日々、仕事、トレードにいそしんでいる管理人ですが、息子がいよいよ4月より小学校に入学しました。
親としては色々な心配事がありますが、その一つとして小学校の授業についていけるのだろうか?ということが管理人としては心配です。
そもそも管理人の息子は、よくいうと活発で明るい子供で、体を動かして友達と遊んだりすることが大好きです。
悪く言うと落ち着きがなく、じっと長い時間座っていることができません。
そんな息子が「小学校の授業で45分も座ってられるのか?」そして「授業を聞いてられるのか?」ということが、勉強についてけるかの前に立ちはだかる心配事です。
幼稚園の参観会で、息子の様子を何度か見たことがあります。
その時は、楽しそうに走り回って、お友達とも仲良く遊んでいるようで微笑ましく思いましたが、先生がお話をしている途中でも発言をしたり、先生のお話を最後まで聞かずに行動してしてしまったりと、落ち着きがない部分も多々あり、先生に「お話を最後まで聞くように」と注意されることもたびたびありました。
幼稚園はそれでよかったもしれませんが、小学校ではそうはいきません。
そこで、小学校の入学前に「少しでも長く座って、授業を聞き、多少なりとも学習習慣をつけるため訓練しなければいけない」と感じました。
そこで家庭学習をすることで、長い時間でも座って授業を聞けるようにする訓練をいまからしていこうと思います。
今回のテーマは、家庭学習をサポートする上での親の関り方について考えていきたいと思います。
目次
子供の学習サポートをする上での心得!
管理人の息子が通園していた幼稚園は「遊びの中から学ぶ」というコンセプトの幼稚園でした。
息子にとっては非常に楽しい幼稚園で、親としても大変満足していますし、大いに成長できたと感謝しています。
しかし、椅子に座って学習するという習慣がほとんどないため、幼稚園時代は週に一度、幼児教室に通っていましたが、家で机に向かって学習するという訓練はほとんどやっていませんでした。
そんな息子がいきなり「45分間、ずっと座って授業を聞くなんてできるの?」とどうしても思ってしまい、入学後、少しでもスムーズに学校生活を送れるようにするため、親としてできるサポートを色々と考えてみました。
塾やオンライン教育など色々ありますが、やはり、座って授業を聞いて机に向かうためには、家庭学習なしにはあり得ないと考えています。
しかし、いきなり45分も家庭学習に取り組もうと思っても、管理人の息子には非常にハードルが高いです。
ここで大切なことは、親が意気込みすぎて、子供の性格や能力に合わないサポートをしてしまうことだと思います。
親の関わり方次第では、学習をするという初めの一歩で「勉強=苦痛なもの」という認識となってしまい、入学前から学習意欲を削ぐ結果となってしまいます。
何とか子供のためにという強い思いから、インターネットの情報や同じ世代の子供を持つ親の話などから得た情報を元に、わが子へのサポートをした結果、子供の許容範囲以上の学習量などになってしまい失敗してしまう可能性もあります。
他人の子供と我が子の能力や性格は全く違う!
この認識が薄れてしまい、自分が知り得た情報のみで子供の学習さぽーとしてしまうと、思わぬつまずきになるかもしれません。
初めての学習の第一歩をつまずかないように、子供の性格や能力を見極めながらサポートすることがとても重要かと思います。
まずは、親としての小学校1年生の目標を設定しようと思いました。
「家庭学習することは当たり前のこと」を目標に掲げ、家庭学習が生活習慣の一部となってくれれば最高です。
そのための対策を考えていきたいと思います。
子供の家庭学習をサポートする時は褒める!
