中学受験をしない場合の理社の学習は学校の授業で学んだこと、実験・観察・社会科見学など実際に触れてみたことを復習中心に学習できれば十分だと思います。
小5理科振り返り
小学5年理科は動植物の単元があり、より具体的な詳しい内容を学習していきます。
メダカを実際に飼育し産卵の様子を観察したり、植物の観察では胚や種子など見えずらい部分の観察学習をしていきます。
4年生までは目に見える部分の観察だったのが、5年生からは少し深い観察になります。
実験も結果だけを学ぶのではなく、仮説や考察までもとめられるようになります。
植物の成長にについて条件を比較したりする問題がでてきます。水を有無・温度・日光の有無など、比べたい条件とそれ以外の条件はどうしたらよいか?など仮説を立て実験するようになります。
できるだけ具体的に理科用語を使いながら説明できるようにしていきます。
その他、台風・天気の変化、電流・電磁石の仕組み、ものの溶け方・振り子など中学につながる内容の基礎学習も小5では出てきます。
ものの溶け方では簡単な計算問題もあるので苦手意識をつくらないようにしなければなりません。
家庭学習のポイントは観察や実験など学校で実施した内容についてできるだけ早く復習することで理解度を定着していきます。
息子の場合、学校で理科の授業があった日に教科書ワークで復習し、カラーテスト直前にポピー理科でまとめていきます。
この学習で学校の内容は十分理解でできています(カラーテストはほぼ90点以上取れます)
小5社会振り返り
小5の社会は地理がメインです。
自分の住んでいる地域・日本・世界の農業・工業について具体的な数字を見ながら学習していきます。
情報処理の分野も入っています。
4年生の社会では暗記が必要な項目は都道府県名ぐらいでしたが、5年生ではどうしても暗記しなければいけない項目が増えてきます。
1単元の学習量としてはかなり増えたのでお子さんが学習する際は嫌気がささないように小分けにして学習するとよいと思います。
すべての単元が終了してから復習するより、授業ごとに復習する方が効率的だと思います。
社会の学習日は授業のあった日とカラーテスト前の学習で十分対応できます。
活用する教材は、息子は授業の復習に教科書ワーク、カラーテスト前の対策に小学ポピーを使いました。
小5理科・社会のまとめ
小5理科・社会は4年生に比べ学習内容も増え、暗記しなければいけない用語も増えてきます。
ただ、中学受験をしないのであれば、毎日、理科と社会に学習時間を割かなくても十分対応できます。
理科・社会の授業があった日には必ず復習します。教科書ワークなど教科書準拠教材で十分です。
単元終わり(カラーテスト直前)にもう一度、まとめの教材で仕上げます。この学習法で十分対応できます。
時間的に余裕があれば予習するのもよいと思いますが、管理人は理社の予習時間があるならその他の教科に時間を使います。
また、夏休みと春休みにはもう一度、学習した範囲を総復習したらよいと思います。夏休み用・春休み用の学習教材を使うと便利だと思います。
小学生の間は理科・社会はおもしろい教科だという認識を植え付けることと、簡単に高成績(カラーテストで100点)が取れるという感覚になることが大事だと思っています。
おもしろくて高得点であれば、自分は理科・社会が得意だという自信につながり中学理科・社会の学習も好スタートを切れると考えています。
小5理社で活用した教材
教科書ワーク