本ページはプロモーションが含まれております

 

勉強が苦手な親子が実際に取り組んだ問題集ばかりなので、勉強の苦手・読解問題が苦手な子供のステップアップにも活用していただければと思います。

 

おすすめ問題集はページの最後にあります。

 

この記事の目的

小2の基礎の読解力・国語力は十分ついているので、教科書以上の少し難しい問題集や中学受験に向けた準備として取り組みたいという方にお勧めの問題集紹介記事です。

 

国語・読解の問題集を選ぶポイントは4つあります

1本文内容のレベルが子供に合っているか?

2 設問が質の良い問いになっているかです

3 改訂されているか?

4やってはいけない問題集選びの方法

 

それぞれ4つのポイントについて詳しく解説し、皆さまが国語読解問題集を選ぶ際に役に立てればと思います。

 

本文本文内容のレベルが合っているか?

小2ですとまだ自分で問題集を選ぶことはできません。

 

親が選ぶか親子で一緒に選ぶかになります。

 

そこで国語問題集や読解問題集選びのポイントの一つに本文内容のレベルが子供に合っているのか見極めていく必要があります。

 

子供の国語力を見極める一つの指標に音読させるとわかります。

 

今使用している読解問題集をスムーズに音読できているようであれば、その問題集は子供にとって基礎から標準レベルです。

 

1回目の音読はつまづきが多いが2回目はスラスラ音読できるようであれば、その子供にとってチャレンジレベル(標準+α)です。

 

この辺りの問題集に取り組めていればレベルは合っています。

 

文字を追っているだけの音読であればレベルが合っていないので、もう一度問題集選び直す必要があります。

 

中学受験されるのであればチャレンジレベルの問題集をいくつかこなし、スムーズに解けるようであれば更にレベルアップした難問読解問題集をされるとよいと思います。

 

そのためには子供のレベルがどれくらいなのかを判断してから、「基礎中心」・「標準」・「標準+α」・「難問」の中から選んでいきます。

 

これだけでも選ぶ問題集をだいぶ絞れてきます。

 

設問が良質か?

問題文が良質でも設問がグダグダなことがあります。

 

有名どころの出版社の問題集はしっかりした設問になっていることが多いですが、時々、マイナーな出版社の問題集やマイナーネットプリントでグダグダな設問の時がありますので、親は設問にもしっかり目を通しましょう。

 

親が何度読んでも「ん?」となる設問がある問題集はやめるべきです。

 

あとは難易度を上げるためなのか?設問をこねくり回してわざと難しくしている問題集もどうかと思います。

 

低学年の内はストレートな設問がいいと思います。

 

良質な文章を読んで試行錯誤しながら解答に導くということが重要なので、低学年のうちは設問を複雑にする必要はないと思っています。

 

複雑な設問文章から問題を読み取る訓練はどちらかというと算数文章題の分野かと思います。

 

国語読解で難易度を上げるとすると、文章を抜き出して解答するだけの単純なものではなく、自分の意見を回答する設問や筆者が伝えたいことを考える設問などが含まれている問題集の方が有意義に思います。

 

管理人は国語の専門ではなく素人の意見ですが、息子のためによかれと思って問題集を選んでいるので問題集を探す熱量はプロにも負けないと思っています。

 

親の観点で色々な問題集に目を通し実際に息子が取り組んだ問題集の感想ですので、同じような方の参考になればと思っています。

 

改訂されているか?

よい問題集の中に残念なことに改訂頻度が低い問題集もあります。

 

それでも中身は良いものなので活用することに全く問題はありませんが、管理人的にはあまり好みではありません。

 

学習指導要領が数年ごとに改定になり、求められるニーズが少しずつ変わってきます。

 

日本の学校は学習指導要領に沿ってカリキュラムが組まれ、大学入学共通テストをピラミッドの頂点とするならその共通テストの出題範囲に向けて小学生から学習を積み重ねていかなければなりません。

 

「大学入学共通テストの出題は、高等学校指導要領に準拠して行う」と明記されています

(出典:独立行政法人大学入試センター)

 

ですので学習指導要領が変わったり、追加事項が加わるたびに問題集も改訂されていなければ、今、求めれている学習指針に沿っていないということになります。

 

このことは結構重要だと思うのですが、改訂年月日が古い問題集に取り組んでいる方も多いように思います。

 

では学習指導要領とはどんなものでしょうか?

