今回は算数の教科書ワークの別冊版について記載していきます。
一般的に教科書ワークは各出版会社の教科書に沿ったすべて単元について網羅したワークブックになっています。
多くの方が活用していると思います。
今回紹介するのは一般的な教科書ワークではなく、別冊の教科書ワーク「文章題・図形」と「数と計算」に特化した内容になったワークブックです。
本屋さんでは教科書ワークと一緒に並んでいます。
管理人は正直いままで手に取って中身を見ることがなかったのですが、今回は何気なく中身を見て驚きました。
あまりにも内容が充実しており、まさに家庭学習をサポートする上で逸材問題集であることがわかりました。
教科書の細部まで網羅し、さらに教科書では軽く触れている部分も設問として取り上げています。
教科書の内容でさらっと触れて流されている部分というのは授業でもほとんど手つかずで進む場面があったりします。
しかし、さらっと流されていた部分が別の問題集(塾用問題集)などで問われたとき、そんな内容は学習したかな?という場面が今まで何度もありました。
「文章題・図形」版ワークと「数と計算」版ワークの2冊はさらっと流された内容もしっかり網羅してくれています。
よくぞここまで教科書の内容を膨らませ、設問にしてくれたなーと思うほどの充実ぶりです。
もう、絶賛です
現在息子は小5ですが、もっと早く確認しておけばと後悔しました。
ちょっと興奮しすぎて前置きが長くなってしまったので、さっそく「文章題・図形」版ワークと「数と計算」版ワークの2冊について素晴らしさを紹介していきます。
学習単元
左「数と計算」版ワークと右「文章題・図形」版ワークそれぞれの目次です。
学習する単元はほぼ同じ内容となっていますが、「数と計算」観点からの設問と「文章題・図形」観点からの設問では、問われ方が全く違うので、数と計算」と「文章題・図形」の両方のワークブックに取り組むことで色々な問題に対応できるようになります。
1つの単元でこれだけ多くのバリエーションの問題に接することができるのは貴重な経験値になります。
小数のわり算で比較
次に内容を見ていきます。
管理人は主にまとめのテストを活用します。基本的な学習は東進オンラインなどを活用しているのでいきなりまとめテストに取り組んでいます。
小数のわり算を「数と計算」版ワークと「文章題・図形」版ワークの各ワークブックの内容を見ていきます。
「数と計算」版ワーク
数と計算では子供たちがあまり得意ではない四捨五入や□のある問題に多く取り組むようになっています。
「文章題・図形」版ワーク
文章題と図形では小数わり算の文章問題に数多く取り組むようになっています。
それぞれの分野に特化した内容になっているので、苦手な問題も演習量をこなすこと理解を深めていけるようになります。
体積で比較
今度は図形をメインに見ていきましょう。
5年生算数の体積について「数と計算」と「文章題・図形」の各ワークブックの内容を見ていきます。
「数と計算」版ワーク
体積という図形のジャンルなので「数と計算」では取り扱わないかな?と思いましたが、まとめテストがありました。
色々な形の体積をひらたすら求める問題です。
当たり前の問題が多いですが、単位を変えながら求めるなど体積問題の基本をおさえた設問となっています。
「文章題・図形」版ワーク
体積はまさに「文章題と図形」のワークブックが専門とする単元です。
教科書ワークのイメージからすると基本的な問題が多いように思いますが、標準レベルの良問をたくさん取り扱っていました。
この辺りの問題がしっかりできるようであれば小学校5年生の標準レベル以上の力がついていると思って間違いないです。
教科書ワーク別冊のまとめ
「数と計算」版ワークと「文章題・図形」版ワークはそれぞれの専門分野に特化した内容のワークブックになっています。
しかも、教科書の範囲を逸脱することなく基本から標準レベルまでの良問を多く取り組むことができる問題集です。
専門分野に特化しているだけあってそれぞれの専門分野の範囲から多くのバリエーションの問題に触れることができます。
教科書の細部まで設問として問われているので、「数と計算」版ワークと「文章題・図形」版ワークと本家教科書ワークの3冊ですべて網羅することができます。
管理人は息子が5年生になって初めて別冊の「数と計算」と「文章題・図形」に触れましたが、もっと前の学年から取り組んでいればよかったと思いました。
管理人は今まで多くの問題集を見てきましたが、その目でも見ても別冊教科書ワークは良質なワークブックだと思います。
特に低学年であれば教科書ワークと別冊教科書ワークだけでいいような気もします。
最後に学年別の「数と計算」・「文章題・図形」の教科書ワークをまとめましたのでご購入の際はご利用ください。