今年の夏休みは、コロナの影響で例年に比べ短い期間となりました。
地域により夏休み期間は異なると思いますが、コロナの影響で大幅に生活環境や学習環境が変わり子供にとっては大変な1年となっています。
1学期の授業も足早に進んだり、深く学習しなければいけないことをプリント学習などで終了したり、学校もかなり焦った対応をしているように感じました。
今までに経験の無い事態が起こっているので、学校や先生を批判するわけにはいきません。
休校期間も含め親の負担もかなり増えたと思います。
例年であれば、夏休みにしかできない体験や家族旅行・海水浴・もちろん学習なども含め、たっぷり夏を満喫しつつ学習準備を整えていくはずでした。
しかしコロナの影響で旅行や外出もままならず、更にお子さんによっては学習に遅れが出たり、学習意欲が低下したりしている可能性もあります。
今年の夏休みは、コロナによる子供の心身のケアや生活リズムを整えたり、学習状況を見直したり、それぞれの家庭でしっかりと子供向き合い、つもの夏休みより工夫が必要となりました。
親としては、1日の時間がたっぷりあるこの時期に、勉強面であれやこれやと手を出したい感じになりますが、夏休みは夏ならではの体験や遊びができる時期でもあるので、勉強ばかりに時間を割くわけにはいきません。
学習時間に割ける貴重な時間を有効に使うため、事前にポイントを絞った計画目標を立てる必要があります。
目次
夏休みの学習に取り組む前に子供の学習レベルを確認する
夏休みの期間を利用し、子供がどのような学習したらよいかをじっくり考えなければいけません。
そのためには、現在の子供の学習レベルを知ることが最も大切です。
「学校の勉強に躓きは無いか?」・「学習習慣はついているか?」・「1学期の単元テストは100点近くを取っていたか?」・「今まで習った四則計算はスムーズにできているか?」・「今まで習った漢字の読み書きは問題ないか?」など子供の学習レベルを知る材料はいくらでもあります。
普段の授業では、どの子供たちも同じように授業を受け、同じように宿題に取り組み、同じように単元テストを受けます。
もちろん、学習理解度に差はありますが、授業はどんどん進みます。
しかし夏休みは授業が無いので、各家庭で子供に合わせた学習の取り組みができる絶好の期間なのです。
四則計算がスムーズにできる子供と繰り上がり繰り下がりの計算もあやふやな子供が同じような夏休みの過ごし方になるはずがありません。
親は我が子の学習レベルを見極め、この夏の課題と計画を明確にしていかなければなりません。
学習レベルを把握して初めて細かな学習計画が立てれると思っています。
例えば、学習習慣が無い子供であれば、この夏休みはとにかく1日10分でも毎日学習することを目標にするということでもいいと思います。
学習習慣がない子供が、午前も午後もハイレベルなドリルや問題集に取り組もうと思っても無理です。
かえって勉強が嫌いになり、学習習慣を身につけるのは困難になってしまいます。
逆に学習習慣もあり地頭がよい子供が1学期の総復習ドリルに取り組ませても、やりごたえがなく、ダラダラしてしまう可能性もあるので、もう少しやりがいのある問題集に取り組んだり、机上の学習以外の興味ある課外活動に力を入れるなどしてもおもしろいと思います。
机上の学習に力をいれるよりも低学年の夏休みは、興味のある分野を深堀して学ぶ絶好の期間にした方が将来的な視野を広げることになるのではないかと思います。
このように我が子のレベルや学習習慣の有無などにより、夏休みの取り組み方は全くことなると思います。
低学年の内は、親が子供の学習レベルを考慮しながら、学習の取り組みを誘導する必要があると思います。
決して1学期の総復習ドリルや夏休みのドリルを子供に与えて終わりということにしてはダメです。
もし今まで子供の学習についてあまり見てこなかったのであれば、この夏休みを良い機会と捉え、子供の学習をしっかり見てあげてください。
具体的な夏休みの学習計画
管理人の息子は、残念ながら地頭がよい訳ではないので、しっかりと学習をしなければ授業についていけなくなってしまうレベルです。
学習習慣は1年生の頃より家庭学習に取り組んでいるので、夏休みに宿題以外の勉強をするということに対し、拒絶することはありません。
現時点での息子の学習課題や学習レベルを把握した上で、具体的な学習目標を各教科ごとに設定していきます。
