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「学校の勉強についていけるようにしたい」・「学習習慣をつけたい」・「テストでよい点が取れるようにしたい」など、勉強が苦手な子供の学習を何とかしたいと思うのが親心です。

 

管理人にも、小学2年生の息子がおり、勉強は苦手です。

 

勉強が苦手な子供にとって、家庭学習の習慣化こそ最大の重要事項です。

 

一気に家庭学習が習慣化することはありません。

 

しかし、親子の努力次第で必ず家庭学習は習慣化できると思っています。

 

現在、家庭学習が習慣化しつつある息子の1年間の取り組みついて紹介していきます。

 

息子の取り組みが正しいのかは、正直なところまだ2年生なのでその後のことはわかりません。

 

ただ、勉強が苦手な息子でも現在、家庭学習をできているのは事実です。

 

同じように勉強が苦手なお子さんをお持ちの親御さんと悩みを共有できればと思い綴っていきます。

 

勉強が得意なお子さんや理解力がよいお子さんを持つ親御さんには、ちょっとわからないかもしれませんが、勉強が苦手な子供は、低学年と言えども「学校の授業についていけない」・「テストでは70点以下がザラ」なんてことがあるんです。

 

もって生まれた資質もありますがが「勉強ができない・成績が上がらない」状態になっている大きな理由もあり、それを親が理解しサポートしてあげなければなりません。

 

「勉強ができない・成績が上がらない」になっている理由は、「負のスパイラル」に陥っている可能性があるということです。

 

子供はこうして勉強ができなくなる・成績が上がらない

負のスパイラルとは?

 

「授業を理解できない」

「先生が言っていることがチンプンカンプンなので授業に集中できない」

「余計に授業が理解できなくなってくる」

「だんだんと勉強がついていけなくなる」

「勉強しようと思ってもわからない」

「もう勉強は嫌だ」

 

という悪循環がずっと続ているということです。

 

「勉強ができない」というお子さんは、まず学校の授業が理解できていないことから「負のスパイラル」が始まります。

 

「じゃー、授業をしっかり聞いたらいいじゃないか」と親は思いますよね。

 

それができれば苦労はしないんです。

 

子供だって、親や先生に「ちゃんと授業を聞きなさい」と言われたら、今度こそ、最後まで授業を聞いて頑張ろうと思っているはずです(低学年の内は素直です)。

 

しかし、授業を聞いてみたけど、先生の言っていることがチンプンカンプンであれば、テンションは下がり集中力も低下していきます。

 

そうなると、ただ学校へ行き、授業の時は思考が停止したまま時間が過ぎ去っていくのを待っているだけになってしまいます。

 

そしてテストの日を迎え、授業を理解していないので点数も悪るく、家に帰ってくると親から「授業をちゃんと聞かないから、こんな点数なんでしょ!ちゃんと授業聞きなさい!」と一喝されます。

 

子供の心の声は「そんなこと言われなくたってわかっているけど、授業聞いたって先生の言っていることがかわかんないだよー」と思っているかもしれません。

 

このような状態がずっと繰り返され、延々と負のスパイラルから抜け出せていない可能性があります。

 

親はどの段階で子供が行き詰まっているのかを見極め、的確な対処をしていく必要があります。

 

子供のつまずきがどこのなのか見極めるには、予習・復習を子供と一緒に始めることが第一歩だと思います。

 

学習の基本は予習・復習

 

低学年の内は、自らポイントをおさえ要領よく授業を聞くことは難しいです。

 

ましてや、チンプンカンプンな授業をいくら聞いても頭に入ってきません。

 

しかし、このまま学年が進んでいくと、取り返しのつかないことになってくるので、今のうちに何とか授業を聞けるようにしていくしかありません。

 

そのためには、予習と復習が重要だと思っています。

 

特に理解力があまりいい子供でなければ、「予習・復習」はますます重要な位置づけとなります。

 

授業の前に、教科書や教科書ワークで軽く学習し、帰ってきたらその日の内にできるだけ早く学校で習ったことを復習します。

 

これをやるだけで全く授業風景が変わります。

 

予習をしているので、先生の言っていることがある程度わかるので、おのずと授業に参加し、集中できる時間も長くなっていきます。

 

授業に集中できるようになってくると、子供の理解力もあがり授業も楽しいとまではいかないまでも、学校で授業が終わるのを待っているだけの生活から脱却できます。

 

子供にとって、授業や勉強が楽しいと思える一つのモチベーションとして、「テストでよい結果が出る」・「親から褒められる」などがあります。

 

