春休みは学校の宿題もないので時間的余裕が一番ある長期休暇です。
各々が目的・目標などテーマを持って過ごすのに最適です。
小3のまとめ学習・4年生へ向けて先取り学習・中学受験突入モード・スポーツに打ち込む・芸術に打ち込む・自由研究に打ち込むなど、やりたいことにじっくり取り組める大切な時期です。
ただボーッと過ごすのはもったいのでうまく時間を使っていきましょう。
●学習計画
●各教科ごとの学習の取り組み
●活用した教材
我が家は学習面では午前と夜に分けて取り組みます。
毎日のやるべき学習内容を1枚の紙に書いておきます。
学習のつまずき度合いにより毎日学習内容を変えています(私の頭の中では春休みはここまでやりたいというのはありますが、実際に苦手分野などが見つかると時間を大幅に取られるので毎日微調整しながらゴールに向かっていきます)。
具体的な内容を書いておくことで、息子もやるべきことの分量がわかり取り組みやすいです。
息子の場合取り組む学習内容が多いとテンションが下がるので目に見える形で1日のやるべき学習量を示しています。
では、実際に春休みに取り組んだ内容を書いていきます。
午前の家庭学習
春休みの時間を有効に使うには起床時間が一番重要です。
ダラダラ過ごさないようにするには決まった時間に起床することから始まります。
我が家では7時半に起床し、8時から午前中の学習に取り組むようにしています。
午前中の学習は、基本的に一人で解けるレベルの教材を用意しています。もちろん父親である管理人がしっかり見守って(監視)います。
午前の算数取り組み
算数は「3年生のまとめ問題」・「苦手単元の集中補習」・「計算」に取り組みました。
苦手単元は単位換算が1年間苦手だったので、この春休みで徹底的に強化していきます。
元々、単位換算は苦戦すると思っていたので事前に各問題集の単位換算のページをコピーしているのでそれを活用します。
単位換算は基本の単位換算を余白スペースに書いてから解くようにすると間違いが大幅に減ります。
しかし、息子は面倒くさがってこの工程を飛ばすのでいつも間違ってしまいます。
自信がない時や慣れるまではこの方法で解答するよう強く言っています。
余白に書いた方がよい基本の単位換算を記しておきます。
1cm=10mm 1m=100cm 1km=1000m1L=10dl
1L=1000ml 1kg=1000g 1g=1000㎎
3年生算数のまとめ学習は朝学のメインになります。
3年生の学習で理解度が甘い部分がないか徹底的にあぶりだしていきます。
3年生算数のまとめ学習の教材は各問題集の最後のページに3年生のまとめや確認テストがあるのでそれを毎日取り組みます。
それとは別に春期講習用の塾用教材(新演習小4春期講習テキスト)も活用しました。
これだけたくさん「まとめ問題」に取り組む必要はないのかもしれませんが、何冊ものまとめ問題に取り組むと見えてくることもあります。
それは小3で大事な部分は共通しているので似たような問題が多いということです。
どの教材でも共通で出題されている問題は絶対に理解していおかなければいけない最重要項目だとも言えます。
また、息子にとっても同じような問題を繰り返し取り組むことになりウザイかもしれませんが、そのうち肌で重要ポイントがわかるようになってくるというメリットもあります。
このまとめ問題を取り組む方法は小1の春休みから取り組んでいる方法で、実際に成果があると思っています。
最近、筆算が雑になってきており必ず1問は間違います。
数字を汚く書くことでのミス、数字の写し間違いによるミス、筆算の行がずれてのミスなどたくんさんのミスが見られます。
このミスが将来的に致命傷となります。
計算問題は誰でも確実に点数を取れる部分なので、ここでの失点は高校受験・大学受験では不合格に直結します。
「ちょっとミスした」という認識は捨て、重大なミスだという認識をしなければなりません。
ただ、このミスは訓練次第で解決できるものだと思っているので、春休みは管理人の監視のもと計算問題に毎日取り組みます。
3桁×2桁の筆算、3桁÷1桁の筆算、間に0がる5ケタの引き算筆算に取り組みます。
落ち着いて丁寧に書くことでほぼ間違えずに解答できるので、あえて100点を目指して取り組むように言っています。
午前の国語取り組み
午前中の国語の取り組みは3年生の漢字まとめと読解問題です。
漢字は、春休み前までに取り組んでいた3年生の漢字でミスが多かった漢字をまとめたプリント(自作)に取り組むことにしています。
いつも同じような漢字を間違うので、よく間違う漢字だということを意識しながら覚えるようにしています。
覚え方は道村式の漢字学習に取り組んでいます。
2年生の後半から道村式の漢字学習に取り組んでいますが、ウソのように効率的に覚えれるようになりました。
漢字が苦手なお子さんは「漢字が苦手な小学生は道村式漢字学習で克服できる」の記事で詳しく書いていますので是非、読んでみてください。
読解問題はポピー教材でやり残していたページと陰山英男先生のテストの点が上がるテストの読解問題・学研の毎日の学習読解4年生などを活用しました。
ポピーに関しては毎月号の最後に思考力・表現力パワーアップ問題というポピーの中では少し難しい問題があり、一部やり残しページがあったので活用しました。
どの教材も息子が一人で取り組めるレベルの内容です。
取り組む際は必ず音読することをルールとしています。
