低学年で勉強が苦手な子供でもカラーテストで100点を連発できるようになります。
●カラーテストで100点を取る方法
●カラーテストで100点を取る意味
●カラーテストで100点を取るために親がやってはけないこと
勉強ができなくて心配している親御さん!低学年であれば余裕でひっくり返せます!
まずは、本当に勉強ができないんでしょうか?
実際に勉強していますか?
何を目標に勉強していますか?
今回は勉強しているにも関わらず学習定着が悪るかったり、カラーテストで悪い点数を取るお子さんの対策について書いていきます。
管理人の息子も勉強は苦手で理解度もよい方ではありませんが、カラーテストは100点を結構取れていますし、ほぼ90点以上です。
目次
カラーテストで100点取ることに意味があるの?
結論から言うとカラーテストで100点を取ることはそれほど重要なことではありません。
学校の成績に多少影響が出る程度です(授業態度、学習の取り組む姿勢や提出物の方が成績には重要)。
カラーテストは単元学習の理解度をチェックすることを目的としているので、順位付けや合否を目的としたテストではありません。
では、何故カラーテストで100点を目標にする必要があるのか?
通塾していない子供は自分の学力を数値化するような模試や塾内テストで順番を競うような場面は一切関わることがありません。
すると何を目標に学習したらよいでしょうか?
「将来を見据えて学習に取り組む!」確かに正論ですが、子供にとってはあまりにも漠然とした学習目標であり、気が遠くなるほど先の話です。
どうしても実感がわきません。
そこで通塾していない子供が唯一他人(学校)から評価(採点)されるのが「カラーテスト」です。
「カラーテストで100点を取る!」シンプルにわかりやすい目標であり、現実味がある目標だと思います。
もちろん付加価値として100点10個でご褒美などの副賞をつけてもよいかもしれません。
子供にとって毎日学習するというのは大変なことです。
そこでシンプルでわかりやすい目標にすると学習する励みになります。
カラーテストで100点を取る方法
まず、教科書ワークや教科書準拠の通信教材・教科書に出ている問題を徹底的に学習していきます。
基礎学習を徹底的に取り組んだらカラーテスト100点連発できます。
学習リズムが整い余裕ができてきたら標準レベル問題に取り組みます。
あせる必要はありません。
まずはぶれずに「カラーテストで100点取る」ということを目標に基礎学習に取り組んでいきましょう。
それでは、実際に管理人の息子が取り組んでいる方法を教科別に説明していきます。
算数のカラーテスト100点を取るために!
●教科書準拠教材の活用で徹底的に基礎学習
●予習・復習は並行で進める
●カラーテスト前は類似のテストに取り組む
学習のポイントは予習(次に学習予定の単元)と復習(現在の授業で学習している単元)を並行して進めていく方法です。
学習時間は予習10分・復習10分の1日20分です。
わかりずらいので例をあげて説明していきます。
(例)
現在学習している単元:かけ算
次に学習する予定の単元:三角形
現在学習している単元のかけ算はポピーなどの教科書準拠の教材を使って復習していきます。同時に次の単元である三角形を教科書ワークなどを使って予習していきます。
復習と予習を同時に進めるのが最大のポイントです。
どうしても復習に目が向きがちですが、理解度を深めるには予習が必須です。「予習復習のやり方徹底解説!(勉強が苦手な低学年編)」も参考にしてください
カラーテストが実施されるまで1つの単元は1週間から2週間かけて学習していくので、隅々まで学習する時間は十分あります。
同じところを何度もつまづき、類題を演習させたいと思う時はネットの無料問題を活用したらよいと思います(算願・ぷりんときっず・ちびむすドリル)。
最後にカラーテストの前日に類似のカラーテスト対策問題(「ポピーテスト」や「陰山英男のテストとのための練習テスト」)に取り組みます。
学校のカラーテストと同じように名前を書き、時間を計って取り組むと緊張感がでます。
算数のカラーテストはこれでばっちりです。
国語のカラーテスト100点を取るために!