勉強を頑張れば頑張るほど結果が出るとなってくれば、授業の集中力も続き、楽しくなってくるはずです。

 

楽しくなるという感覚は、高学年以降かもしれませんが、今は少しでも授業が聞けるように「予習・復習」をしっかり行い、テストという目に見える結果で自信をつけてもらうことが重要だと思います。

 

早めに学習習慣を身につける

「学習習慣がない・勉強ができない・成績が上がらない子供」がいきなり長時間の予習・復習をやろうと思っても、数日で息切れを起こし長続きしません。

 

中長期目線で、見守らなくてはいけません。

 

1ヵ月単位で、どの程度学習するかザックリした目標を立て、徐々に学習量や学習レベルを軌道修正しながら学習習慣を身につけていきます。

 

例えば、「この問題集を1ヵ月で終わらせる」・「漢字を何個覚える」・「計算問題を何分以内に解けるようにする」など、何でもいいと思うので、ザックリとした1ヵ月の目標を立て取り組むことから始めます。

 

とにかく毎日、家庭学習することで勉強することは当たり前という習慣にしてしまうことが大切です。

 

学年が低くければ低いほど習慣化しやすいです。

 

実際に勉強が苦手な息子も、勉強すること事態に文句を言うことはありませんし、勉強することは当たり前だという感覚になってきているようです。

 

例えば、「○○時までに勉強が終わったらDVD見ていい?」・「○○時までに勉強が終わったら、遊びに行っていい?」など、勉強することが前提の発言になっています。

 

これは、管理人が「勉強しないと遊びに行っちゃダメ」と言っている訳ではありません。

 

息子の中で、勉強しないで遊ぶということに罪悪感があるのか何となくモヤモヤした感じになるのだと思います。

 

まだ、自分で目的を持って学習しているわけではありませんが、今は「何となくモヤモヤするから勉強する」でもいいと思っています。

 

息子が家庭学習を習慣化するためにやったことは1年間どんな勉強でもいいので、毎日、やってきたことです。

 

病気の時以外、ほぼ毎日取り組みました。

 

旅行に行っても、遊びに行っても「やるべきことはやる」という信念で、息子も管理人も取り組んできました。

 

1年間取り組んだ成果が、勉強が苦手な息子でも学習習慣がつきつつあるということです。

 

学習のペースがつかめたら予習・復習に取り組む

学習習慣がなければ、いきなり予習・復習させても嫌がります。

 

学習習慣はすぐにはつかないので、まずは、家庭学習するペースを整えていきます。

 

そのためには、簡単な学習でも毎日継続することが大事です。

 

ある程度、学習するペースがつかめたら、予習・復習を実践していきます。

 

予習は、親子で一緒に学習することが好ましいです。

 

子供にドリルや教科書を渡して、自分で読んで進めることを求めても無理です。

 

「学習習慣もない」・「習ったこともない」・「勉強法もわからない」ので、もう嫌だーとなり、これで家庭学習計画は終了となってしまいます。

 

親も大変ですが、寄り添ってじっくり見てあげることが必要です。

 

助言を求められたらすぐにヒントを出したり説明したりできる状態は、子供が安心して机に向かえます。

 

勉強がわからなくても、「お父さん・お母さんが助けてくれる」という状態が初めは大事です(後々は、一人で学習できるようにしますが、初めはできるだけそばにいてあげてください)。

 

予習には、教科書や教科書ワークを使って親が解説しながらゆっくり進めていくのが最適だと思います。

 

実際に予習を進めていくと学習習慣もなく勉強が苦手な子供は、理解するまで時間がかかるかもしれません。

 

息子も新しい単元を予習する時は、いつも時間もかかりますし反応も悪いです。

 

管理人もイライラすることもあり、大きい声を出すこともあります。

 

しかし、教える側がイライラすると、間違いなく息子の理解度は更に低下します。

 

何とか怒られないように、やらなきゃいけないというプレッシャーからプチパニックになっています。

 

更に、大人がイライラしている状態を早く終わらせたいという心理から、理解するための学習というより早く終わらせてこの場をしのごうとしているように見えます。

 

「理解しようと勉強する」のと「怒られないようにするために勉強する」というのでは、子供の理解度は全く違います。これは経験上、間違いありません。

 

管理人もイライラした時は、深く反省し素直にあやまります。

 

「さっきはイライラしてごめんね。ちょっと休んで落ち着いたらもう一度やろう!」と親も子供も仕切り直しをします。

 

