山本塾の計算ドリルは中学受験組も非中学受験組も絶対に活用した方がいい計算ドリルです。
山本塾の計算ドリルについての紹介記事は「山本塾の計算ドリルで暗算のコツをマスター」をお読みいただければ活用法や内容がわかります。
今回は非中学受験組の息子が小4から活用した感想を書いていきたいと思います。
計算ミスが減った
息子は勉強が苦手です。特に計算問題は面倒くさがって嫌いなジャンルの一つです。
それでも算数の学習をするには計算は避けては通れません。
息子の場合、文字・数字が汚いので筆算をすると自分で数字を読み間違ったり、繰り上がりの数字を大きく書きすぎて引いたり足したりというミスをしてしまいます。
ここで重要なのが計算のミスは単なるミスではなく、高校受験・大学受験の合否を左右する大きなミスです。
常に計算ミスをしさらに怖いのが計算ミスに慣れてしまうのが怖いのです。
息子の文字をきれいに書くという永遠のテーマは全く改善しません。むしろひどくなっている感があります。
それに伴い計算ミスも多い状態だったのが小4までの息子です。
しかし、山本塾の計算ドリルを活用するようになり5年生後半あたりから計算ミスが減ってきました。
元々、計算ミスを減らすために山本塾の計算ドリルを選んだわけではありませんが、結果として計算ミスが減りました。
息子の場合は、小さな数でも筆算を使うことが多く、その結果、文字が汚ないため計算ミスも増えていくという悪循環でした。
山本塾の計算ドリルを活用している内にある程度の大きい数字も自然と暗算で計算するようになり、結果、筆算を使うケースが減ったため計算ミスも減るという副産物が生まれました。
息子は算数の問題集に取り組んでいる時、常々言っているのが「計算はできるし面倒だから飛ばしてもいい?」と聞いてきていました。
計算問題は筆算を使わなければできなかったので、計算が多い単元だとミスも多くなりやり直しも増え時間もかかってしまうので避けたかったのだと思います。
しかし、山本塾の計算ドリルを続けた結果、面倒くさがりの息子は「筆算をやらずに暗算で計算ができる」・「楽して計算ができる」というアイテムを手に入れ、計算のわずらわしさから解放されました。
1日数分でOK
実際に取り組んだ方法(現在も進行中です)について書いていきます。
息子は勉強が苦手なので地頭がいいお子さんやすでに暗算ができるお子さん、算数の学習に全く不安のないお子さんはこの項目は読む必要がありませんのでスルーしてください。
息子と同じように「あまり算数が得意ではない」・「計算ミスが多い」というお子さんはいくらか参考になるかもしれません。
息子小4から取り組み現在新小6です。
「山本塾の計算ドリル」たし算・ひき算・かけ算・わり算は一通り終了しました。
暗算はできるようになりましたが、この状態を維持しなくてはなりません。
計算はやらないとスピードは落ち、正確性も悪くなったりしますので、ドリル終了後も継続して取り組む必要があると思います。
息子の場合、少なくとも小学生の間は取り組み続けます。
たし算・ひき算・かけ算・わり算それぞれ最後のレベルのページをコピーし、毎日ローテーションで取り組みます。
息子の場合、小学校帰宅後、たし算・ひき算のどちらか1枚、夜の学習時にかけ算・わり算のどちらか1枚、合計2枚を必ず毎日取り組むようにしています。
1枚あたり2分程度で終わるので習慣化してしまえば機械的に取り組んでいけるようになります。
意識しなくても暗算力はアップしていきます。
毎日取り組むのは大変そうな感じがしますが、実際には1枚2分なのでそれほど苦にせず取り組めます。
ただし、最後のレベルに到達するまでが大やや変です。
急いで最後のレベル到達しようと思わず、何度も同じレベルの計算を実施し、スムーズにできるようになったら次のレベルに進むようにしてください。
タイトルには5年生までにマスターと書いていますが、非中学受験組はゆっくり進めて大丈夫です。小学校卒業までにスムーズになっていればOKくらいのゆとりで問題ないです。
中学になると非中学受験組も普段の学習で忙しくなるので計算学習に時間を割くのが難しくなるかもしれません。
小学生の間に四則計算の暗算をものにするという気持ちで取り組んでみてください。
今から山本塾の計算ドリルに取り組もうと思っている人へ
「山本塾の計算ドリル」に取り組むことで計算がミスが減り、計算ミスが減ることで文章題もスムーズにできるようになってきました。
今までは文章題の意図を読み取ることに時間が取られ、さらに計算ミスもしていしますので、息子の集中力もきれてしまい余計にダラダラ取り組んでしまうことも多かったです。
小5の春休みあたりから急に計算ミスが減り、文章問題も問われていることを読み取ることに集中するだけでよくなったので今までより正解率が大幅に上がって気ました。
もちろん計算力だけではなく学年が上がることで少しずつ文章を理解する力がついてきたこともありますが、管理人的には計算力の向上が算数力の底上げにつながっていると感じます。
もし、高学年になって算数の学力に不安があるという親御さんは、まずは暗算力のトレーニングをしてみてはいかがでしょうか?
取り組んで無駄になる学習ではありません。大人になっても役に立つ能力です。
もし、このブログを読まれている親御さんのお子さんが低学年であれば、それはラッキーです。
このドリルは2・3年生くらいから活用できれば計算力が早い段階でつくのでその後の算数力の伸びしろが楽しみとなります。
もし、このブログを読まれている親御さんのお子さんが高学年であれば、それはラッキーです。
中学に上がる前に暗算力が上がれば中学数学がスムーズに運びます。
つまり小学生の間にこの計算ドリルに出会えることができればそれはお子さんにとって非常に幸せなこととなります。
「山本塾の計算ドリル」は小学生の間に取り組むことができればそれだけ有利に算数・数学の学習をすすめることができます。