長期休暇の中で一番取り組みやすい時期が春休みです。
学校からの宿題がないので、宿題に追われることなく必要な学習のみ集中して取り組める時期です。
息子の春休み取り組みは午前と夜に分けて取り組むことにしました。この午前と夜に分けて家庭学習に取り組むというスタイルはGWやコロナ休校なども含めた息子の学習スタイルとして定着しつつあります。
「友達と遊ぶ」・「ゲームをする」・「のんびり過ごす」いずれにしてもやるべきことをやったらOKだよというこを1年生の頃から習慣化しています。
今のところこのスタイルに不満を言うことなく過ごしています(高学年になったらどうなるかまだわかりません)。
やはり学習に関する取り組みの習慣化はできるだけ早い時期から始めるのがよいと思います。
3年生くらいまでであれば親の言うことを素直に聞き習慣化することができると思います。
では、勉強が苦手な息子の取り組みをご紹介します。
午前中は息子一人で取り組めるレベルの学習教材を用意し、夜は管理人と一緒に取り組むので少し難しい学習内容の取り組みとなります。
目次
春休み午前中の取り組み
国語は2年生の漢字と読解ドリルに取り組み、算数はすべての単元の総復習と計算問題に取り組みました。
小2春休み国語(午前)
漢字は息子が過去に間違った漢字を数枚のプリントにまとめたものを毎日取り組みました。
色々な熟語や音読み・訓読みをまとめた自作プリントです。
何とか2年生の漢字は問題ないレベルになったと思います。
しかし、文字の汚さは相変わらずです。
はね・はらい・線の長さは意識するように言いましたが、油断するとすぐに適当な文字になってしまいます。
この課題は1年生からずっと直りません。何とかしなければと思っているのですが漢字を覚えることが優先的になり正確な文字を書けるようにするというところまでに至らないのが現状です。
国語の読解問題は学研の毎日のドリル文章読解小3に取り組みました。
それほど難しい内容ではありませんが、小3の教材なので文章をしかっり読まなければ把握できない内容も含まれています。
逆に言うと小3レベルでも毎日のドリルの文章読解はしっかり読めば解ける内容です。
息子は読書量が圧倒的に少ないので、せめて文章読解問題の内容はしかり読んでほしいという狙いもあり、あまり簡単過ぎるドリルではなく読みこめばできるレベルのドリルを用意しました。
学研の毎日のドリルは1年生から活用しているのでレベルや文章の質なども把握していました。
子供のレベルに合わせ、適切な時期に適切なレベルの内容のドリルや問題集を用意するのは低学年から中学年は親の役目です。
そのためには常に色々なドリルや問題集に目を通し、親の教材を選ぶ目も養っていかなければいけません。
他のお子さんが使ってよかったというドリルや問題集に取り組むのも悪くありませんが、自分の子供のレベルに合っているか親が必ず内容を確認してください。
小2春休み算数の取り組み(午前)
計算は苦手なジャンルの計算と3年生で習う計算に取り組みました。
「4ケタの真ん中に0がある引き算筆算」・「3桁×1桁のかけ算」・「あまりのある割り算」をメインに取り組みました。
どの計算もちょっと先の計算ですが「でき太くんの算数クラブ」という通信教材で取り組んだ内容になるので新しい単元ということではありません。
その中でまだ完ぺきでない計算をこの時期にしっかり取り組もうと考えました。
結果としては春休み中に苦手な計算はすべて克服できたと思います。
せっかく通信教材で先に進んでもしっかりものにできていなければ意味がないので、時間があるこの時期にしっかり復習できてよかったです。
もう一つの算数の取り組みである小2総復習は、コロナ休校の時に色々な出版社・都道府県などが制作したまとめドリルを結構コピーしておいたものを活用しました。
レベル的には標準レベルのものです。
単位や図形など忘れているジャンルなどがあるかなーと思いましたが予想通りでした。
やはり2年生で学習した内容で、その後活用することがなければ忘れてしまいます。
かさ・図形などが特に忘れやすいので各学年の内に時々復習すると定着すると思います。
