2学期もはじまり 2ヵ月がたとうとしています。
1学期に比べ学校の授業もいよいよ授業らしく本格的な学習がはじまります。
そこで1学期より継続している家庭学習について、2学期は少し内容にもこだわっていきたいと考えて取り組んでいます。
1学期は学習習慣をつけることが主な目的として家庭学習に取り組んでいました。
小学校入学前、息子は、落ち着きがなく、授業についていけるか不安だっため、家でフォローしていく必要があるなーと感じ、2月末より家庭学習の取り組みを始めました。
幼稚園時代に、机に向かって学習するという習慣がなかっため、初めは、簡単な足し算や引き算などからはじめ、学校の授業で習う単元を少しだけ先に予習をしていく感じで家庭学習を進めていきました。
小1の算数の場合、国語と違い、やるべきことが明確なので、計画的に学習を進めやすい科目です。
しかし、苦手な単元も顕著に表れるのも算数です。
息子が1学期の家庭学習で苦戦したのは、「数の合成と分解」、「虫食い足し算・引き算」、「文章問題全般」です。
1学期で苦手な分野は、夏休みという長い休みを利用し、2学期に苦手分野は持ち込まないようにしました。
夏休みの取り組みについてはこちらをお読みください。
2学期の算数の取り組みは、「新しい単元の予習・復習」・「計算」・「文章問題」の3本柱で進めていきます。
新しい単元の予習・復習
新しい単元といっても、先取り学習とは違います。
2単元ぐらい先まで予習し、学校の授業にスムーズに入っていけるようにするための取り組みです。
教科書・教科書ワークなどを使って、管理人がじっくり説明したあとに、設問に取り組むようにしています。
教科書ワークの補助として、「ぷりんときっず」・「ちびむすドリル」などの無料プリントで、理解度をチェックします。
その後、学校で実際に予習した単元を習い終わったら、教科書ワークの単元まとめテストで確認していきます。
家庭で予習すると学校の授業は復習のようになり、より理解が深まります。
2単元くらい先の学習をしていると、理解度が悪く何日も同じ単元に取り組んでも、学校の授業に追い越されることはないので、安心して苦手単元を克服するための時間があります。
計算
計算は、「数の合成と分解」・「繰り上がり無しの二桁足+一桁たし算」・「20以上の大きい数」・「虫食い算」などでもかなり苦戦し、理解するまで時間がかかりました。
それらについての取り組みは別の記事にもしていますので、参考にしてください。
計算については、学校の宿題で計算カードを毎日取り組んだのと夏休みを利用して、計算の苦手分野を取り組んだことで、何とか克服できるようになりました。
2学期からは、3つの計算・繰り上がりの足し算・繰り下がりの引き算などが登場します。
苦戦が予測されると思うので、夏休み終了までに3つ数の計算と繰り上がり足し算はできるようにしました。
2学期からは「繰り下がりのある引き算」を中心に、学習する予定でしたが「繰り下がりのある引き算」は意外と早くできるようになり、いい意味で拍子抜けしました。
「数の合成と分解」をかなり時間をかけて取り組んだおかげかと思います。
9月前半で、繰り上がりの足し算と繰り下がりのある引き算をマスターできたので、2学期は少しずつですが計算スピードをアップさせるため、「算願の無料プリント」を使って毎日50問ほど計算問題に取り組んでいきます。
本当は、100マス計算を使ってバリバリやりたいのですが、息子にとって計算量が増えるとやる気が一気に低下するので、今は息子のキャパに合わせた問題量の取り組みにしています。
折を見て、100マス計算に取り組めたらいいなーと思っています。
50問でも毎日、計算問題に取り組むことで少しずつ自信をつけてくれたらよいと思っています。
公文などに通ってるお子さんと比べると、計算は遅いですし学習の進み具合もかなり遅いです。
取り組む量や質が異なるので仕方がありません。
息子に公文と同じような量や質を強要しても、嫌がるだけで、勉強嫌いになってしまう恐れがあるので、今の息子に合ったペースとレベルで計算に取り組んでいます。
実際に、小学校入学時に公文の体験に行きましたが、速攻で行きたくないという答えが返ってきました。
親の管理人も悪かったのですが、今までほとんど机に向かって学習したことがない子供がいきなり公文の問題量を見せられたら、それは嫌になりますよね。
体験に行くタイミングを間違ってしまったので、公文と聞くだけで拒否反応していまします。
管理人としては、公文で計算の確実性やスピードを身につけてほしいと思ったのですが、中々うまくきませんでした。
しょうがないので、管理人が用意したプリントで息子のキャパに合った問題量をやっています。
文章問題の取り組み
文章問題は壊滅的に苦手です。
文章を読み取る力が不足しており、何を聞かれているのか?もわからないこともしばしばあります。
また、文章を整理する力も著しく低いです。
これらは、国語力も大きく影響していると思うので、学習したからといって、突然、文章問題が解けるようになるとは思いません。
しかし、今から考える癖をつけていかなければ、学年が進むにつれ、もっと複雑化した文章題には全く歯が立たず、問題文を見ただけで諦めてしまう可能性が出てきます。
息子は、基本的に諦めてしまうのが早いので根気よくじっくり取り組む癖をつけたいです。