算数の目標と取り組み
●繰り上がり・繰り下がりの計算ミスを少なくし、もう少し早く計算できるようになる
算数の原点ですが、息子は計算が苦手です。
計算ができないということではありませんが、計算が遅い・ミスをすることが多いなどもありますが、息子自身があまり計算を得意に思っていないことが一番の問題です。
この夏休み期間で、計算に自信が持てるようなレベルにしたいと思っています。
そこで繰り上がり・繰り下がりのある陰山英男の100マス計算ドリルを毎日取り組むことを学習計画に盛り込むことにしました。
今更、繰り上がり・繰り下がりのたし算・ひき算に力を入れるなんてと思うかもしれませんが、たし算・ひき算がスムーズできるようになった今だからこそ、もう1ステップアップし、自信がもてるようにするために100マス計算に取り組むのです。
1年生の時に100マス計算に取り組むのは、息子のレベルだと挫折する可能性がありました。
2年生になり計算にもだいぶ慣れてきたこともあり、100マス計算を拡大コピーし、数字の密集感を緩和させたら、それほど嫌がらずに100マスに取り組むことができました。
あとはひたすら褒めました。「早いじゃん・やるじゃん・これだけやれば計算はバッチリだね」などできるだけ気分が上がるような声かけを意識しました。
夏休み中の100マス計算の成果としては、初めての100マス計算時のタイムは5分30秒という恐ろしいほど遅いタイムでしたが、最終的には2分50秒ほどまでになりました。
陰山英男先生の100マス計算ドリルには2分を切ることを目標にと書いてありましたが、息子のレベルでは3分を切ることができればいいかなーと思っていたので、管理人的には十分合格です。
これで計算に対し、少し自信が持てるようになったと思います。
●3桁の筆算引き算のランダム問題をスムーズに解けるようにする
筆算が苦手です。計算処理能力が不安定な部分もあるのだと思いますが、3桁の引き算になるとミスが多くなります。
3桁の筆算引き算でも、繰り下がり一つ、繰り下がり2つ、0が入るなど種類別だと問題なくできるのですが、これらがランダムになってくるとメチャクチャな計算になってしまうことが度々あります。
本人もそれがわかっているのか筆算の引き算に取り組む時はイライラしています。
とはいっても2年生の必須単元なので、苦手なままでいるわけにはいかないので特訓です。
繰り下がり一つ・二つ・0をはさむランダム筆算プリントがあまりよいものがなかったので、管理人がランダム問題を作り、それを解かせることにしましたが、問題なくできるようになるまで夏休みいっぱいかかってしまいました。
一度、苦手だという印象を持ってしまったことが原因なのか、筆算苦手克服するのに正直ここまで時間がかかるとは思いませんでした。
逆に夏休み中の時間のある時にじっくり取り組めてよかったと思います。
筆算の特訓と同時に100マス計算の取り組みもしていたので、計算に対する苦手意識も少しずつ和らいできているように感じました。
●線分図を活用しながら文章問題を解く
1学期の文章題はサイパーシリーズたし算・ひき算2に取り組んでいましたが、息子から線分図がよくわからない。という悩みを聞かされ、夏休みは苦手な線分図に取り組むことにしました。
使用した教材は、ネット無料プリントのぷりんときっずをメインに取り組みました。
ぷりんときっずの線分図は、だんだんレベルが上がっていき、最終的に自分で線分図が作成できるようになるまでのプロセスが非常に考えられているので重宝しています。
線分図は、文章題を解く上での基本となるので、夏休み以降も重点項目として取り組んでいきたいと思っています。
●2学期以降の予習をする(かさ・掛け算)
2学期以降の予習は、水のかさ・掛け算が主な取り組みです。
水のかさは1学期より取り組んでいました。
意外と単位の問題は難しいです。特に単位変換はやっかいなので、徹底的に取り組みました。
まずは、お風呂でdL・mL・Lが記載されているビーカーを使い量の感覚をつかむようにしました。
感覚をつかむのと同時に、ドリルやワークなど紙面の学習も進めていきました。
水のかさで使用した教材は、教科書ワークで予習し、くもんの「単位と図形にぐーんと強くなる」で復習し、苦手分野を自作プリントで補強する感じです。
かさに取り組む時の約束として、必ず1L=10dL=1000mL/1dL=100mLを空白に書くようにしています。
