清風堂書店の大判シリーズ文法・語彙問題集です。
3年生・4年生対応の内容です。
レベル:基礎レベル
取り組む時期:通年
低学年~中学年の文法・語彙のみを取り扱った問題集は非常に少ないです。
一般的には読解と文法が一緒になった総合問題集で文法的な学習を進めていきます。
しかし、3・4年生になってくると主語・述語・修飾語・こそあど言葉・つなぎ言葉など少しずつ文法的な要素を学習する機会が増えてきたり、読解問題集の中で文法的な問いが多くなってきます。
息子も読解問題集に取り組んでいる時に文法問題の問いにつまずく場面も多くなってきている感じました。
改めて主語・述語・修飾語・つなぎ言葉などを確認していくとあいまいな部分が見つかりました。
読解問題のみの学習だと文法的な問題については、感覚で解いていることが多くつなぎ言葉や主語・述語をあまり意識していませんでした。
そこでもう一度、基礎的な文法を復習していこうと思った時に「国語・ことばの習熟プリント」を活用しました。
問題集の初めから終わりまで順番にすべて取り組む必要はないと思います。
読解問題集などでつまずきがあった文法についてのみ「国語・ことばの習熟プリント」を活用するやり方でもいいと思います。
「国語・ことばの習熟プリント」の内容は、基礎的だけど大切な文法をしっかり記述させて学べるところが気に入っています。
また、大判なので文字枠や記述スペースも十分確保されているので、文字の汚い息子にとってはしっかり枠内に記述する訓練にもなります。
レベル的には基礎のみなので、ある程度文法を理解し読解問題集などでも文法的な問題のつまずきが少ないお子さんは、この問題集に取り組む必要はありません。
対象は読解問題集で文法的な要素の問題につまずくお子さんが取り組むべき問題集だと思います。
基礎レベルをクリアしているお子さんは、塾用教材や総合問題集(読解問題集と文法の両方を1冊で取り組める問題集)の取り組みだけで文法は総復習できます。
解答は詳しい解説がないので、問題集の本文解説などを読んで理解するしかありません。
ただし、そもそも難しい問題はないので章のはじまりの説明をしっかり読めばお子さん一人でもできます。
学年は3・4年生用になっていますが3年生でも十分取り組める内容です。
他にも1・2年生用、5・6年生用もあります。