非中学受験組小5夏休みの家庭学習の取り組みについて記載しました。
息子は中学受験をしないので、たっぷり時間があるので夏休みならではの遊びをたくさんし、家族旅行もいくつか計画しました。
小学校生活の夏休みも小5・小6の残り2回しかありません。
家族でたくさん過ごせる夏休みはもしかすると小学生の間で終わりかもしれません。
目一杯、息子と遊びたいと思います。
とはいえ全く勉強しないわけにはいかないので、夏休みの時間をうまく活用し学習もしていきます。
勉強時間は午前1時間、夜1時間半で計画しました。
取り組む教科は英語・算数・国語・理科・社会です。
4年生までは国語と算数のみ取り組みましたが、5年生からすべての学習に取り組むことで中学生へ向けての学習リズムを少しずつ整えていきます。
目次
小5夏休みの算数
算数の取り組みは「1学期の総復習」・「苦手単元の補習」・「2学期の予習」・「暗算」という4つの項目に分け学習をすすめていきます。
1学期の総復習
1学期の総復習は2冊の夏休み用教材と東進オンライン夏休み講座を活用しました。
1つ目はポピーの夏休み教材で基礎レベルの総復習をします。すべての単元に穴がないか確かめていきます。
2つ目の教材は塾用教材「サマー練成算数」を活用しました。
基礎から標準レベルの内容の1学期で学習したすべての単元の復習をします。
このレベルになると間違いも出てくるので、間違った部分をしっかり復習していくのが重要です。
詳しく内容は「夏休み用塾用教材 サマー練成小5算数」をお読みください。
3つ目の教材は東進オンラインです。
普段は東進オンラインは予習として活用していますが、夏休みは夏期講習5回分と夏の特別授業6回分があるのでそちらも取り組みました。
夏期講習は1学期で一番やっかいな単元「小数のわり算」について徹底的に復習しています。
特別授業では図形についてわかりやすく解説しています。
小数のわり算など復習したかったなーと思う方でも安心です。東進オンラインは「1学年前」・「現在の学年」・「1学年上」の講座がいつでも見ることができます。
東進オンラインの夏休みの内容について詳しくは「東進オンライン小学校夏休み講座」をお読みください。
苦手単元の補習
小5の1学期で特に苦手意識のある単元はなかったのですが、立方体の文章題・比例・小数わり算の四捨五入あたりが苦戦したので、1学期にコピーしておいた教科書ワーク「数と計算」・「文章題・図形」のまとめ問題と塾用教材「ウインパス算数」・「標準新演習算数」のまとめ問題をもう一度、取り組みました。
2学期の予習
2学期の予習は通信教材のでき太くんの算数クラブで取り組んでいます。
でき太くんの算数クラブは普段から取り組んでいる学習なのでいつも通りです。
2~3単元先まで「でき太くんの算数クラブ」で予習できるのが理想です。
でき太くんの算数クラブである程度の理解と基礎演習を終えておけば2学期開始からは余裕をもって標準レベルの学習まで到達できると考えています。
暗算
暗算も普段通りに取り組んでいます。取り組む教材も普段と同じ「山本塾の計算ドリル」を活用します。
中学受験生は5年生に上がるころまで山本塾の計算ドリルを完璧にするのが理想ですが、非中学受験生は中学に上がるまでにスムーズにできればよいと考えています。
小5夏休みの国語
国語は読解・文法学習に「読解習熟プリント」、その他、音読と漢字学習に取り組みます。
読解・文法
4年生までは読解問題集や文法・語彙問題集についてがっちり取り組んでしましたが、小5からは学習方針が国語重視からその他の教科もしっかり取り組む1年と考えているので国語学習量を大幅に削減しました。
普段の国語学習量の少なさをカバーするため夏休みは読解問題や文法・語彙にも取り組むことにしました。
レベル的には一人でも十分取り組める基礎レベルの文法・読解問題を多く取り扱っている教材がよいと考え「読解習熟プリント」を活用することにしました。
