100マス計算でおなじみの陰山先生の傑作百マス計算ドリル「陰山メソッド徹底反復百ます計算」の紹介です。
2年生の夏休みに取り組みました。
レベル:基本
正直100マス計算には抵抗がありました。
陰山先生の百マス計算は多くの子供が活用しており、それなりの結果が出ているという情報なども知っていましたが、勉強が苦手な息子が「100問もできるのだろうか?」・「逆に計算が嫌になってしまわないだろうか?」などと考えてしまい、百マス計算は避けてきました。
しかし、2年生になりたし算・ひき算の計算も桁が大きくなるにつれ、息子の計算間違いも多くなってきました。
毎日数問計算学習はしていましたが、なんとなく惰性でしている部分もあるのか、あまり計算力がついている感じがしませんでした。
算数は「計算だけ早くできても意味がない」・「計算学習ばっかりしても意味がない」などのネット情報も見ますが、できないよりできた方がいいに決まっています。
ネット情報は極端な意見も多いんですが、計算も計算以外の学習もバランスよく取り組めることが望ましいですが、息子はその計算がおぼつきません。
なんだかんだいっても算数の基礎は計算ができて成り立つと思うので、計算がおぼつかないのはまずいです。
そこで夏休みを利用して100マス計算に取り組みました。
夏休み前までの息子の計算力は、繰り下がりのある引き算で100問5分30秒です。
これはかなり遅いタイムです(計算ミスも4,5問あります)
そこで夏休みにたし算・ひき算の百マス計算を交互に毎日取り組むことにしました。
目標タイムは引き算で3分という設定にし、最終的には2分50秒台で安定するようになりました。
1ページあたり200問(100マスが2つ)となっており、たし算・ひき算・かけ算の100マス問題です。
割り算は100マスにはなっていませんが100問出題されています。
同じ内容のページがたし算・ひき算・かけ算・割り算がそれぞれ14回分の構成となっています。
数字や字が汚い息子はドリルのマス目の大きさに数字が収まらず、ひどいことになったので拡大コピーし100問ずつになるようにして取り組みました。
100マスに取り組む前は、100問というボリューム感に息子は引くのではないかなーと思いました。
案の定、「えー問題数多いー」と愚痴っていましたが、タイムを計ってやってみようよと誘導して取り組みました。
取り組むうちに「何分だった?」「どう?早くなった?」などを言い始めるようになり、問題数の多さについてはいつの間にか気にならなくなっているようでした。
同じ問題を毎日取り組むことで、自然と計算問題に慣れていくという陰山メソッド効果なのかもしれませんね。
勉強が苦手な息子でも取り組めたので、どの子供でも取り組めると思います。
毎日取り組むことで自然と計算力がついていきます。
できるだけ早い学年から始めると効果的だと思います。
息子は夏休みの初めから夏休みの終わりまでにはタイムを2分40秒縮めることができました。
平均タイムも引き算で3分をオーバーすることはなくなりました。
100マスに取り組む前は同じ問題を繰り返す効果を疑っていましたが十分効果が感じられました。
計算学習の取り組みでよいところは、子供自身も目に見えた効果が実感できるので自信にもつながります。