久々に標準新演習算数の追加記事です。前回は「標準新演習算数の紹介」でしたが、今回は「標準新演習算数の活用法」について詳しく書いた記事となります。
今回は小学5年生算数の標準新演習算数を元に問題集の解説をしていきます。
管理人は標準レベルの良質の問題集を市販で色々探しましたが、基礎問題集と発展問題集(中学受験)などは良質の問題集は目にする機会が多いのですが、不思議と標準レベルの市販問題集で良質のものに出会う機会がほとんどありませんでした。
中学受験はしないが高校受験に向けて学校では上位層に位置したいと考えた場合、中学受験レベルの問題集に取り組むというのもありですが、管理人的には基礎から標準レベルの問題をしっかり解けるようになっていることが望ましいと思っています。
そこで目を付けたのがネットでも購入できる塾用問題集です。
まさに管理人が求めている標準レベルの良問がズラリと並んでいます。
是非、家庭学習を中心に取り組んでいる皆さんにも塾用教材の良さを知っていただきたいと思い発信しています。
今回は塾用問題集の代表格の標準新演習の小学5年生算数「小数のわり算」の単元を元に問題集の解説をしていきます。
小数のわり算の学習ページだけで20ページもあり圧倒的な演習量に取り組むことができます。
内容・構成
標準新演習は、①例題・確認問題、②練習問題A・練習問題B、③まとめ問題A・まとめ問題B、④説明する問題、⑤確認テストで構成されています。
①~⑤を1セットに1章となっており、1章を2~4課に区切って学習していきます。
①例題・確認問題
例題は基本的な問題です。算数用語についての解説は省かれており、即、実践形式の問題に入ります。
算数用語の学習や公式の成り立ちなどを教科書や教科書ワークなのでしっかり学習してから標準新演習に取り組むのがよいです。
もしくは授業の復習として活用するのが最適です。
例題で学習したあとは、同じパターンの確認問題で復習していきます。
学校の授業や他の問題集で基礎的なことの学習は理解できている場合は、①の例題・確認問題は飛ばしてもいいと思います。
②練習問題A・練習問題B
練習問題はAとBに分かれています。
練習問題Aは①で学習した例題・確認問題の復習となります。練習問題Bは少しレベルアップし標準レベルの内容になっています。
授業や他の問題集で基礎学習はしっかり理解できているお子さんは練習問題Aから取り組む方が効率がいいです。
息子も東進オンラインで基礎的な内容を理解してから標準新演習に取り組むので練習問題Aから始めています。
練習問題Aで間違いがあれば①例題・確認問題に戻って振り返ります。
練習問題Aはあらかじめコピーしておき、例題・確認問題での復習が終了したら再度取り組んでみてください。
練習問題Aが合格点に達しているようであれば練習問題Bに取り組みます。
ちなみに練習問題Aがすべて正解できるようであれば教科書レベルの内容はしっかり理解できていると判断しても大丈夫です。
練習問題Bは少しレベルアップします。上位進学高校を目指す場合は、このレベルまでしっかり理解できるようにするべきです。
教科書の内容を複数からめて解答を導くので、練習問題Aの内容をしっかり理解できていれば解けるようになっています。
中学受験のように教科以上のレベルではありませんのでご安心ください。
③まとめ問題A・まとめ問題B
まとめ問題Aは1章すべてのまとめ学習となります。学校のカラーテスト前などに取り組むと最適です。
ここで間違いが多ければ、もう一度コピーしておいた②の練習問題Aに取り組み、理解度をチェックしていきます。
まとめ問題Bは主に子供達が苦手な文章問題となっています。ただし、問題文をいじり倒したひねった問題ではありませんので基礎・標準レベルの良問となっているのでじっくり問題文を読めば解ける内容です。
④説明する問題
これはおもしろい問題です。
問題は難しくありませんが、算数用語を用いながら根拠を元に道筋を立てて体系的に考えれるかを問われています。
反射的に答える算数の学習には慣れていますが、最近は基礎的な知識・技能を学び数学的な表現力・思考力を身に付けるための学習が求められるようになりました。
まさに数学の本来あるべき姿の学習ですね。
それらを意識した問題が④説明する問題です。
必ずしも記述でしなくてもいいと思います。親子で口頭でやり取りしてもおもしろいと思いますよ。
⑤確認テスト
確認テストは別冊になっており非常に使い勝手がいいです。
カラーテスト前に取り組んでもいいですし、夏休み・冬休み・春休みなどの長期休みにまとめ学習として活用するのもいいと思います。
ちなみに管理人は長期休みに活用しています(夏休み用ワークブックなどを購入しなくても確認テストで十分に総復習できます)。
レベルは練習問題Aの難易度です。
標準新新演習算数の活用法まとめ
今回は標準新演習算数の活用法について書いていきました。前回は「標準新演習算数の紹介」ついて書いていますので興味のある方はお読みください。
我が家での標準新演習の立ち位置は復習教材として活用しています。
用語・公式などの解説は東進オンラインや教科書ワークで取り組み、基礎から標準レベルの学力を定着させるためにできるだけ多くの演習を重ねるために標準新演習算数を活用しています。
レベル的には基礎問題・標準レベル問題が十分な量の学習ができます。また、新たな学習指針にも対応した内容になっており、数学的な思考力・表現力を身に付けさせる問題など他の問題集では取り扱いが少ない「説明する問題」などにも取り組めます。
また、別冊に確認テストもついているので学習定着度をはかることもできます。
1冊で演習量・レベルがこれだけ充実した市販の問題集というのはほとんどありません。さすが塾用教材です。
玄人の塾講師が納得する内容になっていなければ売れないのが塾用教材なので、見た目のカラフルさやキャラ先行ではなく内容重視になっているのがいいです。
しかも塾用教材ですがAmazonで購入できるのもありがたいです。
家庭学習だけでは不安だなーと思う方は実際に塾で活用している「標準新演習算数」を使って好きな時間に好きなだけ塾レベルの学習をすることができます。
小学3年生から取り扱いがありますので、参考にしてみてください。
標準新演習算数の購入方法
標準新演習算数はAmazonで購入できますが、商品の品切れや金額が高い商品しか掲示されないケースがあるため、当ブログからも購入できるようしたいと考えました。
取扱商品と販売価格・送料をまとめましたので、塾用教材を注文したいという方・ご質問がある方は「お問合せ」をクリックして、どの商品がほしいか記載の上、お名前、ご住所、お電話番号をお知らせください。
*お問合せメールが迷惑フォルダーに振り分けされている場合もありますので、問い合わせ後、数日経過しても返信が無い場合は迷惑フォルダーをご確認ください。
その後の返信で、商品発送の流れと振込先をご案内します。
料金・送料・その他の商品を確認したい方は「料金一覧」をクリックしてください。複数商品購入をご希望の方には割引もあります。
Amazonからの購入は下記から可能です。