国語文法・語彙学習に欠かせない存在の成長する思考力GTシリーズです。
レベル:教科書+α
成長する思考力は大きさ・厚さ・ページを開いた時のかさばり感など使い勝手が非常にいい問題集です。
レベルは無学年進級式となっているので子供のレベルに合わせ選ぶとよいと思います。
一応目安の学年は書いてありますがこだわる必要はないと思います。
10級(1年生)・9級(2年生)・8級(3年生)・7級(4年生)・6級(5年生)・5級(6年生)・4級3級2級1級は中学入試レベルとなっています。
無学年式の良いところは、子供のレベルが学年相当のレベルに達しておらす前の学年の問題集に取り組みたいと思った時に、子供のプライドを傷つけずに取り組めるのもメリットの一つです。
GT思考力シリーズの内容は結構難しいです。
息子は3学期の後半から春休みにかけて取り組むのがちょうどよいレベル(それでもだいぶ苦戦します)でした。
分量は結構なボリュームです。
全16回に分かれており、各回4つの分野から出題されており、全部で全部で64ページ取り組むことになります。
4つの分野は毎回異なりますが、例えば、絵を見て」・「作文を見て」・「文のしくみ」・「詩を見て」など4つのジャンルに分かれています。
構成にも前半と後半に分かれており、前半は比較的にスムーズに取り組めますが、後半はかなレベルが上がり学年以上の問われ方をしますので注意が必要です。
しかし、国語力をつけるなら欠かせない教材の一つです。
色々なジャンルから出題され、様々な角度からの設問になっています。
これを1冊終えると子供もやり切った感があり、ちょっと力がついたような感じもします。
1ページ終わるごとに表紙裏面にシールを貼れます。
シールはパズルになっており、完成すると一つの絵ができあがります(前半と後半の2枚の絵になります)。
低学年の内はこんなことが学習を続けるモチベーションになっていたりします。
難しい問題集は嫌がる息子ですがGTシリーズは嫌がらずに取り組み、毎回シールを貼るのを楽しみにしていました。
各学年の文法問題集の中で「出口汪先生の日本語論理トレーニング」と「成長する思考力GTシリーズ国語」は取り組んでおいた方がよいと思います。