文章問題が少しでもできるようになるためには、「簡単な文章問題でパターンを知る」・「少し難しい問題でじっくり時間をかけて考える」を基本にして、できるだけ文字から絵にしてみる癖をつけさせたい思っています。
簡単な文章問題の教材には、カラーで見やすく・可愛い感じの無料プリント「ぷりんときっず」を利用し、パターンを知るためには、無料プリントの「小学生の算数無料問題・算数プリント」を中心に取り組んでいきます。
これらの無料プリントは、難問はほとんどないので割と嫌がらずに取り組んでいます。
「小学生の算数無料問題・算数プリント」は、色々なパターンの文章問題が用意されているので、設問のされ方に慣れるには最適です。
文章から絵にして設問に答える訓練の取り組みには、初めは内容ができるけ簡単なものがよいと思ったので、かもがわ出版の「算数文章問題イメージトレーニング」という問題集を利用しました。
設問内容はとてもシンプルですが、絵から自分で問いを作ったり、問題文から絵を描くようになっていたり、文章問題を解くための基礎になると思います。
ある程度「算数文章問題イメージトレーニング」で慣れたら、少し時間をかけてじっくり考える問題に取り組みたいと思っています。
しかし、元々勉強が苦手な息子がいきなり「ハイレベ算数」などは、パニックになってしまうので、息子のレベルに合ったちょっと難しい問題集を探した結果、「サイパーシリーズ1 文章題」が適切かと思い、取り組む予定です。
国語力と算数の文章問題はリンクしてくるので、国語力の強化とともに算数の文章問題の強化と両方合わせて取り組む必要があります。
ただし、結果はすぐに出ないと思うので、親も焦らず数年先を見据えて、低学年内から「じっくり考える」ということに慣れていく必要があります。
管理人の息子のように、勉強が苦手な子は、学年が上がるにつれ、算数の文章問題は、どんどん苦手になってくる可能性があります。
文章を読んで、自分の持っている知識を利用し、式を立て答えを導くという工程に、低学年の簡単な文章問題のうちに慣れておいた方がいいと思っています。
現段階では、文章問題を正解に導くことよりも、色々試行錯誤して文章問題に取り組み、文章問に苦手意識を持たないようにすることが大切かと思います。
子供のキャパを越えた難問ばかりさせても、文章を見ただけで拒否反応が起こってしまっては意味がありません。
少し頑張れば答えを導き出せる、ヒントがあれば答えを導き出せるというくらいが、じっくり考える問題のレベルだと思います。
子供それぞれのレベルに合った問題集選びは親次第です。
ネットの情報だけを見て問題集を選ばず、自分の子供のレベルに合った適切なドリル・問題集を選んでください。
もし、問題集やドリルを購入し、ヒントを出しても解けない問題がほとんどであれば、その問題集は、現在のお子様のレベルに合っていないので、一旦、やめた方がいいです。
ヒントをもらいながらでも、解けた喜び・達成感を得られることは、子供が文章問題に苦手意識を持たないようにする上で、大切なことだと思います。
逆に簡単過ぎても、じっくり考えることが養えないので、いつまでも簡単な文章問題のみをやっていても実力が身につきません。
簡単なドリルや問題集である程度、ほぼ正解ができるようになったら、ステップアップしていく必要があると思います。
まとめ
算数は国語と違い、解答が明確なので、やることもはっきりしています。
やればやっただけ実力がついてきます。
学習習慣がなく、管理人の息子と同じように勉強が苦手なお子様をお持ちの方は、まず、やることが明確な算数だけでも繰り返し学習し、子供に自信を持たせることも一つの手段だと思います。
算数に自信が持てたら、国語も少しづつ取り組む時間を増やしていけると思います。
管理人の息子も、自分では勉強が苦手だなんて思っていません。
そうなってもらうことも狙いの一つとして家庭学習に取り組んできたので、ある意味うまくいっているのかもしれません。
段階的にレベルアップしたドリルや問題集に取り組んでいるので、全くわからなくて解けないということはありません。
しかし、日々、つまずく設問もありますが、このつまずきが重要です。
親はつまずいた設問を拾い上げ、どの部分でつまずいているのかチェックし、前に学習した単元の理解が不十分で躓いているのであれば、もう一度、つまずいた単元を復習し、あやふやな部分を修正していきます。
ケアレスミスなのか、理解が不十分なのか確認をし、理解が不十分であれば復習していくということの繰り返しなので、学習進捗度は、非常に遅いです。
しかし、あやふやな部分を残したまま学年が進むと、勉強が苦手な子供は、一気に勉強ができなくなる恐れがあるので、ゆっくりでも確実に単元を理解していく必要があります。
まだ家庭学習をはじめて数カ月ですが、勉強が苦手な子供でも、算数はやっただけの成果を得ることができるというのがわかりました。
2学期は、授業のスピードも速いので、できるだけ数単元先は家庭学習で予習してから、授業を受けるように準備していきたいと思っています。
このブログは、勉強が苦手な子供が、授業についていけるようにし、学習習慣を身につけるための取り組みなので、中学受験を考えているご家庭には、あまり意味のないブログとなりますのでスルーしてください。