また、子供がスムーズに問題集1冊をやり切れることで自信を持たせることも重要だと考え分量的にも「読解習熟プリント」を夏休みに活用するには最適です。
読解習熟プリントの詳しい内容は「読解習熟プリント 夏休み活用法」をお読みください。
漢字
漢字は1学期の漢字の復習と2学期以降の新漢字の習得としました。
午前中は1学期の漢字を繰り返し学習し、夜の学習では2学期の漢字を学習していきます。
5年生から極端に難しくなっているので、一定間隔で繰り返すことで定着を図る必要があるというのが1学期を終えた時点での感想です。
夏休みは復習には十分時間があるので、1学期の漢字の定着をはかるにはもってこいです。
漢字学習についてはポピーの教材をメインに活用しました。詳しくは「小学5年ポピー国語 漢字学習に最適な教材になっている」をお読みください。
音読
音読はずっと継続している学習です。教材は作文通信「言葉の森」の音読教材を活用しています。
小5夏休みの理科・社会
理科と社会は4年生の夏休みまでは一切学習することはありませんでした。
中学受験組とは違い非中学受験組の理科・社会はそれほど重要項目を学習するわけではないで軽く復習する程度でもよいと個人的には思っています。
今回は息子の自学訓練として理科・社会は自分で問題集のポイントを読み、問題を解き、丸付けをし、解答の解説を読むということを親の手を借りずにやってみるということをテーマに取り組みました。
本人なりにがんばっていたように思いますが、自走まではまだまだ遠い感じがします。
夏休みに活用した問題集についてはコンパクトにまとまっている塾用教材とポピーの教材の2種類を活用しました。
まずはポピーで各教科を一通り学習し、塾用教材「小学ウインパス夏期テキスト理科」と「サマー練成社会」で標準レベルの学習到達をはかりました。
小5夏休みの英語
5年生から本格的に英語学習に取り組んでいます。
まだ手探り状態ですが、まずはフォニックスから開始し、文法に取り組んでいます。
思っているよりスムーズに取り組めていますが、文法などはまだ始めたばかりなので、今後どうなるか?ですね。
2学期以降は英検5級も視野に入れながら学習していきたいです。
小5夏休みのまとめ
1年生から夏休みは家庭学習に取り組んでいたので、「夏休みなのに勉強はいやだー」ということはありません。
勉強は好きではありませんし得意でもありませんが習慣化はしているようです。
息子を見ていて思うことは、勉強が苦手でも毎日コツコツ、いつも同じように取り組むことで家庭学習することは当たり前になります。
夏休みも淡々とスケジュールをこなしながら学習に取り組めていることは、息子の学習面で褒めれる部分です。
夏休みも午前と夜の2回毎日取り組むことができました(体調不良・旅行以外)。
管理人的には非中学受験組の勉強が苦手な子供が毎日の学習に取り組めていることはすごいことだと思っています。
管理人の小学生時代とは全く異なります(ほば毎日遊んでいました)。
しかも、本人的には毎日勉強が継続できていることがすごいことだという認識はありません。
小1の時に家庭学習を開始した時の目標が「家庭学習の習慣化」でした。
お風呂に入ったり歯を磨いたりするのと同じ感覚になることを目標に取り組んできました。
歯磨きを毎日することは特別なことではないのと同じように家庭学習も特別なことでないというレベルに持っていけるか不安でしたが、この夏休みの息子の様子をみて家庭学習の習慣化はできていると思えるようになりました。
この習慣化が高校受験・大学受験でどれほど役に立つのかわかりませんが、中学校からいきなり家庭学習をはじめようと思っても難しい部分もるのではないかと思います。
小学生の間はいつから家庭学習をはじめても遅いということはないと思います。
毎日少しでも家庭学習することで机に向かって学習ることが当たり前になってきます。