間違った部分は管理人が解説していきますが、基礎レベルなので解説途中で間違いに気づき自ら解き直していました。
夜の家庭学習
午前中の学習とは別に夜の家庭学習も取り組みます。
夜の家庭学習は学校がある時と同じような内容で学習を進めていきます。
中学受験を目指していないのに午前と夜も学習するなんてやり過ぎじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、生活リズムを整えるには朝も学習することがよいと思っているので、1年生の頃から長期休暇は午前と夜に学習するというのが当たり前になっています。
しかし、学年が進むにつれ習慣化は難しくなるので、できるだけ早い時期に長期休暇の過ごし方を定着させるべきだと思います。
小4くらいが親の言うことを素直に聞ける最後の時期なのかもしれません。
春休み・GW・夏休み・シルバーウィーク・冬休みとチャンスがあるので長期休暇の過ごし方を定着できるよう導いてください。
夜学習の算数取り組み
夜の学習は通信教材の「でき太くんの算数クラブ」・「4年生の予習」・「色々な文章問題」に取り組みます。
でき太くんの算数クラブは小1の冬休みから継続している算数通信学習です。
1日2枚のプリントに取り組むだけですが、息子の学習習慣として夜学習はでき太くんの算数クラブから取り組み始めるというのが習慣になっています。
送られてくるプリントを淡々とこなし、週に2回LINEで学習状況を報告します(取り組んだプリントの画像を送りアドバイスや励ましの言葉が返ってきます)。
4年生の予習は東進の小学生講座で映像学習で予習をしてから基礎レベルの問題集に取り組んでいくという学習の流れになりました。
映像学習は春休みから取り組み始めた新たな学習法なので、息子のライフスタイルに合うかどうか様子をみながら継続していくか判断したいです。
今のところ楽しく取り組んでいます。
東進の小学生講座で学習した後は教科書ワークで確かめていきます。この段階で8割くらいは理解できている状態になり、あとは小学校の授業と復習・演習で100%の理解度に仕上げます。
色々な文章題は、和差算や植木算・四則計算が混合になった文章題など息子にとってはハイレベルな取り組みをしています。
図を描いたり文章を何度も読み問われていることを読み取ったりすることが苦手なので、これらの取り組みでトレーニングしています。
やはり色々考えることはこの時期の子供には大切だと思うので、ちょっとハードルを上げて学習しています。
ただ、つまずき単元学習に思っていたより補習時間が取られたので、予定していた学習内容を春休み中にすべて終わることはできませんでした。
4年生になってからも色々な文章問題は取組むことにします。
夜学習の国語取り組み
国語は「4年生の漢字」・「音読」・「読解」・「作文」を中心に取り組んでいます。
午前中の漢字学習は小3の漢字のまとめですが、夜の漢字学習は4年生の漢字を覚えていきます。
いつものように道村式の漢字学習法で覚えていきます。
漢字はできるだけ先まで進んで学習してもよいと考えています。
音読学習は小3のころより「力」をいれている学習の一つです。
音読がスラスラできる文章は内容を十分理解できていますが、つまずきが多い文章は内容を理解できていません。
音読は読解問題の理解力を高めたり、算数の文章問題の理解力を高めるために必須の学習です。
音読が上手にできなければ国語力はついていないと考えていいと思います。
それほど「音読」は国語力をはかる上で重要な学習項目です。
音読学習は「読解問題に出てくる文章を毎日音読すること」と「言葉の森の教材の中に音読教材(それしか教材がない)」があるのでそれを音読しています。
読解問題は小4の基礎レベルのドリルや問題集に取り組みます。
また、国語の学習が親指導では限界があると感じてきたので算数同様に映像学習を取りれていこうと思いスタディサプリを活用しています。
しばらく様子を見て継続するか判断していきたいです。
作文は週に1回の通信学習に取り組んでいます。
「言葉の森」という教材で学習していますが、その他「ブンブンどりむ」・「Z会作文講座」・「チャレンジ作文講座」なども優良だと思います。
作文指導は素人では難しいのでカリキュラムがしっかりした教材で学習を進めるか、添削指導で学習を進めるのがよいと思っています。
作文の通信講座を料金別にまとめた記事がありますので参考にしてみてください。
理科の取り組み
理科は予習なしで3年生の総まとめをしました。
教材は「くもんの理科にぐーんと強くなる」のまとめのページと「ポピーの春休み号」ですべての単元を振り返りました。
ポピーは教科書の内容を完全に網羅しているので、ポピー教材の正誤で理科の理解度を計れます。
最後にまとめテストもあるのでちょっと時間をあけて小4が始まったころに取り組む予定です。
また、くもんの「理科にぐーんと強くなる」のまとめ問題で総仕上げをしました。
小3春休みまとめ
春休みは自由時間がたっぷりある大切な時期です。
学習に専念したり、スポーツや芸術などに専念したりなど色々なことができるので、目的・テーマを持って過ごすことが重要です。
息子は生活リズムや学習習慣を崩さないようにしながら、「3年生のまとめと4年生の予習」ということをテーマに取り組みました。
春休みなので出かけることも多く誘惑もありながらおおむねうまく過ごせたと思います。
小3あたりだとまだ親主導での学習になると思うので、うまく生活リズムを整えてあげるのも親の役割です。