少しでも子供が学校での授業に困らないようにするため、あれやこれやと最初から色々なことをさせてしまっては「勉強=苦痛」となってしまい兼ねません。
親の接し方によっては、勉強嫌いになってしまうおそれがあるということを常に意識しながら子供と接していこうと心に決めました。
どうしても親はこれをやらなければならないとう義務感により、子供に対して「何でやらないの?」「早くやりなさい」などついつい語気を強めて言ってしまうことがあります。
それを繰り返すことにより、「勉強=怒られること」と印象付けになってしまい、学習意欲が低下してしまっては元も子もありません。
書籍やネット情報や教育関係者などは「ほめること」が大切だということをよく言っています。
確かに子供は誰かに認められたいという欲求が強いので、ほめて自信をもたせるのは大切だと管理人も思います。
お子さんの頑張っているところをどんな小さなことでも見つけて褒めていくことが親の重要な役目です。
やはり一番身近な親に認められたいと子供は常に思っていますもんね。
親の接し方によっては、勉強嫌いになってしまうおそれがあるということを常に意識しながら、一緒に勉強する際は「叱らない」・「子供のことをなるべく褒めてあげる」このことを肝に銘じて接していこうと思います。
家庭学習の分量について
家庭学習の分量は、時間で区切る・プリントやドリルの枚数で区切るなど色々プランはあると思います。
時間でも枚数でもどちらでもよいと思いますが、親や子供の気分で家庭学習をする日としない日を設けないようにすることが大切かと考えます。
学習量が少なくても、家庭学習をする日を決めたら、確実に行うことで、家庭学習が生活の一部になってくるのではないかと思います。
管理人の家庭では週6日の家庭学習をすることにします。
多いように思うかもしれませんが、息子の疲労度・やる気に応じ、1日の学習量や難易度は調整していきます。
学習量や難易度を調整するというこは、親が子供の苦手分野や得意分野を把握していなければ調整できません。
そのためには子供学習時は常に見守り、どのような問題でつまづいているのか、何分くらいしたら集中力が切れてくるのかなどをしっかりと見ていかなければなりません。
家庭学習をする際、低学年のうちは、子供と一緒に机に向かってやっていこうと思います。
その時、親はスマホを見たり、テレビを見たりしてはいけません。
せっかく子供が頑張っているのに、親は遊んでいると感じれば、子供のやる気も低下してしまう可能性があります。
子供にとって常に側でお父さんが見てくれているので、わからないことはすぐに質問できるから安心という部分と、見ているから手抜きはできないというちょっと緊張感をもってもらうことが狙いです。
まだ慣れない勉強で孤独感を感じさせないようにすることも重要です。
ただし、子供が一人で問題集などをこなせる力がある場合は、親は隣で読書をしたり、家計簿をつけるなど、遊び以外の作業を一緒にやるのも一つの方法です。。
管理人としては、とにかく毎日、家庭学習をするということに重きを置いており、初めの内は学習内容の質はあまり問題視していません。
まずは、小学生になったら毎日家庭学習をするんだなーと子供の体に覚えてもらおうと思っています。
学習時間も最低10分、問題集もかなり簡単なものでOKです。
管理人の息子にとって何分も机に向かうことは非常に高いハードルであり、その上、難しい問題集をやらせてはすぐに挫折してしまう可能性があります。
親から見れば簡単な足し算や引き算も、初めて計算問題に取り組む子供にとっては、大変な作業であり、それを何十分もやるのは苦痛だと思います。
実際に自分に置き換えてみると、高校生の数学の問題を解いてみろと言われると相当勉強しないと解けないと思います。
高校生レベルの数学の問題プリントを何枚もやらなければならいと考えると「無理」となってしまうはずです。
子供にとっての「足し算・引き算」が自分にとっての「高校生数学」と同じと考えれば、おのずと1回にやれる量は限られてくるのはわかると思います。
そのような目線で子供の勉強量を推し量ってやらねばならないと考えています。
家庭学習に使用する教材選びの考え方
自分の子供に合った教材を選ぶのも親の重要な役目です。
通信教育やタブレット学習、塾の宿題・市販のドリル・ネットの無料プリントなど様々な教材が存在します。
忙しい親であれば塾や家庭教師などに任せるという選択肢もありますが、低学年の内は、できるだけ親子で楽しみながら勉強し、学習習慣をつけるということを優先すべきです。