 

文科省は「知識及び技能」・「思考力、判断力、表現力など」・「まなびに向かう力、人間性など」の3つの柱からなる「資質・能力」を総合的にバランスよく育んていくことを目指します。

(出典:文部科学省)

 

これを国語教科にしぼりわかりやすく教科書出版で有名な光村図書さんが解説していますので載せておきます。

■語彙指導の系統化

【知識及び技能】では,小・中9年間を通して語彙指導が系統化されました。

小学校では,「身近なことを表す語句」(1・2年),「様子や行動,気持ちや性格を表す語句」(3・4年),「思考に関わる語句」(5・6年)が取り上げられ,話や文章の中で使うことが求められています。

中学校では,「事象や行為,心情を表す語句」(1年),「抽象的な概念を表す語句」(2年),「理解したり表現したりするために必要な語句」(3年)が取り上げられ,話や文章の中で使いながら自分の言葉として使いこなせるようにするとともに,語感を磨くことが求められています。

■情報の扱いに関する項目の設定

同じく【知識及び技能】に,「共通,相違」「原因と結果」(小学校),「原因と結果」「意見と根拠」「具体と抽象」(小・中学校)などの「情報と情報との関係」や,「比較や分類」「関係付け」(中学校)などの「情報の整理の仕方」に関する項目が立てられました。

この技能を養うには,例えば,説明的な文章では,文章中の情報の関係を視覚的に捉えて整理させることが効果的です。そのために,デジタル教科書などICT機器を活用するのもよいでしょう。

■「考えの形成」の重視

「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の全ての領域で,学習過程の中で「自分の考えの形成」を図ることが明確化されました。これは,現在の教科書でも,「自分の考えをもとう」(読むこと教材の手引き「学習」)などで触れていることですので,より意識的に指導を続けていただきたいと思います。

■主体的・対話的で深い学び

答申までの段階では「アクティブ・ラーニングの視点」として示されていたものです。前項で述べた「(2)どのように学ぶか」に対応しています。

「主体的・対話的」については,ある程度イメージしやすいと思いますが,「深い学び」が少し捉えづらいかもしれません。これは,具体的にいうと,例えば物語を読む学習では,ただストーリーを追うだけでなく,題名,人物,場面,心情など,読み取ったことの関係性をより多く発見し,読み方について自覚していく学びのことです。

■言語活動例の整理・系統化

【知識及び技能】と【思考力,判断力,表現力等】は言語活動を通して身につけさせていくことが大切です。これは,平成20年度告示の学習指導要領の考えと変わっていません。

今回の改訂では,言語活動例を整理・系統化し,現場の負担軽減とともに,創意工夫の幅を広げられるように改善しています。


これらの5項目は,国語科の「見方・考え方」である,「対象と言葉,言葉と言葉の関係を,言葉の意味,働き,使い方等に着目して捉え,その関係性を問い直して意味付け」ながら言葉への自覚を高めるための改善といってもいいでしょう。

(出典:光村図書)

 

 以上をふまえ、息子には将来的な大学受験を見据え、できるだけ最新の学習指導要領に沿った内容の教材で学習に取り組ませたいと思っています。

 

通塾されている方は、当然のように最新の学習指導要領に対応したテキストを活用しているので全く心配ないです。

 

管理人親子のように家庭学習中心の場合は問題集を買う時に改訂年月日はチェックしてからの購入をお勧めします。

 

これらは個人的な見解であり、昔からある良質の問題集を否定するものではなく管理人的には好まないということです。

 

やってはいけない問題集選びの方法

ママ友のオススメ

問題集選びでママ友や知人の紹介で興味をもって選ぶケースもあります。しかし、これは危険です。

 

実際にあった管理人と妻のやり取りを元に説明していきます。

 

Aちゃんのお母さんがZ会の通信いいって言ってたよ。

 

管理人
Z会はどういうところがいいの?