忘れた内容も一度しっかり学習しているのですぐに勘が戻ったようで、間違った問題の類題を解かせてみましたが問題なくできていました。
春休み夜の学習の取り組み
春休みの夜の学習は、普段、学校がある時の学習スタイルと基本的には同じです。
午前中は一人で取り組む学習に対し、夜は管理人と一緒に取り組むので、つまずいたりした時はアドバイスできるので午前中の学習より濃い学習内容になります。
小2春休み国語の取り組み(夜)
国語は3年生で習う漢字・文法・新たに通信教材の「言葉の森」という取り組みが加わり、「言葉の森」から出せれている音読の課題にも毎日取り組むことになりました。
漢字の習得には道村式の漢字学習を取り入れました。道村式は想像以上に覚えやすいので漢字学習に苦戦しているお子さんにお勧めです。
文法は1年生での活用したGTシリーズの成長する思考力国語バージョンを活用しました。結構骨のある問題集なので、できない問題などはヒントを出しながら自力で解けるよう導いていきました。
新たな国語学習の取り組みとして「言葉の森」という通信教材で作文を学ぶことにしました。「言葉の森」は週1回の作文指導ですが、宿題として毎日の読書課題があります。
少し難しい内容の文章を精読することで国語力をアップすることが狙いのようです。
文章自体は長くないので息子も取り組めています。
すべての学習において国語力が重要でると考え、3年生から国語に力を入れていこうと思っています。
その一環として「言葉の森」という通信教材も始めました。
「言葉の森」では作文の学習を通して国語力をアップすることが狙いです。
国語学習を親が指導するのは限界があると感じ、よい方法はないかと色々調べた結果「言葉の森」にたどり着きました。
「言葉の森」ついては今後も情報をアップしていきます。
小2春休み算数の取り組み(夜)
算数は教科書+αの取り組みと3年生の予習、通信教材の「でき太くんの算数クラブ」をすることにしました。
教科書+αはグレードアップ文章題小2や塾用教材のジュニア新演習などを活用しました。
教科書+αの学習については、一時、失敗し子供のやる気を削いだことがあったので注意しながら子供の現在の学習レベルに応じ取り組むようにしました。
やらせ過ぎ
春休みはすべての単元学習がしっかり終えているので、多少難しい問題にチャレンジしてもよいと思い取り組みました。
グレードアップもこの時期ですとスムーズに取り組めます。
3年生の予習は教科書ワークや塾用教材をつかって取り組んでいきます。
予習の先駆けはでき太くんの算数クラブでサラッとやっているので、教科書ワークで詳しく説明し塾用教材で演習をかさねていきます。
3単元ほど先の取り組みを理想としています。
3単元ほど進んでいると苦手な単元に差し掛かって学習時間を取られても、授業が先行することはありません。
苦手単元はじっくり取り組みたいので予習で時間的余裕を作っておくことが目的となります。
まとめ
春休みは宿題もないのでじっくりと自分のペースで家庭学習に取り組めます。
春休み期間をつかってやりたいことを具体的に決めておくとスムーズに充実した休みを過ごせると思います。
「2年生の苦手単元を学習する」・「読書をたくさんする」・「漢検合格レベルまで漢字をマスターする」・「3年生の予習を頑張る」など色々なことができます。
小2から小3へなる子供は体も心もだいぶ成長してきます。同時に自我も芽生えてくるので、親の導きで家庭学習を習慣化させるのは最後の時期になってきます。
高学年で完全に自我が芽生え、親の言う事にも反抗する時期から家庭学習を定着化させようと思うとかなり苦労するので、今のうちに家庭学習習慣化の基盤を作ることをお勧めします。
どんな子供でも家庭学習は習慣化してきます。
勉強が苦手な息子でも家庭学習は習慣化してきています。
その代り親は子供の学習が習慣化するまで付き合わなければいけませんので疲れます。しかし、子供とゆっくり過ごせる期間を考えたら貴重な時間にも思えるので、できるだけ寄り添ってあげれたらと思っています。
皆さんも子供とゆっくり過ごせる貴重な時間だと思い、子供と一緒に家庭学習に取り組んでみたらいかがでしょうか?子供は喜びますよ。