忙しければ、通信教材などカリキュラムが決まっている方がやりやすいです。
時間的に余裕があれば子供のレベルに合った市販のドリルや問題集を選んで取り組ませるのもいいと思います。
あまりコストをかけたくない場合は、現在はネットの無料プリントが豊富にあるので、それらをうまく活用するのも一つの方法です。
管理人の家庭では、息子の力量に合わせ学習を進めたいと思っているので、市販のドリル・問題集メインに、ネットの無料プリントも活用しながら家庭学習を進めたいと思っています。
ある程度、息子のレベルや能力がわかってきたら、通信教材も織り交ぜていくことも検討していきます。
教材選びも親の重要な役目
初めての家庭学習というのは親も子供も一緒です。
教材選びも初めてなので色々迷うことも多いと思います。
教材選びで注意しなければいけないことは、口コミや友人がよいという教材も必ず中身を確認し、どんなによい教材でも息子の力量に合っていなければ却下とします。
どうしても勉強ができるお子さんや地頭がいいお子さんのブログで紹介している教材に目がいきがちになり、自分の子供に同じ教材を取り組ませた方がよいと思ってしまいますが、それはとても危険です。
子供のレベルに合った教材でなければ、キャパを越えた学習となり早い段階で勉強嫌いにさせてしまうので、他人の意見に左右されず子供に合った教材選びをするのも親の役割です。
また、日常の中から学習へつなげるということも重要かと思います。
歴史や地理・理科などは生活の中で学習できればいいなーと思っています。
何故そうなったということをできるだけ正確に息子に伝えたいと思っています。
そのためには、親も正しい知識を改めて確認する必要があり、あいまいな場合は、息子と一緒に調べながら学習できればと考えています。
学習に行き詰まったり、嫌になりそうな時は、机に向かう学習だけなく、思考力を磨く手段として、将棋やトランプなどを取りいれてみるのも有りだと思っています。
小さな目標設定をする
漠然と家庭学習をしても何でこれをやっているのか意味を見出せないので、わかりやすい小さな目標を持たせてみてはどうだろうか?と考えています。
モノでつるのはよくないですが、例えば漢字の問題を10日やったら200円、ドリルを60枚やったら200円など、ある目標に達したらお小遣いが発生するという仕組みははどうかなーと考えています。
あと何日で目標達成だねとか、あとプリント何枚やったらお小遣いだねとか、子供を激励しながら、家庭学習に取り組むには、短いスパンで、達成しやすい目標がよいかと思っています。
もちろんお金ではなく、シールでもお菓子でも、各家庭でわかりやすく達成しやすい目標を掲げてそれを糧に家庭学習に励むことも低学年の内は有りかなーと思います。
管理人がお小遣いを目標達成にした理由は、息子があまり金に関する概念がないため、お金の価値や大切さを少しわかってもらいたいなーという狙いと、自分でゲットしたお小遣いをすぐに使うのか貯めて大きなものを買うのかなど、自分なりに色々考え、決断するというプロセスを身につけてほしいと思っています。
短期的な目標とは別に中期的(1ヵ月くらいを目途)な目標も立て、中期的な目標を達成した場合は、お小遣いの額を増やしていこうかと考えています。
例えば、総復習も兼ねて1ヵ月に1度はお父さんテストなどを作成し、何点で300円など実施してもよいと思っています。
また学年が進んだら漢検・英検・数検などを受けて合格したらビックボーナス2000円などとしてみてもよいと思いますが、この辺はまだ整理ができていませんので後々考えていきたいです。
追記
*勉強のご褒美としてのお小遣い方式は2ヵ月で中止しました。やはりものでつる方法では長く続かないと思いました。実際にお小遣いという目標がなくても親がしっかり褒めたり、常に一緒に学習を進めていけば問題なく学習は進められました。
まとめ
子供に勉強を教えるのなら、自分自身もどのように勉強を教えたらよいか、どのように接したらよいか日々学ぶべきだと思います。
管理人もやれるだけのことをしてみようと思っています。
かわいい息子のためなら頑張れるはず!(←自分自身に言い聞かせています)
どのお子さんも小学校入学前は、1年生になったらお友達をいっぱいつくって、給食もたくさん食べ、勉強も頑張るぞ!と意気込んで、楽しみにしているはずです。
管理人の息子も張り切っています。
そんな思いを持っている子供たちのやる気をもっと膨らませてあげるのが親の役目ではないかと思っています。