するとさっきまで理解できなかったことが嘘のようにできることもあります。

 

親の心構えとして、予習は新しいことの学習なので「できなくて当たり前」・「理解に時間がかかって当たり前」ということを認識し、学習に寄り添わなければいけません。

 

予習の取り組み・最適な教材

 

まずは、算数の予習について説明していきます。

 

算数の予習はかなり重要です。

 

低学年のうちは「勉強がわからない・苦手」という認識をもってしまうのは算数です。

 

逆に「自分は勉強が得意だ」と思わせるのが容易なのも算数です。

 

ちょっと計算がスラスラできるだけで、自分は算数が得意だと思い自信になることも多いです。

 

自信が過信になってはいけませんが、勉強が苦手な子供ほど、計算など割とすぐにマスターできそうな分野で自信をつけさせることがすべての学習意欲向上につながることもあるので、親御さんはうまく自信をつけさせてください。

 

予習をしておけば、授業の時に「あっ、お母さんと勉強したことを先生が話してる!」・「授業がよくわかる」など、今、授業で習っていることが自分は知っているというだけで楽しくなったりするものです。

 

では、予習には実際にどのような教材を選んだらよいかというと勉強が苦手な子供や理解力があまりよくない子供は、単元導入解説が手厚いドリル・ワークを選びます。

 

こんなことをわざわざ書かなくてもわかるよというぐらい、初歩的な解説が載っているドリル・ワークが最適かと思います。

 

管理人と息子が算数の予習で利用している教材は「教科書ワーク」です。

 

教科書ワークは、大変、予習に向いている教材です。

 

今まで、子供の勉強を教えたことがない親でも教科書ワークに沿って学習して進めていけば、現在の学校で習う学習方法や単元を把握できるのでとても便利です。

 

教科書ワークの内容は、初めに例題を交えながらの解説があり、練習問題でスモールステップアップしていく感じの構成になっています。

 

最後にまとめ問題がありますが、こちらは復習に使用してもよいと思います。

 

管理人は復習には通信教材の「ポピー」を使用ているので、まとめ問題まで予習で取り組みます。

 

息子と一緒に解説を読みながら、例題や練習問題に取り組み、つまずいたら解説部分に戻ってもう一度読み直して、別の練習問題に取り組むということを繰り返します。

 

この間、息子から助言を求められばいつでもアドバイスできるように隣にいます。

 

予習の時点で、学習習慣がまだ完全に身についていないお子さんは、あまり深くまで学習する必要はありません。

 

予習を徹底的に取り組むには、ある程度の学習習慣がなければ、しんどいです。

 

新しい知識を習得することは、子供にとってかなりエネルギーが必要となるので無理は禁物です。

 

学習習慣が身についていれば、予習の段階でも深い部分までドンドン学習してもよいと思いますが、予習段階ではザックリ理解できていればいいと思います。

 

あとは学校の授業で理解度を固めていけばOKです。

 

その後、予習したことが授業でしっかり理解できたか必ず確認します。

 

確認方法は日常会話でいいと思います。

 

学校から帰ってきたら今日のできごとや授業でどのようなことをを習ったのか?また、授業はよくわかったかなど、簡単な問いかけで子供の学習理解度を確認します。

 

子供が楽しそうに習ったことを話したり授業の様子を話すことができれば、授業の理解度はまずまず心配ないと思います。

 

「先生の話はよくわからなかった」などの発言があった場合は、どの部分がわからなかったか一緒にチェックしていきます。

 

早めにつまずきに気づき解決していくことが大事です。

 

ただし、予習をしていると授業がわからないという発言はほとんどありません。

 

ちなみに、1年間家庭学習を継続してきた現在の息子は、学習習慣もだいぶ身についてきたので、予習の段階で教科書ワーク以外にも取り組んでいます。

 

まず、教科書ワークを使うところから始めるのは同じですが、その後、ネットの無料プリントを活用し予習をしていきます。

 

よく活用するのは、「ぷりんときっず」と「脳トレキッズ」を利用しています。

 

「ぷりんときっず」は各学年でまなぶ単元をレベル別に問題がわかれており、ステップアップ学習がしやすいです。

 

「脳トレキッズ」も段階的にレベルが上がっていくので取り組みやすいです。

 

問題量も結構あるので、予習としては十分な量となります。

 

また、計算分野では1年生から「算願」をずっと利用しています。

 