毎回、プリントの空白に1L=10dL=1000mL/1dL=100mLを書くことで、自然と単位換算が記憶されることになり有効だと思うので、是非、試してみてください。
単位の学習教材として使用したくもんの「単位と図形にぐーんと強くなる」の内容は、さすが公文式という感じがしました。
スモールステップアップでかさの単位を学べるようになっており、一つの単元のボリュームがどのドリルや問題集より多いように感じます。
これくらいしつこく(いい意味で)、繰り返し学習できれば嫌でもマスターできるようになります。
実際に公文にかよっていないのでわかりませんが、公文の学習は、このように繰り返し繰り返し学習しながらスモールステップしていくので、公文に通われているお子さんは基礎がしっかり身につているんだろなーと思いました。
息子は公文の体験で、くもん拒絶になってしまったのでくもんに通うことはありませんが、公文からは様々なドリルや問題集が出版されているので、子供に合ったドリルを見つけて取り組ませることで、公文学習の良い部分を体感させることが多少なりともできるのかなーと思いました。
単位の学習にはくもんの「単位と図形にぐーんと強くなる」はかなり使えると思います。
単位の学習は掛け算の影に隠れてしまっていますが、なかなかやっかいな単元ですので、理解できるまでしっかり取り組む必要があると思います。
もう一つ、2学期以降の予習としてメインとなるのが掛け算です。
覚えがあまりよくない息子は、九九を覚えるのに苦戦するだろうと思い、2年生の始めよりお風呂で九九を唱えるようにしていました。
お風呂では暗記しようとはせず、ひたすら唱えていただけです。
九九表を見ながら「2の段と3の段を言ったらお風呂からあがっていいよー」みたいなゆるい感じで進めていました。
夏休みより暗記モードに入りました。
九九の歌をユーチューブで聞かせ、無料アプリで九九の確認テストをしていきます。
夏休み期間中に何とか九九は言えるようになった感じです(まだまだ不安定なので2学期以降も継続していきます)。
お風呂でゆるい感じで九九を毎日唱えていたので、それほど抵抗感なく九九の暗記に突入できまた。
いきなり暗記モードで取り組むと息子の場合は、テンションと集中力が下がりなかなか覚えなかったと思います。
毎日、九九表を見ながらでも唱えていたことで、抵抗感なく自然と九九が頭に入ってくる状態になっていたのだと思います。
管理人の息子のように勉強が苦手なお子さんが九九に取り組む場合、初めは無理に覚えさせず、九九の独特の言い回しやリズムを脳や体・耳で慣らしてから暗唱した方がスムーズのように思います。
●計算(100マス)
●線分図
ぷりんときっず
●単位(かさ)
国語の目標と取り組み
●2学年の新漢字の習得と今まで習った漢字のおさらい
漢字は1年生の3学期より2年生の漢字習得に努めていました。
1年生に比べ2年生で習う漢字は増えるため、早めに2年生漢字の学習を始めました。
現在は、2年生の漢字を一通り覚えるようにし、覚えた漢字を忘れないように毎日ランダムで漢字書き取りチェックしています。
習得には、1年生の漢字の組み合わせで構成される漢字などから学習し、更に下村式の唱えて覚える漢字練習ノートなども活用しました。
漢字の覚え方は1学期の振り返りでも詳しく書いているので、よかったら見てください。
漢字の復習には30問ほどの自作ランダム書き取り問題に、毎日取り組むようにしました。
覚えずらい漢字があったり、集中力にムラがあったりなどの影響で、当初予定していた2年生漢字習得までの日数より大幅に遅れていますが仕方がないと思って地道に取り組んでいます。
9月いっぱいで、2年生で習う漢字は一通り目を通し、書くようにしたいと思っています。
その後は、習った漢字を使った熟語や色々な漢字の読みを学習していく予定です。
●長文読解・読書
夏休みは1日の時間がたっぷりあるので、苦手な分野の克服と読書に力を入れたいと思っていました。
何故、読書に力をいれるのかというと、国語に限らず、算数・理科などすべての学習に読解力が要求されることが多いためです。
つまり、すべての学習のベースは、読解力が一番重要だと感じています。
読解力を養うためには読書が一番効果的だと思っていますが、息子には読書習慣がありません。
