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中学受験組も非中学受験組も大学受験は同じようにやってきます。

 

現在小学生のお子さんにとってはだいぶ先の話のように感じますが、あっという間にその時はやってきます。

 

今小1の子さんは12年後、小6のお子さんは6年後には大学受験の時期がきます。

 

親御さんにとっては、お子さんがいったいどんな大学に進学できるのか?ということが気になる所です。

 

お子さんの努力と親御さんのサポートで目標の大学進学できるように今もがんばっていることと思います。

 

今回は学習面のお話ではなく、大学進学でもう一つの心配が学費です。

 

大学進学にはものすごい学費がかかるのだろうということは、皆さん何となく想像できると思いますが、正直、具体的な数字を計算している親御さんは少ないと思います。

 

むしろ考えたくないというのが本音ではないでしょうか?

 

しかし、数年後に確実にせまってくる大学受験から目を背けてはいけません。

 

親がやらなければいけない最大のサポートは金銭的なサポートです。

 

金銭的なことが理由で進学を諦めたり、進学先を変更するなどは極力さけなければいけません。

 

子供の夢を叶えてあげるよう親は全力でサポートしたいです。

 

学力は子供の努力で何とかしなければいけませんが、金銭的なことは子供の努力だけではどうにもなりません。

 

どんなきれいごとを言っても「お金」が必要なんです。

 

親の経済力が子供の進学に少なからず影響を及ぼしますので親御さんにかかるプレッシャーも半端ではないです。

 

そこでまず始めるべきことは、実際に大学進学後の授業料などはいくらかかるのか?国公立と私立ではどれくらい学費がことなるのか?学部によって学費の違いがあるのか?など具多的な金額を把握することが第一歩です。

 

できるだけ細かく見ていきたいと思います。

 

大学の学費

学費は大まかに国公立と私立で分けて考えます。その後、私立の場合文系・理系でも学費が異なります。

 

また、医歯薬系など専門職の場合、6年の通学になるので学費も異なってきます。

 

まずは、学費の一覧表を見ていきましょう。

 

1年間の授業料 入学金 施設管理費 4~6年間合計
国立 535,800 282,000 2,425,200
公立 536,363 391,305 2,536,757
私立文系 815,069 225,651 148,272 4,079,015
私立理系 1,136,074 251,029 179,159 5,511,9611
私立医科歯科系 2,882,894 1,076,278 931,367 23,961,844
私立薬学系 2,222,035 12,206,607

文部科学省 「国公私立大学の授業料等の推移(令和3年)」
令和3年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について 

正直、こんなにかかるの?という金額ですね。文部科学省のデータになるのでそれほどズレはないと思います。

 

不明な費用もあったので空欄になっていますが合計額はデータとしてありました。

 

国公立

国公立は理系文系関係なく4年間で総額約250万円かかります。国公立も昔に比べるとかなり高くなってきている印象です。

 

親御さんの月々の収入だけでは支払い苦しいかもしれませんので、前もってある程度準備しておく必要があります。

 

私立理系文系

私立は文系・理系で学費が異なります。施設管理費も含めると4年間で文系で約400万円、理系で約550万円かかります。

 

この金額になってくると学費貯金なしで毎年学費を支払うのは相当苦しいので、大学進学前までにしっかり準備していきたいです。

 

医科歯科薬学系

私立医科歯科系は約2400万円の学費がかかります。この金額は中古マンションを購入できる金額ですね。

 

親御さんの高い経済力と計画的な学費準備が必要となります。

 

一般サラリーマンの収入だけではかなりきつい金額ですね。学資貯金だけでは難しい場合は奨学金制度や国民金融公庫などの利用も考えなければいけません。

 

文科省の統計では掲載がなかった人気の学部薬につても調べました。

 

薬学部も6年制となるので6年間の学費合計を調べました。

 

薬学部は6年で約1200万円かかります。医科歯科系より安いですが1000万円を超える学費は相当な負担です。

 

医科歯科系に比べ、サラリーマン家庭のお子さんも薬学部を目指すケースが多いです。

 

人気の理由は資格職で安定した高収入が期待できるため薬学部は昔から人気の学部です。

 

1200万円の学費となると事前の準備はかなり綿密にしかも早めに準備しなければ難しいです。

 

私立大学大学院

近年は大学卒業後、さらなる専門性を求め大学院に進学するケースも増えています。

 

私立大学院の学費ついてまとめてみました。

授業料 入学金 施設設備費 合計
博士前期課程 776,040 202,598 76,206 1,054,844
博士後期課程 628,729 189,623 51,842 870,194
専門職学位課程 1,086,353 198,190 60,274 1,344,817

文部科学省「令和3年度私立大学大学院入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果」

大学院ついてはアルバイトをしながら進学したり、社会人なり自分で資金を貯めてから大学院に進学するなど色々なケースが考えられます。

 

大学の学費だけでもかなり疲弊している親御さんの姿を見ているお子さんが、更なる学費の負担をお願いするのはもう大人になってきているので言い出しづらいかもしれません。

 

親御さんとしては気軽に進学を口にできるだけの準備をし、子供の夢をかなえてあげたいですね。

 

大学の学費についてのまとめ

皆さん、いかがでしたか?想像より高い学費でしたか?想定内の学費でしたか?

 

想定内の学費だと思っている方は、おそらくお子さんが生まれたころにある程度試算して何らかの学費準備をしているのだと思います。

 

想像より高い学費と思われた親御さんは、早急に学費準備をしなければ、とてもじゃありませんが、借金なしで学費をまかなうのは難しくなってきます。

 

一度、家計を見直し無駄を省きながら学費の準備をしていきましょう。

 

学費の準備には学資保険・定期預金などが考えられますが、その他、投資なども検討する必要があるかもしれません。

 

子供のために是非とも踏ん張っていきましょう。

 

また、国の制度も大いに活用しましょう。自分に適応になる制度はないか常に意識しておく必要もあります。

 

現在は年収380万円未満の世帯は授業料減免と給付型奨学金出す制度があります。

 

2025年からは扶養する子供が3人以上の多子世帯について高等教育機関(大学・短大・高等専門学校)の授業料・入学金を無償化する方針が示されました。

 

お子さんがたくさんいる家庭には朗報ですね。

 

具体的にはまだ内容は決まっていませんが、上限額などが設けられそうです。是非、国民に寄り添った内容になってほしいものです。

 

少しでも子供がいる世帯の学費軽減になるような案になればと思っていません。

 

親は学費以外に生活費のことも考えていかなければなりません。一人暮らしの場合、想像以上の生活費がかかります。調べていて本当にめまいがしそうです。

 

大学生の生活費については次回にまとめていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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