算願は、圧倒的な問題量と色々なパターンの計算学習ができるので重宝しています。

 

また、2年生では単位の学習も入ってくるので、単位学習には公文の「単位と図形にぐーんと強くなる」を利用しています。

 

単位の問題はちょっとやっかいなので、公文の「単位と図形にぐーんと強くなる」などを活用し、問題量をこなすことも必要です。

 

一方、国語の予習は教科書の本読みと漢字くらいで、あまり予習に力は入れていません。

 

国語は復習が重要だと思っています。

 

 

 

復習の取り組み・最適な教材

授業で習ったページ分は、その日のうちに必ず復習します。

 

できれば学校から帰ってきたらすぐに復習した方がよいです。

 

宿題もたくさんあれば、復習する時間がないと思うかもしれませんが、低学年のうちは1回の授業で進む範囲はごくわずかですので復習もすぐに終了します。

 

復習には、教科書ワークのまとめページで確認してもいいです。

 

管理人の息子は、通信教材のポピーを使って復習をしています。

 

ポピーは完全に教科書に沿っており、教材のワークには、教科書の何ページついて現在学習しているというのがわかるようになっています。

 

また、ポピーはワークの解答・解説が優れています。

 

実際に復習をしていて親が教えるのが難しいと思ったのが国語でした。

 

漢字なら覚えるだけですが、教科書の本文内容をどのように解説して理解させるのか、ポイントがいまいちわからなかったのですが、ポピーの解答・解説欄には、どのように説明したらよいか細かくアドバイスが書かれており、学校の授業のように家庭学習を進めることができます。

 

国語の教科書ワークは、本文内容の学習が少し物足りない感じがしていたので、ポピー国語はとても重宝しています。

 

もし、通信教材はあまり取り組みたくないということであれば、喜楽研の「国語教科書プリント」が本文内容に力を入れた教材です。

 

教科書ワークより喜楽研の「国語教科書プリント」の方が授業に沿った構成になっています。

いずれにしろ、授業で習ったことをすぐに復習することで、知識の定着は早いですし、忘れずらいです。

 

後は、テストで高得点を取って目に見えるかたちで、子供に自信をつけさせます。

 

低学年は、いつ頃カラーテストになるか予想できます。

 

授業の復習を毎日一緒に見てると、単元の終わりも把握できるので、単元が終了した数日後にカラーテストが実施されるのが定番だと思います。

 

カラーテスト対策は、ポピーがずば抜けた存在となります。

 

ポピーの教材は新学舎という会社で運営されていますが、学校の副教材やカラーテストも新学舎が手掛けた教材を導入している学校が多いです。

 

学校のニーズに合わせた教材を制作している新学舎が手掛けたポピーの確認テストは、学校のカラーテストによせた内容となっています。

 

ポピーの確認テストを学校のカラーテスト直前に取り組むことで、かなり高得点を取れるはずです。

 

まとめ

「勉強の苦手」を克服するためには、やはり授業をしっかり聞いて理解することがとても大切です。

 

ただし、勉強が苦手な子供は、授業を理解することが困難なので、まずは、「家庭学習の習慣づけ」が重要となります。

 

一足飛びに、家庭学習の習慣が身につくわけではありませんので、根気よくじっくりと子供と一緒に親も取り組んでいかなければなりません。

 

では家庭学習は、何から手を付けたらよいのか?

 

それは、「予習・復習」です。

 

予習・復習をすることで、授業を理解できるようになります。

 

授業が理解できれば、授業中に集中して先生の話を聞けるようになり、より学習の理解度が深まります。

 

学習の理解度が深まってくれば、学校のテストでも高得点を連続して取れるようになってきます。

 

テストの結果がよければ、自信にもつながり、より家庭学習にも力が入ってきます。

 

このように、一つのことがうまく回り始めると、勉強が苦手な子供だって、結果が必ず出てきます。

 

実際に息子と1年間、家庭学習に取り組んでみて、予習・復習の重要性を知りましたし、家庭学習を続けることにより、基礎学力が目に見えてついてきているのがわかります。

 

今のところ、勉強が苦手な息子でも授業には、しっかりついていけているようです。

 

これから、学習習慣を身につけたいと思っている親御さんがいましたら、塾に行くよりも何よりも授業の理解を深めることに重きを置き、予習・復習から取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

学習習慣がついてきたら、もう少し踏みこんだ内容の学習もすることができるようになってきます。

 

親は焦らずゆっくりと学習習慣を身につけるために、子供に寄り添ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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