レベル:基礎から標準
くもんのぐーんと強くなるシリーズは単位と図形でもお世話になっています。
今回の文章問題はいい意味でくもんらしいしつこさが表れた1冊になっています。
目次を見てください。
同じ単元を繰り返し学習するような構成になっています。
パターンごとに穴埋めの問題からはじまり、立式方法がわかるようになっています。新しいパターンの問題が出てきたら、必ず穴埋めから始まるりその後、類題に取り組みます。
見開きごとに同じパターンの問題が配列しているので苦手な問題でも集中的に繰り返し練習することができます。
レベル的には基礎レベル問題から少しずつステップアップふんで標準レベルの問題まで取り組むようになっています。
初めに穴埋めで立式方法のコツをつかんで類題を何度も解いていくことで感覚をつかんでいきます。
少しずつレベルアップしていっているので無理なく標準レベルの問題を解けるまでに到達しています。
息子のように文章問題が苦手な子供でもやりきることができます。
見開き10問の文章問題になっています。
文章問題を10問と聞くと、文章問題が苦手な子供だと結構なボリュームに感じるかもしれません。
しかし、実際に取り組んでみると同じようなパターンの問題を反復しながら少しずつレベルアップしているので、案外スムーズに終わります。
10問の文章問題をやりきることで子供も自信がついていきます。
特に詳しい解説になっているわけではありません。
問題を繰り返し説くことで理解できるので詳しい解説は特に必要ないと感じます。
最後まで自分の力でたくさんの文章問題をやりきるということの繰り返しが、文章問題が苦手子供には重要です。
文章問題が苦手な子供は文章を読む前に諦めモードに入っている傾向があります。
しっかり読み込めばできる問題も苦手意識から諦めてしまっています。
まずは自分一人でも文章問題が解けるという自信を持たせることが重要です。
「くもんの文章問題にぐーんと強くなる」は、子供たちに自信を持たせるきっかけになる1冊だと思います。
同じような問題を繰り返すことでスラスラ文章問題が解けるという感覚が身につくはずです。