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3で学習するあまりのある割り算の文章題が、ちょっと苦戦する子供もいます。

 

わり算の計算は、かけ算(九九)がしっかりできていれば、ほとんどの子供がクリアできます。

 

あまりのない文章題もそれほど難しくありません。

 

しかし、あまりのある割り算文章題は、しっかり文章を読み取ったりイメージができなければ間違ってしまいます。

 

例題を見ながら間違いポイントをチェックしていきます。

 

例題1

46このボールを1つのかごに6こずつ入れます。 全部のボールを入れるには、かごはいくついりますか?

 

間違いポイント

式にすると46÷6=7あまり4となります。

 

ここで答えを7このかごが必要と答えてしまいやすいです。

 

この問題は「全部のボールを入れるには」という部分を読み取らなくてはいけませんが、ただ立式して答えを導くやり方でパターン化している子供は「全部のボール」を見落としてしまいます。

 

「あまったボール4こはどうなるのか?」気づかなければなりません。

 

ボール6こが入ったかごが7ことあまったボール4こが入ったかごが1こ必要。だから答えは8このかごが必要という解答になります。

対策

●あたりまえだけど、しっかり問題文を読み取る。

慣れるまでは問題文を音読し、助詞の読み間違いなどや飛ばし読みしていないかチェックしていきます。

 

丁寧に読み取るクセをつけることが大切です。

 

●理解できているか考え方を口頭で言わせてみる

上記の例題ですと「ボール6こが入ったかごが7ことあまったボール4こが入ったかごが1こ必要」と言えればOKです。

 

ただ「8個必要」という答えでは、もしかすると完全に理解していない可能性もあるのでチェックしてみてください。

 

 

 

文章題は図を描いて実数をイメージできるかが鍵

 すべての文章問題で共通ですが、簡単な図を描けるか描けないかでその子供が本当に文章題を理解して解いているかわかります。

 

図が描けないようであればパターンで文章題を解いている可能性があるので、今後、難しい文章題や見たことがないパターンの文章題が出てきた時につまづきます。

 

今のうちから図を描くクセをつけていくことが重要です。

 

図を描くクセはすべての文章題で習慣化できるといいと思います。慣れてくると直接紙に描かなくても頭で図が描けるようになっています(高学年~中学生)。

 

単純な問題ほど図を描く訓練をしやすいので是非、実践してみてください。

 

息子も面倒くさがって図を描かずに立式したがります。

 

そこで我が家ではすべての問題でなく、数問でよいので毎日どれかは図を描いて解答するようにしています。

 

図を描くとやや難しい問題でも正解に導けることができるようになりますが、息子の場合、管理人に言われて図を描いているので、学校のテストなどでは一切図は描いていません。

 

理想としては難しい問題に出会ったら図を描くというのがクセになってくるれたらなーと思いますが、そうなるのはまだまだ先の話となりそうです。

 

わり算文章題おすすめ問題集

今回のあまりのあるわり算文章題のように、ちょっとだけ考える問題は、基本問題集やドリルだけでは扱いが少ないです。

 

つまり絶対的な演習量が少ない為、問題や解答の導き方が慣れる前に次の単元に進んでしまい。何となく理解したかなーという感じで終了します。

 

この何となく理解した感じの積み重ねが学年が進むにつれ「算数は苦手だ」・「どこがわらないかわからない」になってしまいます。

 

学習した単元は自信をもって理解したというところまで演習を重ねましょう。

 

演習量を重ねるには1つの問題集を何度も取り組むか複数の問題集の取り組むかです。

 

管理人はケースにもよりますが基本レベルや標準レベルの問題集ではあれば複数活用するのがベストだと思っています。

 

同じ問題集を何度も取り組む場合は、ある程度難しい問題集の場合に効果があると思います。

 

基本問題や標準レベルだと文章内容から解答まですぐに覚えてしますので、繰り返してもそれほど意味がないと思っています。

 

標準レベルの問題を色々取り組んだ方が穴が無くなり深くまで学習できると思っています。

 

管理人は基本問題は「ポピー」・「教科書ワーク」・「毎日のドリル文章題」・「基本トレーニング文章題図形10級」・「トコトン算数小学3年の文章題ドリル」を活用し、標準問題は塾用問題集の「ウインパス算数小3」・「標準新演習算数小3」をメインで活用しています。

 

塾用教材もネットで購入できます。

 

なお、現在は教科書+αレベルの問題集は息子のキャパを越えているので活用していません。

 

基本問題集が多いように思いますが、すべての問題集を1冊丸々取り組んでいる訳ではありません。

 

「じっくり学習する必要がある単元」や「理解度が悪い単元」に補強として使うので、単元によっては全く手をつけないドリルもあります。

 

●標準レベルの問題集(問題数が多い)

やはり塾用教材は市販教材に比べ質がかなり高いです。

 

理由の一つに教えるのがプロである塾講師が販売ターゲットなので質重視になります。

 

一方、市販教材は私達素人がターゲットなので目を引くような文言や表紙・見やすい中身などに重点をおきます。

 

販売ターゲットが違うので必然的に塾用教材の方が内容・質が高くなるのは当たり前なのかもしれません。

 

 


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●基本レベルの問題集

勉強が苦手な子供ほど基礎問題での学習は重要です。

 

ただ、基礎問題ばかり取り組んでも飽きてしまいますので理解力に合わせ少しずレベルアップした問題集に取り組むのがよいと思います。

 

基礎レベルは十分理解しているようであれば補習したい項目があったり問題数をこなしたい時などのみ活用していもいいです。必ずしもすべての問題に取りくむ必要はありません。

 

 

 

 

 

 

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