無理に読書をさせても読書嫌いになってしまう恐れがあるので、寝る前の読み聞かせや興味のあるマンガ本など活字に触れあう機会を多く持つように心掛けています。
また、読書をしない代わりに、少ない量ですが読解問題を毎日音読しから設問に取り組むようにしています。
その甲斐があってか興味のあるジャンル関して、時々、読書する場面が出てきました。
管理人的にはものすごーく感動しています。
それでも絶対的な読書量は少ないので、焦らず読書する習慣がつくよう見守っていきたいです。
しかし、夏休み・冬休み・春休みだけは、読書するよう課題をだしています。
学研の「おはなしドリル」シリーズ見開き1ページの音読を課題として出しました。
学研のおはなしドリルシリーズは1年生の時から取り組んでいることなので、この夏休みもおはなしドリルシリーズの音読に取り組むものだと思っているようで、どのジャンルのお話にしようかなーと言っていました。
結局、息子が選んだのは「伝記」でした。
元々、偉人に興味があったので本人的にも読みやすいのだと思います。
やはり、同じことをルーティンで繰り返すことで、当たり前のことになってるのかなーと感じました。
ただ、ここで無理をさせて夏休み以降も続けることはしません。
「おはなしドリル」の音読は長期休み期間のみの約束なので、それ以降続けるように管理人が強要することはありません。
学研のおはなしドリルシリーズは色々なジャンルがあるので、実際に本屋で子供が手に取って中身を見て決めさせるとよいと思いますよ。
息子のように読書習慣がない子供は、いきなり長い話の本を読むのはかなり抵抗感がりますが、おはなしドリルだと見開き1ページで話が完結するので、読書初心者には最適です。
「おはなしドリルの音読」の他の取り組みとして、普段から取り組んでいる読解問題も夏休み中も継続していきます。
読解問題に使用したドリルは「グレードアップ問題集の小2国語読解」です。
管理人の息子にとってZ会グレードアップ問題集は、国語も算数も教科書+αの位置づけです。
グレードアップ問題集がスムーズにできれば、その学年の学習到達度は達成されているという目安にしています。
中学受験をされる子供は、更にもう一段レベルの高い問題集に取り組む必要がありますが、勉強が苦手な息子は、グレードアップ問題集レベルができるかできないかが一つの基準になります。
●漢字
●読書
●読解
夏休み用のワークやドリルは取り組まない
学校からの宿題も出ていますので、そちらにも取り組まなければなりません。
息子の小学校の学習課題は、1学期で習ったことを総復習するワーク1冊と絵日記に取り組むというものです。
ワークは学校で習った基本的なことに漏れがないか確認する程度のレベルのワークです。
元々、息子の苦手な単元がわかっている(3桁の引き算筆算)ので、それ以外の単元で本当に理解度があやふやなところがないか確認にもなるので、やって無駄になるものではありません。
しかし、学校の夏休みワークに取り組んでいるのに、内容がダブル夏休みの総復習ドリルを更にもう1冊取り組ませる必要はないと思っているので、夏休み用のワークは我が家では用意していません。
夏休みは苦手な単元にじっくり取り組んだり、2学期以降の授業を円滑に受けれるように予習したりする時間に充てた方が有効だと思っています。
親的には夏休み用のワークを買って子供に取り組ませる方が楽かもしれませんが、学校の宿題と同じようなものに何回も取り組むのは、子供にとっても辛いだけです。
限られた時間を有効に使うには、低学年の内は親の導きが重要です。
時間割を作る
夏休みの取り組むべき内容が決まったら、計画表や夏休みの時間割表を作成し、子供の見えるところに張り出し、1日のやらなければいけないことを明確に示します。
これはコロナ休校の時も有効だったので、夏休み中の学習も午前中と夜に分けて、取り組むべきことを子供の見えるところに張り出しておきます。
計画を立てるときは、一方的には立てず、子供と相談しながら計画表を作成します。
息子と一緒に計画を立てることで、やるべきことに責任を持たせるようにします。
やるべき学習が終わったら自由時間です。
計画を貼っていることで、息子なりに自分の学力で終わる時間を見極めながら勉強をスタートさせていました。
午前中の学習は午前中に終わるようにし、自分なりに休憩をはさんでやっていました。
