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突然ですが中学受験組も非中学受験組も作文学習ってしていますか?

 

今回は作文学習についての内容になります。

 

なぜ作文をテーマにしたかというと国語力のアップには作文学習が最適であると考えるからです。

 

そもそも国語力はすべての学習の底上げにつながる重要な学習項目だと思っています。

 

例えば、算数の文章問題でも何を聞かれているのかわからなければ何の計算をしてよいかわかりません。

 

計算力の前に文章の理解力が問われています。

 

実際、小学生の算数文章問題で難しい問題だなーと思うのは、文章を理解し何を聞かれているのか把握するのが難しいように思います。

 

「これって本当に算数力を試す問題なの?」と思うこともあります。

 

それくらい文章を理解する力、つまり「国語力」が国語学習以外でも重要だということがわかります。

 

話はそれましたが、「すべての学習で最重要な国語力をつけるにはどうしたらよいか?」と考えた時、管理人は「音読」と「作文」の学習が最も適した学習ではないかと考え、息子にも実践しています。

 

ただし、「音読」も「作文」も短期的に結果がでる科目ではない上に、息子は勉強が苦手なので高学年になる現在もまだ学習効果は感じられないのが事実です。

 

しかし、長期的に「音読」と「作文」は学習してよかったと思える時がくると信じて取り組んでいます。

 

少しでも興味がある方は、この後も読んでみてください。

 

今回は作文についての考察になるので音読については「小学生の音読は国語力につながる重要学習」をお読みください。

 

なぜ、作文学習は重要なのか?

作文にはすべての要素が含まれているかです。

 

漢字を書く力、文章を読み取る力、自分の考えを表現する力など国語学習の重要な要素が作文には含まれています。

 

また、大学入試では小論文試験を課す大学・学部も増えてきています。さらには就職試験でも作文・小論文の課題が出されるようになってきました。

 

作文の学習を進めていくと、初めは身近な生活文から始まった日記が、やがて感想文・説明文・意見文へと進歩し、大学入試の小論文へと発展していきます。

 

その進歩に応じて、書く力だけなく、読む力や考える力も成長していきます。

 

学年別の取り組み方

メソッドがわるわけではありませんが、どんな学習でも繰り返し学習し身に付きます。

 

例えば九九です。

 

九九を1日学習してスラスラ言えるようになるでしょうか?

 

毎日、計算カードを使って学習し小学校によっては段ごとに小テストなどを実施し、九九が完璧に言えるようにしていきます。

 

このように1日数分でも毎日九九を唱えることでどんなお子さんでも九九が言えるようになっていきます。

 

漢字でも同じですよね。学習だけではなく水泳やピアノなどの習い事でも毎日、少しずつ練習することでできるようになってきます。

 

では作文はどうでしょうか?

 

多くのお子さんは文章を考えて書くことに慣れていません。

 

授業でやる作文はポスターを作ったり新聞を作ったりする単元が作文のような単元になっていますが1年の内、数時間で終了します。

 

九九の扱いとは全く違いますよね。その数時間で作文が書けるようになるでしょうか?管理人はほぼ不可能だと思います。

 

趣のある名作文を書くには才能も必要でしょうが、わかりやすい文章を書けるようになるには才能は必要ありません。

 

必要なことは文章を書く訓練時間です。

 

今の小学生は圧倒的に文章を書く時間が少ないです。練習をしていないので当然、わかりやすい文章を書くことはできません。

 

そこで息子が実践した作文学習について書いていきます。

 

息子は勉強が苦手ですが作文はスムーズに書けます。文章を書くということを低学年から取り組んできたからだと思っています。

 

低・中学年の作文学習

作文学習の取り組みはできるだけ早い方がいいです。

 

作文学習をしていない子供と比較すると圧倒的に語彙力が異なってきます。

 

低学年の作文学習法は好きなことを書かせるとよいと思います。日記でもよいです。

 

重要なことは書くという作業です。

 

書くのが慣れてきたら絵カードなどを使って絵から文章を作ってみるなど挑戦してみるとおもしろいです。

 

絵カードを複数使って長い文章を作ってみるのも楽しいですよ。

 

低学年の時に息子が取り組んだ絵カードを使った作文学習について書いた「作文の練習はこどものにんほんご絵カードを使った取り組み」という記事があるので、よければお読みください。

 

この時期は添削の必要は全くありません。書くことに苦手意識や抵抗感を持たせないように導いて下さい。

 

高学年の作文学習

高学年は物事を大きくとらえて感想を書くことができるので、読書感想文などに挑戦してみるとよいと思います。

 

低学年から作文学習に取り組んでいるお子さんは書くことにはだいぶ慣れているので次のステップである読書感想文にチャレンジしてみましょう。

 

ただし、読書感想文はプロでなければ添削できないので、作文専門の通信学習などがお勧めです。

 

高学年から作文を始める場合は、絵カードで自由に書かせることから始め、文章を書くことに慣れていくように導きます。

 

文章を書く習慣がなければいきなり読書感想文というのは少しハードルが高いです。

 

文章が書くことが慣れてきたら、1週間に1度でもいいので読書感想文を書くようにしていきます。

 

ただし、高学年の作文や読書感想文は素人が添削するのは難しいです。ポイントを押さえた指導が必要となるので、作文通信やオンライン作文教室などがお勧めです。

 

作文通信の一覧」を作りましたので興味がある方は見てください。

 

作文学習は非中学受験組こそ取り組むべきのまとめ

国語力を高めるには作文学習が最適です。

 

できるだけ早い時期から取り組むのが理想です。

 

低学年・中学年は好きなように文章を書かせてください。

 

色々なことを想像しながら書く作文はすべての学習の基本となります。

 

低学年・中学年の作文のポイントは大人が添削しないことが重要です。

 

大人から見たら変な文章かもしれませんが、ここで重要なことは書くことの抵抗感をなくし、作文学習を習慣化させることです。

 

指導することで書くことが嫌いになっては意味がありません。

 

高学年になったら作文通信などでプロの指導を受けながらステップアップできるようにサポートしていきます。

 

非中学受験組は時間的な余裕があります。今しかできないことを学習するチャンスです。

 

算数・社会・理科はこれからもずっと学習が続き、また、学習する機会も多いです。しかし、作文学習は小学生の今しか時間がありません。

 

特に中学・高校と学習や部活で忙しくなってくると作文の学習時間を確保するのは難しいです。また、直接テストの点に結びつかないので、どうしても避けてしまう学習項目です。

 

しかし、国語力を高めるには最も需要な学習の一つが作文です。

 

時間的余裕がある小学生の内に作文学習に取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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