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3国語の2学期を振り返ります。

 

この記事でわかること

●国語学習の進め方

●国語のつまづきポイントと対策

●2学期に使った問題集

 

国語は算数に比べ目に見えた学習結果がわかりずらいので、つい後回しになってしまう傾向があります。

 

しかし、すべての学習は国語力による影響が大きいです。つまり、国語力がしっかり身につくと算数や理科・社会の成績も伸びてきます。

 

国語力の重要性については「小学生国語 勉強法について考える」の記事でふれていますので読んでみてください。

 

国語学習はすぐに成果に結びつきませんが、じっくり長期目線で学習していく必要があります。

 

息子の国語学習は「音読」・「漢字」・「読解問題集の取り組み」・「語彙・文法」の4本柱です。中でも3年生から重視しだしたのが音読です。

 

音読学習

教科書・問題集でも読み物すべて音読させると、その読み物の理解度がはっきりわかるのが音読です。

 

スラスラ読め、文の区切や句読点もスムーズに音読できている場合は、読み物の内容を十分理解しながら読めています。

 

理解しながら読めているということは、問題集の設問にも的確に答えることができます。

 

逆に音読がスラスラできない場合は、読み物の内容をしっかり捉えることができていません。その場合、設問にも的確に答えることができません。

 

国語力がついてきているか確認するには音読させたら一発でわかります。

 

また、音読は現在の国語力を知る材料になるだけでなく、国語力の総合的な力を養います。

 

例えば、語彙力がなければ文の区切りが変ですし、漢字が読めなければ音読につっかえます。

 

音読は様々な国語力があってスムーズに読むことができます。音読がスムーズにできるようになれば総合的な国語力がつちかわれていることになります。

 

音読の重要性や具体的な学習方法について「小学生の音読は国語力につながる重要学習」という記事でも書いていますのでよければ見てください。

 

漢字学習

「漢字はとにかく手を動かしてたくさん字を書いて覚えるしかない」は、だいぶ昔の学習法です。

 

管理人の子供の頃は、同じ文字をノートにびっしり書くという宿題が出ていました。

 

しかし、この学習法で本当に漢字を覚えることができるのでしょうか?

 

同じ文字をノートに何個も書くという学習は、ほとんどの子供にとって苦行でしかなく、苦労した割に定着率も悪いです。

 

そこで勉強が苦手な息子が取り組み始めたのが「ミチムラ式の唱えて覚える漢字」です。

 

息子は今までも「下村式の唱えて覚える漢字」で学習法をしていましたが、覚えが爆発的によくなることはありませんでした。

 

しかし、「ミチムラ式の唱えて覚える漢字指導法」の書籍をしっかり読んだ後にミチムラ式漢字カードで学習すると、息子の漢字の覚える速さが格段に早くなり、記憶の定着率も上がりました。

 

道村式の漢字の覚え方は、パーツとパーツを組み合わせて覚えるのが真骨頂です。

 

また、パーツの組み合わせで覚える方法には、もう一つの利点があります。

 

それは覚えた漢字を忘れた時です。

 

漢字を忘れてもパーツさえ思い出すことができれば、漢字の全体記憶をすぐに呼び起こすことができます。

 

詳しくは「漢字が苦手な小学生は道村式漢字学習で克服できる」の記事で書いていますので是非、参考にしてみてください。漢字学習がかなりスムーズになりますよ。

 

 

読解問題集の取り組み

読解問題集は1年生の頃から取り組んでいます。

 

よく低学年のうちは、読解問題集に取り組むより読書をたくさんした方がよいと提唱されている方もいます。

 

もちろん読書をたくさんすることは大賛成ですし望ましいと思います。

 

しかし、息子のように読書は自分の好きな雑誌や図鑑程度しかしない場合は、文字に触れる機会が少なくなります。

 

それはマズいので、読解問題集に取り組むことで活字にふれています。

 

読解問題集に取り組んでマイナスになることは一切ないので否定する必要もないと思います。

 

できるお子さんは、読書も読解問題集も両方取り組めばよいと思います。

 

読解問題集に取り組む場合に注意しなければいけないのがレベルの選定です。

 

文章内容のレベルが子供に合っているか確認する必要があります。

 

確認方法は音読させるとわかります。

 

1度の音読がでつまづきが多くても2度目の音読でスムーズに読めているようであればその子供にとっては標準レベルです。

 

1度目の音読からスムーズに読めている場合は、その子供にとって簡易レベルです。

 

2度音読してもかなりづまづく(文の区切りや読めない語彙が多い、理解できない語彙が多い)箇所が多い場合は、レベルが合っていないのでその読解問題集の取り組みは中止すべきです。

 

また、文章内容自体は標準レベルでも、言い回しが難しい設問が多い問題集もあまりお勧めできません。

 

読み取りづらい設問にして難易度を上げているだけなのであまり良質な問題集とは言えません。

 

適切なレベルの問題集を見極めるには親も問題集にしっかり目を通す必要があります。

 

問題集をたくさん見ているうちに目が肥えてきます。

 

問題集に目を通して子供に合っていないと判断した場合は、たとえ途中でも使用はやめましょう。

 

 

語彙・文法の学習

語彙は、とにかく親子での会話です。

 

学校での出来事などの日常会話、TVのニュースをみての会話をたくさんすることで語彙力はどんどん付きます。

 

息子は勉強は苦手ですが、語彙力は学校の先生も含めよく褒められます。

 

息子の場合、覚えた語彙をすぐに活用し定着しているように思います。

 

紙面で覚えたり書いたりするより、会話で覚え会話で使う方が一気に語彙力は養われると思います。

 

もちろん、小学生で覚えなければいけない語彙は問題集などで確認する必要はあります。

 

文法はある程度、紙面での学習も必要となります。

 

息子が使用した問題集・ドリルは辞書制作で有名な深谷先生の「ことばプリント34年生用」を活用しました。

 

見開き5分程度で終了するドリルなので気楽に取り組めると思います。中身は中学年でおさえるべき語彙がしっかり掲載されています。

 

もう一つお勧めは「読解習熟プリント小3」です。基本的な文法をわかりやすく学習できます。

 

国語2学期振り返り(小3)のまとめ

息子は国語時間を算数と同等の学習時間を確保しています。

 

学習の取り組みとしてはどうしても結果がでやすい算数に力を入れがちになりやすいですが、すべての科目の学習の基礎は国語力にあります。

 

是非、国語の学習時間も十分確保してください。

 

国語はすぐに結果がでないので長い目で、コツコツと取り組んでいきましょう。

 

 

 

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