 

Aちゃん賢いじゃん。毎日Z会の通信をやっているだって。パパさんが教えているらしいよ。

 

管理人
管理人 ありがとう。参考にするよ。

 

つっこみどころがたくさんあります。

 

まず、Aちゃんの賢さの基準がわからん。

 

管理人もAちゃんのことは知っており確かに発表もしっかりしているし文字も綺麗。幼稚園のころから計算もできる子供でした(うちはほとんどできなかった)。

 

そこから判断しているのかもしれませんが実際の実力はわかりません。

 

またAちゃんが仮に優秀だとしてZ会はスラスラできているのか?それともかなり苦戦しながら取り組んでいるのかわからない。

 

もし、Aちゃんは優秀なのに苦戦しながら取り組んでいるのであれば、息子では到底取り組めるレベルではないかもしれない。

 

一番重要なのは他の通信教材と比較をしていないので全く基準がありません。これでは決めようがありません。

 

Z会の通信教材が他の教材と比べどのような立ち位置にあり、うりは何なのか自分なりに分析する必要があります

 

Z会の資料請求や他の教材の資料請求、できればサンプルの教材を息子に取り組ませてから判断したいです(かなり時間がかかると思います)。

 

ママ友情報は参考になることもあるが、問題集や塾選びなどでは、ママ友情報が自分の子供に合っているのか判断がつきにくいことが多いので参考程度にしておくとよいと思います。

 

実際に問題集ならいいですが通信教材を申し込んで子供が全くやらなかったなんてことになったら目もあてられません。ママ友には一切責任がありません。

 

ママ友も深い意味で教材を勧めている訳ではないので、問題集などの学習教材を購入する動機をママ友の意見で決定してはいけません。

 

自分の子供のレベルに合っていないブロガーのオススメ

管理人も実際にやっちゃったことがありますが、親子学習で有名なブロガーがお勧めする問題集を購入し息子に取り組ませるというパターンです。

 

御三家の中学受験するブロガーお勧めの問題集を基礎力をつけることを目的にしている子供が取り組むとえらいことになります。

 

全くレベルが違うので心が折れてしまいます。

 

よく目にする学習ブロガー・中受ブロガーのお子さんは優秀なお子さんが多いです。

 

優秀なお子さんが活用する問題集は当然レベルもかなり高いです。

 

そのようなお子さんと同じようレベルの学力もしくは同じような目標(難関中学受験)のお子さんであれば大いに参考になると思います。

 

しかし、管理人の息子のように基礎学力から教科書+αくらいのレベルを目標にしている場合は、ちょっとついていけないレベルです。

 

ブロガーさんの問題集を活用したいのであれば、目標レベルが一緒くらいの方のブログを参考にするとよいと思います。

 

今回、管理人のブログでお勧めしている問題集は「標準」・「標準+α」です。

レベルでいうと教科書レベルは十分理解できる子供もしくは中学受験を見据えている子供が対象の問題集の紹介です。

 

*基礎学力を望む場合の問題集はコチラの記事を参考にしてください。

 

ハイクラスな中学受験準備の学力を望む場合は、最レベ・ハイレベ・トップクラスが鉄板ですね。

 

いい問題集だと思いますが、管理人的には改定がされていないのが非常に気になります。

 

難易度が高く頻繁に改訂されている良質な問題集がないのも事実なので悩ましいところです。

 

その場合は国語の通塾・オンライン学習や塾用教材の購入などくらいしか思いつきません(すみません)

 