●漢字は毎日取り組む
●毎日教科書の音読をする
●教科書準拠の教材で問われ方に慣れる
●カラーテスト前は類似のテストに取り組む
国語は絶対にやるべき学習は漢字と教科書の音読です。音読の重要性については「小学生の音読は国語力につながる重要学習」で説明しています。
漢字10分、音読5分程度なのでそれほど苦にならないと思います。
漢字は毎日コツコツ学習しただけ効果が出るので是非、取り組みたいところですが漢字学習が嫌いな子供は多いです。
管理人の息子も漢字学習で悩んでいましたが、ミチムラ式の漢字学習の本を読んで一気に悩みは解決し、飛躍的に漢字学習効率があがりました。
ミチムラ式の漢字学習について書いた記事です「漢字が苦手な小学生はミチムラ式漢字学習で克服できる」。
漢字と音読学習だけでは100点はなかなか取れません。
教科書の内容がどのように問われるのか慣れておく必要があります。
そこで教科書準拠の教材を活用していきます。
毎日音読をしているのでスラスラ解けると思いますが、国語には解答の仕方があります。
例えば理由を問われているのであれば、「○○ということです/○○だからです。」と答えなければなりません。
これらの訓練を問題集を使って慣れていくようにします。
国語の教科書準拠教材は通信教材のポピーがずば抜けてよい教材です。
ポピーの内容を画像などを交えながら徹底的に解説した記事があるので「小学ポピー徹底ガイド!すべての中身をお見せします」も参考にしてください。
市販の教科書準拠教材であれば教科書ワークより喜楽研の国語教科書プリントをお勧めしています。
喜楽研の国語教科書プリントの設問はかなり良質です。
喜楽研の国語教科書プリントについての記事「喜楽研 教科書プリント国語が断トツに使いやすい教科書準拠ワーク」で詳しく解説していますのでよければお読みください。
最後にカラーテスト直前にポピーのテストに取り組んでいます。
ポピーテストは時間を計って本番風に取り組みます。
採点も誤字や自分の意見を書く場合も「・・・だと思います」「・・・だからです」「・・・だと考えます」など文末に書くべき言葉が抜けていて完全回答でない場合は減点します。
実際のカラーテストでも最後までしっかり書き切るようにするための訓練なので厳しく採点します。
このポピーテストは、内容・構成などすべての教科でかなり使えます。
息子もポピーテストで100点を取って自信をつけてから学校のカラーテストに挑むという習慣になっています。
親がやってはいけないこと
カラーテストの間違いを指摘しない
カラーテストで100点を取るために親子で頑張っていると、どうしても気になるのテスト結果です。
本来カラーテストで100点を取ることはそれほど意味がないので結果を気にする必要はありません。
親御さんが注意しなければいけないのが、カラーテストの間違いを指摘しすぎると子供のテンションはダダ下がりになります。
管理人は息子のテスト直しはしません。
「直しはしない」はちょっと言い過ぎましたが、息子のカラーテストの結果はできた部分を褒めます。
間違ったところはその場では指摘しません。
後日、管理人がノートや紙などにテストの間違い問題を書いたものを一緒に取り組みます。類題も準備しておきます。
テスト直しは重要ですが、タイミングを間違ってはなりません。
少しずつカラーテストで点数が取れるようになってきた子供のやる気を削ぐ言葉はNGです。
まずは、できた部分をできるだけ具体的に褒めます。
「4×〇=32が正解できたのは家庭学習で練習した成果だね」などの声かけは低学年には抜群の効果があります。
レベルが合っていない問題集はNG
親が張り切り過ぎて、子供のレベルが追いついていないのに難しい問題集に取り組ませるのは絶対にNGです。
いつまでも基礎学習だけしていると親としては焦るものです。
特に中学受験などを考えている親御さんは低学年から難しい問題集などを取り組ませがちです。
学習意欲や向上心が高いお子さんが基礎学習だけでは物足りない場合は、どんどん難しい問題集に取り組んだらよいと思いますが、まだ、実力が伴ってない場合はお子さんのやる気をそぐだけです。
実際に管理人も、他の方の学習ブログなどの影響うけて子供のレベルに合ってない問題集に取り組ませていたことがあり失敗しました。管理人が失敗した内容は「勉強のキャパオーバーをしていたことを反省」にも書いていますのでよかったらお読みください。
学習ブログや中学受験ブログをされているお子さんはレベルが高いケースが多く、よいことも書いてあるのですが、自分の子供のレベルに合っていないこともあるので注意してください。
低学年で基礎学習を毎日取り組むことで「学習習慣」がつきます。
学習習慣は中学受験・高校受験・大学受験とすべての年代で武器になります。
学習習慣と集中力がついてくれば、少しずつ学習時間の増加と学習レベルを上げていけます。
問題集のレベルを上げていくには1年間を通して計画的にレベルアップすると子供のが負担がありません。
いずれにしろ問題集のレベルアップは、学校のカラーテストが常に90点以上で100点もバンバン取れるようになってからでも遅くありません。
まずはカラーテストで100点を取るために基礎学習をしていきましょう。
カラーテストで100点を取るのまとめ
カラーテストで100点を取る方法についてお話してきました。
気付いた方もいるかもしれませんが、この時点ではお子さんは基礎学習しかしていません。
基礎学習だけで大丈夫?と思う親御さんも多いと思います。
もちろん標準レベル・応用レベルまで出来るに越したことはありません。
しかし、学習習慣もなく学業もおぼつかない状況であれば、余計なことを考えず基礎をしっかり固め、「カラーテストで100点を取る」ことを目標にしてください。
いきなり100点が取れなくても70点・80点・90点と徐々に点数が上がってくると子供のモチベーションも少しずつ変わってきます。
最終的に100点が取れ更に何回も100点が取れるようになってくると、子供の意識がはっきり変わってきます。
「勉強をやれば100点が取れる!」という喜びを味うことで少しずつ学習意欲もわいてきます。
そこで初めて学習量を増やしたり、標準レベルの問題集に取り組んだりしていけばいいのでまずは、じっくり基礎学習をしましょう!
「カラーテストで100点を取るという目標」のために学習することは、ただ単にテストで100点を取るにとどまらず、「学習習慣」と「集中力」も養うことにもつながり、1段上の学習レベルになっていきます。
カラーテストで100点をとるために息子が活用した教材をまとめて紹介しておきますので、よかったら参考にしていください。
●算数
ポピー
見本をみたいかたは画像をクリックすると詳しい中身がわかります。
1ヵ月・2ヵ月のお試しもあるので、ポピーに興味がある場合は、実際に1ヵ月分の教材で実践して見るのもよいと思います(気に入らなければすぐに退会できます)。
教科書ワーク
●教育出版
小学教科書ワーク教育出版版算数2年
小学教科書ワーク教育出版版算数3年
ネット無料プリント
・算願
●国語
ミチムラ式唱えて覚える漢字指導法
喜楽研の国語教科書プリント
ポピー
見本をみたいかたは画像をクリックすると詳しい中身がわかります。
1ヵ月・2ヵ月のお試しもあるので、ポピーに興味がある場合は、実際に1ヵ月分の教材で実践して見るのもよいと思います(気に入らなければすぐに退会できます)。