コロナ期間中は、学校の代わりということで管理人が細かく時間割を作成し時間配分しましたが、夏休みはざっくりと午前中に取り組む学習と夜に取り組む学習の内容だけ決め、細かな時間配分は息子に任せました。
自分なりに考えながら取り組めたことは、一つ成長したなーと感じました。
夏休みラスト3日間
夏休みラスト3日間は、1学期で習ったことや課題として取り組んだことを最終チェックする期間としました。
学習面で不安要素を残さず、自信をもって新学期を迎えてほしいということと、自分が頑張ってどれくらい力がついたか確認してほしいための試みです。
具体的には、教科書ワークの付録の夏休みの確認テストやポピーの1学期の総復習テスト・陰山英男のテスト点数を上げるためのテストなど、テスト形式のプリントに取り組み1学期の内容がしっかり理解できたかをチェックしていきます。
また、管理人が用意した3桁の引き算筆算のランダム問題や漢字復習テスト・水のかさの復習テストも同時に取り組みます。
実際に息子に取り組ませましたが、教科書ワークやポピーなどは教科書レベルの基本問題なので100点が取れるようになっています。
息子も「簡単!簡単!」と得意げに解いていました。
「夏休みにしっかり取り組んだ成果だね。大変よくできました」と管理人も息子の夏休みの努力をしっかり褒めました。
やはり夏休みの課題を漠然とやるのもいいのですが、最後は目に見える形で成果を実感させると、子供の励みにもなると思うので、管理人はテスト形式で夏休みの最後を締めることにしました。
ポピーは、1学期のまとめテストや夏休みのまとめテストなど、教科書レベルのテストが豊富に送られてきます。
管理人的には、夏休みは単元ごとの学習より、まとめテストの方が有効活用しやすかったので、ポピーの教材はありがたいです。
また、ポピーの内容も息子のように勉強が苦手な子供でも、教科書レベルの学習がしっかりできていれば100点が取れるような教材になっています。
勉強が苦手な子供は、目に見える結果で自信を持たせるのも一つの手段だと考えています。
小2夏休みの取り組みまとめ
今までの息子を見ていると、喜んで自ら進んで学習するということはありませんが、やらなければいけないことだという認識があるのか、夏休みの間、毎日学習課題に取り組んでいました。
もちろん、ご褒美としてプールに行く予定やキャンプに行く予定など様々な予定をエサにしている部分もありますが、息子なりに自覚が芽生えているのかなーと思います。
いずれ自分で計画を立て実行できるようになってもらいたいですが、小学生の間は、親が関わりながら学習計画を立てることになりそうです。
有意義な学習計画を立てるには、普段の子供との学習への取り組みやアプローチが重要となります。
親が夏休みだけしゃしゃり出てきて、「休みなんだからあれをやれ、これをやれ」では、子供の心には響きません。
また、普段子供の学習を見ていなければ、何が苦手で、どのようなジャンルが得意なのかも把握できず、我が子にとって有効な学習に導いてあげることができません。
親が関与しすぎと思うかもしれませんが、低学年の内は、親主導でなければ学習習慣を身につけるのはなかなか難しいのではないかと思っています。
また、普段から学習面で関わることで信頼関係も生まれ、親が学習面に口を出しても子供にとって違和感がさほど生じません。
これが反抗期や思春期・学年的に難しい時期に、いきなり親が学習面で口を出しても、子供にとっては違和感しかなく、ただただ口うるさく感じてしまうと思います。
低学年の内が抵抗なく学習に関われる絶好の時期なので、大事な時期を逃さないようにしてください。
管理人は、息子が学年が進むにつれ自分で学習計画を立て取り組めるようになっていってくれたらいいなーと思っているので、学年が進むにつれ、学習面に関してはだんだん口出しを減らしていこうと思っています。
もちろん助言が必要な時は、いつでも話せるように、子供が現在取り組んでいる内容などは学年が進んでも把握していくつもりですが、あれもこれも親主導で口出しするのは減らしたいと考えています。
しかし、低学年の今はまだまだ親も子供も学習の取り組み方についは試行錯誤が必要な段階なので、手取り足取り息子と一緒に取り組んでいきます。
2年生の夏休みも、息子なりにがんばって課題に取り組むことができたので、夏休み終了時には、毎日がんばって取り組んだことを大いに褒めました。
息子は照れていましたが、自分なりにやり遂げた顔をしていたのが印象的でした。