今回は四谷大塚から出版されている中学受験生向けの計算ドリル「リーダードリル計算」をご紹介します。
レベル:標準レベル
取り組む時期:通年
中学受験塾の四谷大塚が出版しているので、通常の計算ドリルよりレベルが高くなっています。
レベルが高いから普通の子供には向いていないのかな?と思いがちですが、そんなことはありません。すべての子供に適したドリルだと思います。
100マス計算など通常の計算ドリルをある程度のスピードで正確に解けるようになったら、次のステップとしてリーダードリルを使うと効果的だと思います。
リーダードリル3年生計算の内容をチェック
目次
2年の復習から始まり、学習要領に合わせた単元別の計算問題を学習し、4年生で習う計算の一部を先取りする構成になっています。
内容・構成
1回の分量は表・裏の問題に取り組むようになっています。
表側は教科書レベルの基本計算問題ですので、正確に解けるようにしたいです。裏側の問題は虫食い問題などが含まれてきます。
虫食い問題は考えないと解けないので、単純な計算問題はクリアできている子供にとっては刺激になります。
中学受験では虫食い問題は基本問題ですが、中学受験を希望されない子供は教科書+αの問題に触れるいい機会だと思います。
その他、複数回ごとに確認テストがあります。
息子はリーダードリルを購入した時期が学年の後半だったので、確認テストから取り組み始め、間違いがあった部分のみ各単元の演習をするようにしました。
確認テストがほぼミスなくできる状態であれば、その学年の計算は教科書+αレベルは十分クリアできています。
次の学年進んだり、計算ランダム問題に取り組んだりするのもいいと思います。
一歩先
四谷大塚は先取り学習をしながら中学受験対策していくとが塾の特徴です。
このリーダードリルも末巻には4年生で学習する割り算の筆算なども登場します。
このページにたどり着いているということは3年生の計算学習は十分できているはずなので、4年生の学習に取り組む準備をしてもいいと思います。
リーダードリル計算小3のまとめ
リーダードリルは小3の計算の基礎をマスターするだけではなく、一歩進んだ中学受験に対応した計算問題も出題されています。
リーダードリルがスムーズにできるということは基礎レベル以上の計算力がついているので、自信を持って次学年の学習に進むことができます。
通常の計算ドリルがスムーズできるようになっているお子さんであれば、むやみに計算スピードを上げるための訓練をするより、虫食い算などちょっとひねった計算問題に取り組む方が脳への刺激にもなります。