管理人のブログでは基礎・標準・標準+α(中受準備)までの情報提供がメインとなりますので、それらに当てはまる方は参考にしてください。

 

管理人おすすめ「標準」・「標準+α」国語読解問題集6選

●学研毎日のドリルもっと文章読解小2

●Z会グレードアップ問題集小2国語読解

●はなまるリトル小2国語

●基本トレーニング読解力9級・10級

●成長する思考力国語9級・8級

●ウインパス国語(塾用教材)

 

 

 

 

 

 

コメント一覧
  1. 初めまして。
    いつも小1娘のための参考にさせて頂いてます。
    春頃は、読書大好きなわりに読解問題を嫌い、したがらなかったり適当にしていた娘でしたので、読解の基礎問題集(くもん、学研)や音読を中心に進めていました。そして、受験研究社の5分ドリルを経て、グレードアップ読解を始めた頃に、他にどんな問題集が良いのかと考えていましたところ、こちらのサイトに出会いました。
    問題集について知ると同時に、音読は効果的というだけでなく、理解の確認をも出来ることを知り、よりいっそうきちんと音読に取り組ませました。

    こちらでご紹介されている「もっと読解力」を10日ほど前に始めましたが、大変気に入って集中して読むことが出来ています。

    実は以前に、世間の評価を受けて、ハイレベの国語と読解と算数を購入していたのですが、ハイレベ国語の文法部分はまあ良かったのですが、読解部分は標準問題だけさせてもイマイチ身が入らず、少し難しいのか間違いが増えましたので、「もっと読解力」に変えてみましたところ、一生懸命読み、ほとんど正解するようになりました。春頃は数行の文章で嫌がっていた娘がすごい進歩です。子供が夢中で読みたがる文章だったことが大きいです。グレードアップ読解もよかったのですが、これはそれ以上です。3年生以降ないのが残念です。

    算数に関しても、ハイレベは標準問題はよかったのですが、せっかく算数は得意だと張りきってしていたのにハイレベのハイレベ問題で泣きだしてしまい、これは失敗だと中断しまして、またこちらを参考に、サイパーシリーズ1文章題を終わらせたところです。こちらは生き生きとやってくれました。

    以上のような状況からしましても、子供のレベルに合った問題集に関してですが、基礎問題集と難易度の高い問題集は店頭に多けれども、良質な標準問題は少ないか、あまり知られていないということに同感です。この傾向は4年生以降、より顕著になるように思います。塾に行く子が増える理由がわかった気がします。

    それで先日、おすすめの塾用問題集、ウィンパス国語1年を購入してみました。まださせてはいませんが、時期を見て取り組ませる予定です。
    こちらで、使いやすい問題集の紹介と、取り組んだ時期も公開して頂き、大変分かりやすく、必要な情報を得ることが出来ました。感謝を伝えたく思い、書かせて頂きました。本当にありがとうございます。これからも記事を楽しみにしています。

    • お礼のご連絡、暖かいお言葉ありがとうございます。

      少しでもお役に立てたのであれば大変嬉しく思います。

      教材についてかなり熱心に研究されているようでお仲間ですね。

      国語の「学研のもっと読解力」は子供が好きそうな文章を多く取り入れているので、集中し文章に入り込めるため楽しく学習できるなのだと思います。
      大変良質なドリルだと感じていますが小2までしかないのが本当に残念です。

      国語に関してはグレードアップ読解など良い問題集もありますが、3年生以降は市販の教材では、基礎レベル以上難問問題集以下の標準レベルで良質な問題集が少ないように感じます。

      塾用教材まで視野を広げるとよい問題集があります(ウインパス・標準新演習など)ので、よい教材が見つかりましたらブログにアップいたしますのでチェックしてみてください。

      算数のサイパーシリーズは単元ごとにしつこいぐらい同じパターンの問題が繰り返されるので、1冊終わるとかなり力がついてきます。

      お互い小学生を持つ親として少しでも子供のためにサポートできればいいですね。

Twitterでフォローしよう