皆さん、学校の単元テストは常に100点を取っていますか?
勉強が苦手小1の息子は、単元テストの成績は安定していません。
だいたい80点~100点をうろついています。
公立小学校の単元テストは、授業の理解度を確かめるたテストなので、現段階では全くひねった問題はでません。
にもかかわらず80点の時もあります。
毎日、家庭学習をしているのにも関わらず80点を取ってしまうのです。
単元テストなので、100点でなくても理解していることが確認できればいいのかもしれませんが、管理人としては、息子にできるだけ100点を取らせたいと思っています。
中学受験するお子さんや地頭がいいお子さんにとっての単元テストは通過点に過ぎず、単元テストに向けた勉強をしなくても学校の授業のみで100点を取れると思います。
しかし、勉強が苦手な子供は違います。
先生の授業のみでは、すべてを理解できていないこともあります。
学校の授業と宿題のみでは単元テストで100点を取ることができません。
単元テストは、あくまでその単元の理解度を確かめるテストなので、100点にこだわる必要がないと考えることもできますが、管理人はこだわります。
勉強が苦手な子供は、100点を取ることで、勉強に対して自信がもてるようになります。
友達が100点取れている時に、自分が100点が取れないと「自分は勉強が苦手なんだ」という意識が芽生える可能性もあります。
親は子供の家庭学習を見ていく上で、子供の実力を把握し、実力に合った家庭学習を指導していかなければいけないので、「自分の子供は勉強が得意ではないなー」という認識をもつのは必要だと思います。
しかし、子供自身が勉強に対して苦手意識をもってしまうのはまずいです。
子供自身が勉強に苦手意識を持ってしまうと、「授業がつまらない」からはじまり、最終的には「学校がつまらない」ということになりかねません。
そこで勉強は得意なんだという意識を持たせるには、単元テストで100点を取るというのが、目に見えたわかりやすい指標となります。
授業のみでは完全に理解できなくても、自分は家でも勉強しているからテストで100点を取れるんだ!だから家での勉強が大事なんだという意識づけにもつながります。
地頭のよい子供や中学受験をする子供にとっての単元テストは「単元テスト=理解の確認」という位置づけになりますが、勉強が苦手な子供にとっては「単元テスト100点=自信につながる」と考えています。
単元テスト100点にこだわり過ぎると危険
単元テストで100点を取るということは、子供に自信をつけさせる上で重要となりますが、注意しなければいけないこともあります。
それは、100点を取らなければいけないというプレッシャーを親が与えないようにしなければなりません。
あまり100点にこだわり、そのことばかりに意識がいってしまうと、100点を取らなくては自分は認めてもらえないという自己否定感を持ってしまっては本末転倒です。
「100点を取ると気分がよく、また、100点を取るために勉強を頑張ろう!」・「授業をしっかり聞こう」などの学習意欲を向上させるためのモチベーションになってもらうのが一番です。
言葉にするのは簡単ですが、プレッシャーを与えずに、このモチベーションを高めるための取り組みが非常に難しいです。
では、どのように100点を取るためにプレッシャーをかけ過ぎずに取り組んでいったらいいか考えていきたいと思います。
常に100点が取れない原因を分析
まずは、何故単元テストで100点が連発できないか、原因を分析し対策を講ずる必要があります。
低学年の内は子供自身がテストで100点が取れない原因を分析できないので、親子で一緒に分析して、対策をとる必要があります。
同時にテストで間違った箇所は、類題などであやふやな理解度を修正していく必要もあります。
では、テストで100点が取れない原因と対策を考えてみましょう!
