り組みは息子一人でも取り組める学習ですが、夜の学習は管理人と一緒に取り組むので、理解を深めたり苦手な部分の取り組みをしていきます。
復習と細かい部分の単元学習
帰宅後に取り組んだポピーで理解が曖昧な部分があれば、しっかり固めていきます。
また、単元の復習をできるだけ深掘りし、穴がないか確認します。
苦手な部分があれば、毎日スムーズにできるまで取り組みます。
複数の問題集やネットプリントを使いながら、苦手部分や理解が曖昧な部分のみ問題集からピックアップして取り組んでいきます。
複数の問題集を使用しますが、必ずしもすべて1ページ目から取り組む必要はありません。
つまずいた部分や強化したい部分のみピックアップして取り組みます。
復習のレベルは最終的に標準レベルをスムーズにできるようにしていくことが目標です。
予習
予習は少し先の単元の学習をしていきます。
1つ目は通信教材の「でき太くんの算数クラブ」に取り組んでいます。
1日2枚のプリントを毎日取り組むことで、学校の単元より先の部分に突入しています。
その他の予習の取り組みは、教科書ワークで学習し、間違った部分をネットプリントで補足したり他の問題集でレベルアップをはかっていきます。
予習では、基本レベルが身につくまでとし、あとは授業と復習で標準レベルまでできるようにしていきます。
思考力
思考力といってもそれほど難しいことに取り組む訳ではありません。
単元学習や計算ばかりだと飽きてしまうので、ちょっと趣向が違う学習に取り組みたいと思い、「算数ラボ」という教材を1日1ページ取り組んでいます。
難しい問題もありますが、基本的に楽しく取り組める問題が多いです。
どちらかというと頭を柔らかくする学習です。
小2の2学期で注意すべき単元
小2のメインは「かけ算」です。
かけ算は2学期になって登場しますが、「九九」の学習は早めに取り組んだ方がよさそうです。
勉強が苦手な子供ほど、早めに取り組んだ方が授業もスムーズになります。
ここでつまづくと自信を失い、「自分は算数が苦手だ」という意識が芽生えてしまいます。
2学期の九九は、クラスのほとんどの子供がスムーズに言えるようになっています。
おそらく2学期前から準備をしたり、学習塾や公文ですでに取り組んでいたりするのだと思います。
バカ正直に2学期から九九の練習を始めると、他の子供がスムーズに九九が言えるのに自分だけができないと焦りが生じるかもしれないので、早めの準備をした方がよいと思います。
息子がかけ算の準備を始めたのは1年生の3月からです。
九九の取り組みについてはこちらの記事でも書いていますので、よければ見て下さい。
もう一つ、意外に苦戦する単元が「かさ」です。
身近な生活でも「dl」はあまり聞きなれないので、苦戦する子供が結構いるのだと思います。
中でも単位換算が混乱しやすいです。
「かさ」の学習も早めに準備したほうがよいと思います。
まとめ
2学期の算数は大きな変化があった時期です。
今までの学習方針である「教科書+α」まで学習するという方針から「標準レベル」までしっかりできるようにするという方向に変わりました。
管理人の教育虐待ともとれる無理な学習により、知らず知らずのうちに息子を追いこんでしまったということを大いに反省しなければいけません。
教科書+αの学習はした方がよいと思いますが、子供の学習レベルを見極めながら、取り組むタイミングを考えたり、「教科書+α」の学習を取り組んでいる間も、息切れしてないか確認・調整が必要です。
息子が嫌がった理由の一つに、教科書+αの学習教材が単元にそった学習と別にしていたので、常に新しい勉強をしている感じがあったのだと思います。
息子が教科書+αの学習をさせるのであれば、各学年のすべての単元学習が終わってからさせるべきだったと思っています。
現在は、算数の学習は標準レベルの問題集がしっかり解けるようになることを目標設定としています。
教科書+αの学習を中止してから息子の取り組みもかなりスムーズになり、学習意欲も少しずつ戻ってきているように感じます。
親の過度な欲求は、子供を潰してしまう可能性があるので、常に子供の様子を客観的に見れるようにしていきたいと改めて思いました。