1授業の理解度が低い
学校の授業をしっかり聞いていれば100点が取れそうなものですが、実際に授業参観で授業風景を見てきましたが、息子の様子や先生の授業を見ていて、これでは授業のみで理解するのは難しいなーと思いました。
誤解をまねかないように先に言っておきますが、先生の授業が悪いということではありません。
先生は、授業中にすべての生徒一人一人が完全に理解できているか確認するわけではありません。
当然、何十人も生徒がいますのでざっくり全体的に理解できているようであれば次の単元に進みます。
これで息子は本当に授業を理解できているのか?と感じました。
最初は授業に集中している感じはありましたが、自分が発言をした後は、やり遂げた感があるのか、その後の授業は集中力が欠けているように感じました。
小1なのでそんなものかもしれませんが、授業参観で感じたのは、学校の授業だけでは理解できているかあやしいということです。
そこで、授業進度に合わせた対応を家庭学習で取り入れていく必要あると強く感じました。
元々、管理人と息子の家庭学習は少し先の単元を学習(予習)し、授業がスムーズに入れるようにすることが目的でした。
授業が家庭学習でやったことの復習という感じになります。
しかし、今回の授業参観でこの家庭学習習慣が問題ではないかと思いました。
家で予習をし授業を受け、さらに家庭学習で単元の復習をするという一連の流れが必要であると実感しました。
対策予習・復習
今まで通り、少し先の単元を家庭学習し、授業がスムーズに受けられるようにする!その後、家でも授業で習ったことを復習する。
つまり、「予習→授業→復習」という流れです。
中学生くらいになると当たり前のことですが、小学校低学年でも、大切な取り組みだということを改めて感じました。
復習のメイン教材には、単元テスト100点に力を入れるため通信教材のポピーを取り入れてみることにしました。
お試しに1ヵ月分を申し込んで、実際に取り組んでみましたが、非常に使い勝手がいいです。
初めての通信だったので、どんなもんかと思いましたが、実によく考えられた教材だと思います。
ワークの内容は、教科書にピッタリと合っており、現在、教科書の何ページを学習しているというのがわかるようになっています。
時間的にも1教科5分もあれば、その日に学校で習ったことは復習できるようになっています。
一度、予習したことなので非常にスムーズに取り組めます。
また、単元テスト対策も教材に含まれており、学校のカラーテストに似たような形式のポピー確認テストもついてきます。
単元テスト前に取り組むとよいと思います。
ポピーについては、もう数カ月取り組んでみて、改めて感想を記事にまとめていきたいと思います。
2ケアレスミス
どうしてもケアレスミスをしてしまいます。
単元内容が理解できていないわけではありませんが、ミスはいただけません。
内容を理解しているからOKではなく、ケアレスミスによる失点は、今からこだわっていきたいです。
ケアレスミスであっても、1点の差が高校入試や大学入試では命取りとなるので、今から1点を意識するようにしてほしいです。
対策 テストの見直し
当たり前ですが、テストの見直しは重要です。
しかし、見直しをしなさいというだけでは、実際にどのように見直しをしたらよいか小1にはわかりません。
具体的な見直し方法を説明する必要があります。
具体的対処法
- 「見直しなさい」→「テストが終わったらもう一度、順番に問題を解いてみよう」
- 書きもらし→答えを書いた番号にレ点をつける
- 選択問題→すべての選択肢に○×をつける(選択肢が1つ以上なのか、間違っているものを選ぶのかなどすべてに対応できるため)
- 言葉の選択肢→選んだ言葉はレ点をつける
これらを実施するだけでケアレスミスによる失点は減るはずです。
実際に息子は、すべてのチェック項目を見直しで実施し出来ている訳ではありませんが、少しづつ実施している見直しチェック項目もあります。
そのせいかミスによる失点が減っきている状況です。
しかし、すべての見直しチェック項目を実施できていないので、家でテスト形式で問題を解かせたりし、見直しチェック項目がすべて実施できるようにしていきたいと思います。
3単元が全く理解できていない
単元テストで70点以下は、その単元を理解してない恐れがあります。
改めて、単元を復習し、理解度を確認する必要があります。
場合によっては、現単元の理解度だけでなく、もっと前の単元から理解があやふやな可能性もあるので、つまずきポイントを深堀し、早急に対策する必要があります。
対策 ドリルなどの単元のまとめを活用
前の単元を確認するには、教科書ワークやドリルなどの単元のまとめや夏休みの総復習など、ある程度まとめが整理されているドリル・ワークで確かめるとよいと思います。
そこで、極端に○の数が少ないところは、理解度が低い単元となるので、より時間をかけて復習する必要があります。
まとめ
勉強が苦手な子供は、学校の単元テストで100点を取ることが目に見えた結果となり、子供の自信にも繋がると考えています。
そのためには100点が取れない原因を分析し対策を講ずる必要があります。
低学年の内は100点が取れない原因を自分で分析し対策を講ずることはできません。
勉強が苦手な子供だってテストで100点取ったら嬉しいし、親にいっぱい褒めてほしいはずです。
そしたら、また100点取って褒められたいから勉強をがんばろうという意欲も湧いてくるはずです。
その為には、親子でしっかりと単元テスト対策を取っていく必要があります。
ただ、ドリルや問題集を与えて「勉強しない」・学校で出された宿題を「早く宿題しなさい」というだけでは、勉強が苦手な子供はできません。
時間が無くても勉強に寄り添ってあげてください。
学校で習ったことの復習であれば10分もあれば終わります。
また、単元テスト対策も少ない範囲ですので、それほど寄り添う時間は長くかかりません。
教科書ワークやポピーは、教科書に沿ったワークブックなので、単元テスト対策にはもってこいです。
是非、それらを活用して子供にテストで100点連発させましょう。
管理人の息子も単元テスト対策を講じるようになってから、テストで100点を取れることが多くなってきました。
少しずつ勉強に対し自信が持てるようになり、意欲も湧いてきているように感じます。
単元テストだけなく、計算の小テストや漢字の小テストで満点でもいいです。
何か目に見える形でよい結果が出れば子供には大きな自信になっていきます。
最後に単元テストで100点を取ることのメリットをまとめました。
●100点を取ると自信につながる●100点を取るとまた100点を取りたいというモチベーションになる
●お友達や周囲から認められ、また100点を取ろうと勉強の励みになる
●ケアレスミスであっても、1点の差が高校入試や大学入試では命取りとなるので、今から1点を意識する癖がつく